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【6月】知っていますか?~JBFA(日本ブラインドサッカー協会)~

おはようございます!たいよう。
久々に登場(?)の8MUGEN編集員のもっちゃんですお餅

梅雨入り...カエルってほんまかいな?!ツッコミ
ってくらい雨無しDayが多いですが、今日は各地でちゃんと雨。かさ
よしよし、6月はそうでなきゃ!!うぉーっ!

ちゃんもつが大学生だった時、アメリカ人の先生に
「日本の季節はいくつあるか知ってるかい?マイク
と聞かれたことがあります。

「いやいや、“四季”で4つでしょ。何言うてんの先生。目
と思ったら。

梅雨、で5つだぁー!!!どやどやって言われたことあります。
おっしゃっていた理由は忘れてしまいました。

懐かしい思い出が、梅雨とともにめぐってきたということです。


++++++++


思い出話はさておき、
ちゃんもつ、今月インタビューに行ってまいりました!敬礼

気になるインタビュイーは. . .ドキドキどきどきっ
ブラインドサッカーサッカー日本代表の落合啓士(おちあい ひろし)さんです!!

そう、∞ブログ読者で知らない人はいないと思いますが、
ちゃんもつにとってサッカーはこよなく愛してやまないスポーツ。サッカーハート7

とりあえず、“サッカー”と名のつくものなら無条件に飛びついてしまうのです。ジャンプ
“ブラインドサッカー”との出会いも、偶然かつ運命的、いやいや必然的でありました。

“ブラインドサッカー”、略して「ブラサカ」との馴れ初めをここで皆さんにお話ししたい気持ちも山々ですが、
それは今日はぐっとこらえ。ぐっぐっ
“ブラインドサッカーってどんなサッカーなの?(σ・∀・)σ ”と疑問を持ってくださった方への疑問に答えるのも、
ここではぐっとこらえ。ぐっぐっ
(ブラサカのルールはこちら→ ブラインドサッカー協会HP「ブラインドサッカーってどんなスポーツ?」 に飛びます)
(今回はブラインドサッカー協会の力をすごい借りてしまいます!!!見ざる



今日私は、「JBFA(ブラインドサッカー協会)」についてお伝えしたいと思います!敬礼


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 (画像提供 JBFA日本ブラインドサッカー協会)


apan lind ootball ssociation
略してJBFAことブラインドサッカー協会は、


ブラインドサッカーを通じて、
視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会を実現すること


 
をビジョンに掲げ、主に

◇ブラインドサッカーの普及

◇ブラインドサッカー選手の育成


◇ブラインドサッカーを通じた教育・研修


を事業として展開し、年間を通じた国内・国際大会の開催を行っています。



【JBFA の 活 動 ・ 具 体 的 に は?】


人々とブラインドサッカーをつなぐ窓口として、
古本寄付(ブックレイジング)によるブラインドサッカーチームの支援を行っています。


 (画像提供 JBFA日本ブラインドサッカー協会)

 『古本パワープロジェクト』と題されるこの取り組みは、不要になった古本を協会に送ると、その本の買い取り金額が協会に寄付される仕組み。
協会はさらにその寄付金を使って、全国各地のブラサカチームの活動支援やブラサカ普及活動を行っています。


また、ブラインドサッカーの体験を行う出張授業や研修を学校や企業で行っています。
 
(画像提供 JBFA日本ブラインドサッカー協会)
 
ブラサカの体験授業を行うプロジェクト、『スポ育キッズ』
視覚以外の感覚を研ぎ澄ませることにより得られる『気づき』
また、サッカーというチームスポーツを共にすることで『チームワーク』を築く、
といった効果が期待できるプロジェクトです。
年間180校もの学校がブラサカを体験しているそうです!



また、常に開かれた運営体制であるJBFA。
大会やイベント開催時には沢山のボランティアスタッフが集まります。
そこには、「はじめまして」も「ひさしぶり」も沢山。
ブラサカと人々を出会わせ、人と人とをつないでいます。



現在、パラリンピック競技としても採用されているブラインドサッカー。
ブラサカに熱いのは、日本だけではありません。
3年後の2016年リオデジャネイロで行われるパラリンピック出場に向け、
日本含むアジア、ヨーロッパ、そして北米・南米のチームが燃えているのです!!


