いつもありがとう
母が亡くなったのは2001年で今年で、もう23年が経ちました。
私が結婚して数年が経った頃です。
その年、普段は余り神仏に関心がないように見えた元旦那(以後元ダ)さんと元お姑さんですが、伊勢神宮に行きたいという話になり3人でバスツアーで行きました。
ほとんどの方は、伊勢神宮に行くなら必ずと言っていいほどおかげ横丁にも行きます。
参拝後おかげ横丁をフラフラしてた際元ダが「神棚が欲しい」と言い始めたんですが、普段の言動を見て神棚を大切に扱う事はムリだと思い「よく考えてからね」と返事。
日頃神社へ行く事もない人が急に何を言い出すんだろうと不思議に思っていました。
伊勢神宮へ行ったのがお正月が明けて7日くらいした頃。
母が亡くなるお知らせ①
2月(多分上旬)になった時夢を見ました。
丸いお風呂…五右衛門風呂のような、木製の樽のような(味噌樽のような)お風呂に膝を抱えた母が入っていました。
そして、膝の上、胸辺りにナイフが置いてあったんです。
当時は夢日記をつけていたので、探せばどこかに書いてあります。
よくわからない夢を見たなぁと思ってた。
母が亡くなるお知らせ②
2月上旬に夢を見て、少し忘れかけていた下旬にもう一度夢を見ました。
今度は母は布団の上に寝てました。
そして、母の胸元の上にまたナイフが。
2回目の夢を見て、さすがの私も母はもうすぐ亡くなるのかもしれないと悟りました。
ただ、なぜナイフが出てくるのかはわからなかったんです。
脳梗塞で倒れ、幸いにも身体的に変わりはなかったものの認知が出ていまして、父が介護をしていました。
父が月一通院に付き添っていましたが、有給も使い果たしたので私に助けを求めてきました。
毎月の通院をバトンタッチして、きっかり1年後亡くなりました。
二つの夢を見た翌月の2001年3月。
亡くなった後葬儀会社の方が色々してくださった時ナイフがありました。
守り刀として亡くなった方の胸元に置くという風習だと聞きました。
夢で母が見えない存在達が私に心の準備をさせてくれたのだと思ってます。
と同時に、夢はただの夢でないと気づかせてくれたのでしょう。
それでもわたしは自分の夢に自身がない日々を過ごしてきました。
この守り刀は一番最初に飼った猫が亡くなる時も、少し前に同じように夢で見ています。
猫の体の上に守り刀が置いてありました。
その猫が以前ブログに書いたみかんです。
Arthur