PITEについて
先日ちょっとしたハプニングがあったことに触れましたが、
今回はそちらについて書こうと思います。
ピテの生地は粉、砂糖、塩を混ぜた中に、
溶かしバターと少しのオリーブオイルを加えて混ぜます。
ところが、デモンストレーションでお作りした際、
自分で起こしたレシピ通りの油分を加えたとたん、
ありえない位のべたべた具合になってしまいました。
これは違うと気づき、
皆様の実習時には、訂正したもので対応させていただき、
事なきを得たのですが、
せっかくなので、その“なんだか違う”生地も、
焼いてみようということに。
粉を少量追加し、何とか平らにし同じようにオーブンへ。
それがこちら。

試食時、ピテと一緒にお出しし、
皆様にも召し上がっていただきました。
「おいしい
」
「ほろっとしていて、スーッと溶けて、
もはや本家を食っていますね
」
私も味見をしましたが、
確かにこれまで作ってきたものとは異なる食感のクッキー?でした。
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「是非この生地を使ったメニューを作ってください
」
と大好評。
失敗が思わぬ産物を生んでくれました。
そもそも、通常パイやタルトは冷たいバターまたは、
室温に戻したバターに粉を合わせるパターンが一般的で、
溶かした油分を加えるというピテの製法はレア。
色々な意味で、新たな発見のあるメニューでした![]()
そして、ピテというネーミングも気になるところですが、
これも実は聞きなれない言葉で、
しっかりと説明ができなかったところ、
先日レッスンにご参加くださった別のケーキサークルメンバーの方
が、
色々と調べてくださり、情報を送ってくださいました。
イタリア・フリウリの伝統菓子で、
正式にはPITE di MELEの名で知られているのだそう。
PITEは“PITA”が語源で、意味としてはPIE、
MELEはAPPLEなので、
PITE di MELE=APPLE PIE
のようです。
聞きなれないと思っていたPITEは
なんとおなじみのPIEだったのですね。
本来はこちらからご説明するべく事柄を、
逆に情報提供いただき、誠に恐縮です。
私自身、大変勉強になりました。
持つべきものは生徒様!?ですね![]()
本当にありがとうございました![]()
またお忙しい中調べてくださり、感謝いたします![]()
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ピテのレッスンも明日がラストとなります。
11月のレッスン開催日→*