そんな日本のブラサカに火をつけるように、
直近で行われる大会があります。それが、、、


『AXABRAVE CUP~アクサブレイブカップ~
ブラインドサッカー日本選手権 B1大会』


 (画像提供 JBFA日本ブラインドサッカー協会)
日時は来週末の6月15・16日
場所は@味の素スタジアム


なんと入場無料・観戦自由のこの大会!!ヽ(*'0'*)ツ
詳しくはJBFAのホームページをチェック☆→http://www.b-soccer.jp/

ブラサカを知るには、実際に見たほうが早いのです!!( ̄∇ ̄+)

お友達と、ご家族と、ぜひ一緒に観戦に足を運んでみてはいかがでしょうか?ヽ(゚◇゚ )ノ

++++++++


今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!!m(_ _ )m

来週はインタビュー記事!!(σ・∀・)σ

ブラサカというスポーツの魅力を伝えるべく、
日本全国を奔走している落合さん。

私が「おっちーさん」と呼んで親しくさせていただいているその方は、
自らがブラサカの広告塔ともなりつつ、
ブラサカ日本代表キャプテンとして練習に励む日々。

おしゃべりなおっちーさんとのインタビューは長かった!(笑)

―おっちーさんとブラサカは意外な出会いだった??!
―おっちーさんにとってブラサカとは???

熱く燃えるおっちーさんの胸の内に迫ります!

来週のインタビュー、お楽しみに!ヽ(゚◇゚ )ノ


JBFAホームページ:http://www.b-soccer.jp/

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【5月】インタビュー:一般社団法人SoLaBo代表・鈴木高祥さん PART2!!

こんにちは、編集員のまりです!ペンギン
更新が遅くなってしまい、大変、大変申し訳ありません!ショック


さて、今回は前回
⇒ 【5月】インタビュー:一般社団法人SoLaBo代表・鈴木高祥さん Part1
に引き続き、SoLaBo代表鈴木高祥さんのインタビューです。

鈴木さんは、どうやってSoLaBoを立ち上げたのでしょうか?会社
そして、これからSoLaBoは一体どこに向かっていくのでしょうか?うるとらまん

インタビューをしていて、
何をしたら自分が、人が幸せか
自分(たち)にしかできないこととは何か」を突き詰める鈴木さんの熱い思いが、
その理路整然としたお話の中に込められているように感じました。


それでは、インタビュー後編をお楽しみください!



転職、そして・・・


名古屋での制作のお仕事から、現在のような活動にはどのように転換したんですか?ハテ


うん。ボランティアを1年間やりつつ、事業のコーディネーターもやりたいなと思って、
2008年、反対されつつも当時勤めていた会社を辞めました。


で、入ったのが「シブヤ大学」の授業を作っていたアソートっていう会社の姉妹会社
そこに修行しに行くみたいな形で町づくりとか、
地域活性の仕事をやり始めたっていうのが2008年の6月くらいかな。

そのときに「地域コーディネーターみたいなものっていいなあ」と思って、
仕事にしたいと思ったんです。


いつやるの?・・・今!


その時は地域に密着した活動に重点を置いていたんですね。都会


はい、でも震災が2011年に起きて
まあ単純に言って町づくりの仕事なんか全て吹っ飛んだんです。
そのときに自分の仕事がなくなって、どうしようかなあっていう岐路に立たされたときに、
改めて「シブヤ大学みたいなワークショップを自分で作りたいな」と思って。


しかしながら、シブヤ大学に長く関わっていたけど中にはなかなか入り込めないパンダ残念
入り込めていた企画もあるかもしれないんですけど、
それを職業とするためには、これから継続する仕組みを作って行かないと、
一緒にやる人があまり幸せにならないなあと思った。

「継続する仕組み」??おまめ

要は、ボランティアだけやっていても、
スキルは上がるかもしれないけれどノウハウまではたまらない
それでは社会的利益にはならないと思ったんです。


で、今一緒にSoLaBoで活動してる工藤っていう人が、
シブヤ大学の理事もやっていた人なんだけど、
彼と2012年に再会して、
もう「やるなら今じゃない?」みたいな話になって。なう


