いつもありがとう
辛さや悲しみ、思いもよらぬ出来事が起きた時、その時は目の前にあることをこなすのに必死だと思う。
色々なことが起こっているとどんな気づきがあるのだろうかと考えてしまうが、そこだけにフォーカスしすぎると大切なことを見逃してしまうから気をつけたいところ。
そしてもう一つ忘れてはいけないことが、気づきと学びは自分だけのことではないということ。
転んで泣いてる人
それを見て笑う人
手をさし伸べて起してあげる人
大丈夫？と声をかける人
心配そうに見守る人
転んで泣いてる人は、痛みを味わい、転んだ人の気持ちがわかる。
今度転んだ人がいたらきっと手を差し伸べるだろう。
それを見て笑ってる人は、今度自分が転んだ時どう感じるか。
誰かが起こしてくれた時に人の優しさに触れ、笑ったことを後悔するだろう。
誰も起こしてくれなかった時に寂しさを感じ、今度同じ場面に出会った時にきっと手を差し伸べるだろう。
手を差し伸べて起こしてあげた人は、あなたが困っている時きっと誰かが手を差し伸べてくれるだろう。
大丈夫？と声をかけた人は、今度目の前を転んだ人がいたらきっと起こしてあげるだろう。
心配そうに見守る人は、今度は勇気を出して声を出してみようと思うだろう。
一つの出来事には
沢山の気づきと学びがある
何かが起こった時自分の立場だけ考え常に自分優先の物事の見方をする
人のことまで考えられない。
そこまで考えていたら何もできない。
うん、そうかもしれないね。
気持ちにゆとりがないなら仕方ない。
でもね、自分優先の考え方をしていると周りから人がいなくなるよ。
うまく誤魔化しているかもしれないけど、
気づいていないかもしれないけど、
人の優しさに乗っかっているだけだよ。
あなたが我を捨てたなら、物事は動き出し、自分と周りに気づきと学びがやってくる。
それは、いつの日か命尽きるその瞬間に「幸せな人生だった」という想いに繋がる大きな大きな気づきだ。
Arthur