毎月毎年メニューが変わるお菓子教室 中野・紅葉山 “8Presents cake circle” 便り -5563ページ目

世界の“そぼろ”!

今日もなんだか不思議なお天気でしたね。
猛暑でないのは助かりますが・・・。

さて、本日はレギュラークラスのレッスンでした。
今回皆さんが興味をもたれたのは、“そぼろ”、シュトロイゼル生地です。

8Presents通信

その表現どおり、そぼろのように仕込むクッキー生地で、カリカリとした食感が特徴のドイツ菓子には欠かせない生地。

タルトの生地(パートシュクレ)を仕込む時に似た製法ですが、まとめすぎてしまうと、そぼろの感じがいい具合にならないので要注意です。

特にこの時期は気温が高いので、うっかりするとすぐ団子状に。

ですので、あとちょっと混ぜたいなぁと言うところで潔くあきらめて冷やしてしまうのがポイント。

今日もそのタイミングが皆さん微妙に異なっていたので、そぼろの粒の感じやサイズが色々。

どれがあっているとか間違っているというよりか、好みの問題でもあるので、仕上げたい状態によって、仕込み方を変えていくのがよいかもしれません。

私は比較的細かく、粒を丸めに仕上げた食感が好きなので、早めにまとめを切り上げ、しっかり冷えてからカードで刻みます。

8Presents通信

ちなみにこのシュトロイゼル、綴りはStreusel ドイツ語です。

実は、英語でも同じ綴りの生地があります。

手元にあった洋菓子用語辞典によると、

ドイツ語のシュトロイゼルは、“クッキーなどの焼き菓子の上に振りかけるために小麦粉とバターを混ぜ合わせて作ったそぼろ状のもの”とあり、
英語のシュトロイゼルは“バター、砂糖、小麦粉、シナモンなどを混ぜ合わせ粗い漉し器にかけたもの”

と、意外なことに、ドイツ語と英語では生地の定義が微妙に異なっています

イギリス菓子でも使われていることは知っていたものの、定義が違っていたとは正直初耳・・・。

似たような生地で思い出すのが、英語のcrumble(クランブル)。

ついでにこれはどういう定義か調べてみると、
“パイ、ディッシュに果物の薄切りを敷き、バターと小麦粉を細かく混ぜて一面にふりかけ焼いたお菓子”。

ってこれはまさにシュトロイゼルクーヘン!?

そして、クランブル・ケーキとなると、米語で、これはまた別のケーキの意味になります。

なお、ドイツ語のシュトロイゼルに近い英語は、crumb(クラム)で、“砂糖、小麦粉、バターを練り合わせそぼろ状にしたもの”。

なんとなくわかっていたものの、意外と正確に理解していないことって多いものです。

結局、日本語は全部“そぼろ”ってことでいいのかなぁ。

さらにそぼろも気になって調べてみたら、そぼろのさらに細かいものは“朧(おぼろ)”と言うそうで。

ヒャ~これも知っていたようで知らなかったかも!



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