正直、震災以降先行きがわからなかったんですよ。
これから社会がどう動くかなんて全くわからなかったし。

でも、「とりあえず立ち上げよう」っていうことで
2011年の10月ぐらいからちょこちょこ話をし始めて、
去年の8月に立ち上げたので立ち上げにかかった期間は約10ヶ月ぐらいかな、
工藤が集めてきたいろんな社会人のメンバーと
月2回のミーティングを重ねながら、Solaboを立ち上げることができました前にならえ



【横浜で立ち上げたワケ】

—横浜を活動の拠点にしたのには何か理由があるんですか?ホッシー

横浜で立ち上げたのにはいくつか理由があるんですけど、
簡単に言うと、東京にはたくさんそういう団体があるし、シブヤ大学もあるので、
多分東京で立ち上げても、
またワークショップやる団体が立ち上がったねぼーぜん」ぐらいにしか思われないと思うんで、
あまり東京でやる価値はないなって判断したんです。


で、30分離れたところで考えたらすぐ横浜が思いついたんですよ。10000系
あるようでない」のがいいんじゃないかと思って。

―なるほど、そう考えると、横浜の方がいい気がしますね。きらきら

で、調べたら行政も開けた都市だし、助成金とか色々やってるんですよ横浜市って。
いろんな人を呼び込みたい」というのが横浜の町づくりの構想としてあるし。虹

だから、オープンマインドな土壌だからっていうのは2つめの要素。


「サロン」を作りたい

3つめなんですけど、団体を構えようとするときに、
シブヤ大学とかいろんな団体を見ると、基本NPOって事務所すら借りるのが大変じゃないですか

—そうらしいですね。懸念

結局、学びとかワークショップをした次に集まれる場所がないと、
結局なんか、「今日超おもしろかったっす!しゅん」って言った後何もしないで終わっちゃうでしょ。

私たちもプロジェクトやったことあるのでわかります。困

ここで繋がる力がある参加者なら僕は全然OKだと思うんだけど、そうじゃないケースが95%
僕らとしてはここで集まった人同士で、「次の形」を作らない限り、
コミュニティ形成とか次のおもしろい形は生まれないだろうなと。
だから「場所」っていうのは案外大事なんです。


なので、僕らの理想としては「サロン」を作りたくて。


「サロン」っていうと、人が集まるたまり場のような感じですか?


うん、「最悪僕らはいるし、Solaboに興味を持ってくれた人がそこにいる」っていう場所を作りたいよねって言うのが一番最初のコンセプトだったんですよ。

で、そんな場所あるはずないよなと思いながら事務所を探していたら、
偶然が重なって、工藤の知り合いの人が僕たちにここを貸してくれることになったんです。
まだ社団法人立ち上げていない段階でここが借りられる状態になったんです。(笑)
すごいミラクルでしたね。魔法
今はこの場所を有効活用させてもらっています。顔4

ただ僕としては
場所だけに特化するのはちょっと違うなと思っていて。
場作り場作りって言っているけど、どちらかというと僕が重要視するのは
時間作り」の方なんですよ。時計
「リアルタイム」を大事にしたいと思っていて。

「リアルタイム」ですか?

うん。例えばFacebookやTwitterみたいに、
ネット上でアイデアを共有している時間も「リアルタイム」だと僕は思っていてツイッターfacebook

生身で会っていないと「リアル」じゃないというのはもうおかしいと。
今は現実とウェブ上の世界が合わさって「リアル」を創り出している。

人に説明するために「場作り」という言葉は使うけれど、
意識の中では「良い時間を設計する」というのを念頭に置いています。ふふん


テーマは「世代間交流」

HPを見たときに「世代間交流」ってあって、おもしろいと思ったんですが、どういうきっかけでこのコンセプトが生まれたんですか?はて?


