9・3
夏が終わった。
あっという間。
ほんとうに。
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- 局アナ 安住紳一郎/安住 紳一郎
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そして、山崎豊子さんにはじまり
ちょっと安住君をつまんで
山崎豊子さんで終わる夏。
20代最後の夏は、10代のような読書量でした。
このタイミングで読めたことに感謝。
とくに大地の子は日本人は必読の本といえるでしょう。
忘れてはならない。
日本は被爆国である前に、戦争加害国である事実。
普通の人間が、あらゆるイデオロギーにどっぷりつかるとどうにでもなってしまう危険性。
日々真実を模索しないと、はりぼての平和にすがってしまうこと。
考えずに生きること
得てしてそれは生きているとは言えるのだろうか。
考える。
ならば、また明日が来る。
7・5
昨晩の出来事。
久しぶりに煙草を吸った。
何でたばこなんて吸っていたのだろうというくらい、うまくなかった。
口内にとどまるねっとりとした不快感。
またたばこを吸う日々が訪れる心配はなさそうだ。
とはいえ、この類の嗜好品は時として貴重品として裏社会で流通する。
ルーマニアの革命期、物資不足にあえぐ市民の間で高値で取引された「PEACE」。
さぞかしうまかったことだろう。
日常はと言えば、あいかわらずオフは通院。
一体この注射のやめ時はいつなのだろうか。
- ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)/パウロ コエーリョ
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自慰行為で自己解放!って、そりゃそうだけども。
なんだか、ラストに向かって加速気味につまらなくなる。
訳がいまいちなのか、主語が一体どれなのか右往左往してしまい苛立つ。
- おそれずにたちむかえ - テースト・オブ・苦虫5 (中公文庫)/町田 康
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うすうす感づいてはいたけれど、町田さんはタイプAの人間である。
まぎれもない事実。
そしてわたしもタイプAの人間。
行動に逡巡がつきまとうタイプA。
- 無趣味のすすめ 拡大決定版 (幻冬舎文庫)/村上 龍
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村上龍は、そろそろエッセイを書くのをやめたらいいと思う。
- RURIKO (角川文庫)/林 真理子
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林さんのお決まりのエセ恋愛エッセイには辟易するが、
本作と「アッコちゃんの時代」について言えば、秀逸だと思う。
ただ、「浅岡ルリ子の恋愛観」という着ぐるみをきた「林真理子の恋愛観」だろうなと思い始めるや否や、
猛烈に胸やけがしてくる。
あんまり考え込みたくなくて、書店の一番目立つ新刊コーナーにある本ばかり読んでしまった。
どれもつまらん。
6・17
手詰まり。
八方ふさがり。
たとえば、朝目覚めて最初に思い浮かんだ言葉が孤独だったとしたら、
それは何にも勝る絶望のはじまり。
朝日は希望か
会話は慰めか
灯りはぬくもりか
今まで信じて疑うことのなかったものたちが
あるひとときにマントをひるがえして去っていく
これは夢か?マボロシか?
- 世界ぐるっと朝食紀行 (新潮文庫)/西川 治
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ソフィア・ローレンの見事なバスト
そして一面のひまわり畑の
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つまりは、所詮映画だ
つくりものだ