それね、それ。
僕自身もそうなんですけど、単純に親の仕事がわからなかったり、
おじいちゃんの仕事がわからなかったりするじゃないですか。お爺さん

それは自分の家庭だけじゃなくて他でも絶対起こっていることで、
単純に企業の中でも「部長の話よくわからんわ」とか
「名刺の肩書き」だけでコミュニティ形成がなされてしまうっていうのも、
僕には社会課題であるような気がしているんです。

でも、それって単純に「話してないだけ」だよなって思ったんです。

うんうん。その通りですよね。心当たりあります。


今一緒にSoLaBoやってる工藤が60過ぎなんですね、
彼が持っている人脈や、バブル期を過ごしてきた人間の視点とかって
僕らにはないじゃないですか。

彼らには、僕らから見えてる世界からは若干見えない部分があるんですよ。

お互いが世代を超えて「おもしろいなこの人顔17」とか
「そんなことあったんですか!ええ!!」とか思う、
そういう交流がこれからは必要なんじゃないかと思うんです。

それってやっぱり企業の中でも一緒で、
10代から60代まで、フラットに自分の意見を言えるような場が必要だと僕は思ったんです。
世代間の対話不足が閉塞感に繋がっているなら、
お互いが価値観を共有することからスタートさせようということで、
世代を混ぜよう」っていう発想になったんです。

それが、テーマを「世代間交流」にした理由。


なるほど。確かに他の世代の人と対等に話す場ってあまりないです。ワークショップで他の世代の人と話せたら、お互いに対する偏見も減っていく気がします。



「無関心層」が「関心」を持つには

SoLaBoの活動内容を見ていると「落語から学ぶ間の取り方訪問着」とか「ピエロから学ぶ笑顔思考ピエロ」とか、ワークショップが結構いろんな内容のワークショップがあるのが印象的だったんですが。

はい。「落語」とか「ピエロ」って他でやってるところが多分ないんですよ。
他の団体だと「デザインワークショップ」とか、ちょっと堅めのしかなくて。
けどそういうのって、「そういうのが好きな人」しか来ないんですよ。
けど僕らってコンセプトが「まぜると、うまれる」だから、
あまり興味がなかった人を呼び込まないといけないなあと思っていて。

こういった社会活動をするなかでみんな口を揃えていうのが
どう無関心層を取り入れるか」なんですよ。(笑)
その発想自体がナンセンスなんですけど、
だったら関心持つようなことをやれば良いじゃん`・ω・」と僕は思っていて。
違う角度から提案をしていきたいと思ったんですね。

「関心のない人」を「関心のある人」にさせちゃえばいいんだ、と!なるほど

そう。例えば「ピエロ」っていう世界から「紛争」のことを知ったり、
小児問題を知ったりとかいうこともあるんです。

日本だと全然いないけど、ヨーロッパとかだと病院にピエロがいるんですよ。

なんでかっていうと、子供たちが泣き喚いて治療が進まないから。
特に知的障害者の方が歯医者さんに行くと指をちぎれるくらい噛んでしまったりするので、
猿ぐつわをしたり、身体をガチガチに拘束して治療するんですね。
そうすると、「歯医者は怖い」みたいなイメージが絶対生まれてしまう。鬼髑髏

そういう医療現場で8年間大道芸やりながら関わっている人が、
子供たちとの距離を縮めるために何をするかみたいな話をしてくれるんです。
「子供は敏感だから、単純にモノをあげるだけじゃだめだ」とか。
あと、その方、ピエロの時は声は一切出さないんですって。
いろんな、面白い話が聞けますよ。

面白そう。社会活動に興味がない人でも、そのワークショップからなら楽しく参加できそうです。



SoLaBoの目指すところ


最後に、SoLaBoのこれからについてお話しいただきたいです。にこ


はい。本来は僕らは企業と恊働したいから、
今目指しているのは「企業の中に研修を作り上げること」なんです。男の子


ワークショップ1回じゃなくて、
研修という取り組みでその会社内のコミュニケーション能力とか、
マネジメントとか、足りないところの設計をして、
研修でもあり「地域に開く社会活動」っていう位置づけに持っていきたいと思っています。

CSRの解体」みたいなことを謳っているんですけど、
CSRをもっと社員さん全員でやりましょう」と働きかける活動をやりたいと思っているわけです。腕

今はまだお金になることはないんですが、
横浜のいろんな地域の企業さんにも提案をしていて、
ずつ興味をもって下さる方もいらっしゃいますね。ふふん

それと、SoLaBoとしては「横浜から」っていう表現もしているので、
まずは横浜で土壌を作って、
僕らのコンテンツをいろんな地域に持っていこうっていうのが今の構想です。


横浜から「地域に開く社会活動」を発信していきたいと。これからのSoLaBoに期待です。ありがとうございました!


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<<インタビュー後記>>

鈴木さんのお話の中には「継続する」という言葉が何度も出てきました。
いくら単発のイベントやワークショップをやって盛り上がっても、
帰ったらみんな忘れてそれまで通りの生活に戻ってしまう
それでは社会は変わっていかない。

単発の社会活動は簡単にできても、継続となると難しいですよね。
特に利益を追求する企業にとって、社会活動を定着させるのはとても難しいことなんだと思います。


それだけに、民間の企業に向けて社会活動を継続する「仕組み」を根付かせるというSoLaBoの活動は、すごく意義があると思いました!


鈴木さん、貴重なお話を聞かせていただいて、ありがとうございました。


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今日の記事はこれでおしまいです^^


最後まで呼んでくださった皆様、ありがとうございました!ぺこり


次回の更新もお楽しみに!




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【5月】インタビュー:一般社団法人SoLaBo代表・鈴木高祥さん

みなさん、こんにちは。
編集員のまりです!猫村1

5月も中盤に差し掛かりましたね~。
私は4月に会社に入ってから毎日がめまぐるしくて、
まだ1ヶ月しか経っていないのに半年くらい働いたかのような錯覚に陥っています。冷

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さて、前回の記事でりこからも少し紹介がありましたが、
今月のインタビューのお相手は、一般社団法人SoLaBoの代表・鈴木高祥さんです。 かおv
 
大学卒業後、求人広告の会社でサラリーマンをした後に、 
とある団体でのボランティア経験を生かして
一般社団法人を立ち上げたというパワフルなお方です。 元気
 
8MUGEN編集員のりこが、 
SoLaBoの学生チームであるCoSoLaBoに関わっているのです。 ハッピー
そのつながりで今回お話を聞かせていただけることになりました! 
 
******************************************* 
 
横浜駅から徒歩10分ほどの、しゃきんしゃきんとしたガラス張りの大きなビル。 
その中にあるSoLaBoのオフィスで8MUGEN編集員の前に颯爽と現れたのは・・・ 
代表理事」というずっしりした役職名に対して、すごくお若い方でした! キラキラ
その方が一般社団法人SoLaBoの代表、鈴木高祥さんなのです。 
 
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SoLaBoとは? 
 
知が出会う、キモチいい刺激!「ナレッジ・ミキサー」SoLaBo 
 

神奈川県横浜市を拠点として、 
企業、行政、NPO、教育機関など、様々な業界が価値や意見を交換できる場を提供する団体です。 
 
ワークショップやワールドカフェ形式を取り入れた場をつくることにより、 
ビジネスだけでなく新しい社会活動の創造を生み出します。 
 
テーマは「世代間交流」。 
普段は対話の機会のない色々な世代の、色々な団体に所属する人々が集まり、 
知が交ざり合える場を提供する。それがSoLaBoという団体です。 
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「今日も、CoSoLaBoの学生たちと錦糸町に行ってたんですよ。」 
 
そう言って鈴木さんは、錦糸町で買いたてほやほやの、オシャレなTシャツを見せてくれました。 Tシャツ
 
「良いなあと思って買いました。 
SoLaBoのTシャツも、この会社に頼もうと思ってるんですよね。」 
 
錦糸町の久米繊維工業株式会社という会社が作った、クリーンエネルギーやオーガニックコットンなどを使用した環境に優しいTシャツだそう。 葉
 
 
その日はそのほかにも、学生たちと錦糸町で色々発掘してきたという鈴木さん。 
 
 
さて、私たち8MUGENは今日はどんなお話が発掘できるのでしょうか! jewel*
 
それでは、インタビューをお楽しみください。音符
 
 
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-まず、今日はSoLaBoそのものというよりも、 鈴木さんがSoLaBoを始めたきっかけをお聞きしてみたいなと思って。
 
 
 
大学生の頃からの話をすると、
もともと僕はあまりこういうソーシャル(社会貢献的)な活動に興味がなかったんですよ。 
 
どっちかって言うと学生の頃はFMラジオのミキサーになりたいと思ってたんですよ。(笑) 
これは高校生の頃かな。 
 
でも大学で、広告とかマスメディア論とか色々な授業を受けて、 
ゼミを選択する大学3年生のときに、 広告の世界に行きたいなあとも思っていた。 
 
その後就職でラジオを取るか、広告にするかってなったときに、 
僕はコピーライターになろう」って決めて、 
就職活動は、広告代理店しか受けませんでした。 
スーツ着たくなかった。(笑) 
 
-えっ、スーツ着ないんですか? ポカーン
 
いや、着る会社もあるんですよ。でも僕は着ない会社を選んでた。 
それで、着ない会社を選ぶと「制作」という職種しかなかった。 
まあ、営業はやりたくないなあと思ったんで、僕は制作しか受けなかったんですね、当時。 
 
で、それまではソーシャル(社会貢献的)なこととかではなく 
単純にクリエイティブなこととか「広告」というものがすごく大好きで。 
 
 
とはいえそのとき就職氷河期の2年目ぐらいだったので 
全然そんな制作職ないよっていう状況で。 
 
 
それで、東京の方で就職活動失敗したけど名古屋の求人広告の会社になんとか拾われた。 
その時は僕もリクナビとか色々な就活サイト使いましたけどダメで、 
「新卒枠」ではなく「転職枠」で入ったんですよ、一番最初の会社。 男の子
 
 
なので、「入社式」を受けていない人間です。 c.blossoms*
同期が4つ上の転職してきたお兄さん、みたいな感じでした。(笑) 
 
 
******************************************* 
 
「働くこと」を考えた名古屋制作職時代。】 
 
ただ当時、パソコンの前でキャッチコピー考えたりとか、 
デザインを組むっていう業務を日々すごす中で、 
名古屋で遊ぶ友達もいなくて、且つ転職枠で入社したから同期もいなかったから、 
週末は基本一人で過ごしてた。 
 
そのとき1人で「働くとは何か」すごく考えてた時期があって。 
 
単純に「怒られないようにしよう」とか、 
良いキャッチコピー書いて賞とか獲りたいな」とかも思ってるんだけど、 
自分がやってる仕事の「クリエイティブ」って何なんだろうなっていうのを 
多分1年目くらいから色々考えてて。 
 
で、2年目のときくらいから雑誌の「ソトコト」っていう雑誌でだったかな、 
greenbird」のようなボランティア活動の存在を知って、 
ボランティアをやりたいなあ」と、23、4歳の時に思い始めたんですね。 
お金がなくても業界外で学べる所って何かないかなと思ったときに 
ボランティアすればいいのかなあと思ったんです。 ひらめき
 
 
でも、名古屋には当時全然イケてる団体がなかった。 
まあその時は僕が情報検索力がなかったのかもしれないけれど、 
いい団体ないなーと思っていて。 
 
そしたら運良く入社して3年目になるときに東京で制作職の枠が一つ空いたんで、 
東京へ行くことにしたんですね。 東京タワー
 
 
******************************************* 
 
【イケてる団体「シブヤ大学」】 
 
そうやって東京へ行って制作を1年間やる中でも、 
ゴミ拾いのボランティアもちょこちょこ行っていたけど、 
あまり自分が「コミットメントしている」っていう感覚までいかなくて。 
 
で、社会人4年目くらいになったときに「シブヤ大学」ができたのを知ったんですよ。 
 
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<<<説明しよう!「シブヤ大学」とは>>> 
 
 
生涯学習を推進する特定非営利活動法人です。
(シブヤ大学HPより) 

http://www.shibuya-univ.net/
 
渋谷という街のいたるところを舞台に、様々なワークショップや講義を行なっています。 
 
最近のイベントで言うと、 
いろんな家族にやさしい街、シブヤを考える」という題で、 
トランスジェンダー弁護士の講師がアートギャラリーで、 
家族のつながり」についてのトークセッションやワークショップを行なったりしているみたい。なんだかおもしろそうですね。 ぴかーん
 
シブヤ」という魅力的な人やカルチャーの集まる街を「大学」のようなスタンスで捉え、 
「生涯学習」とも「町おこし」とも言い切れない、
地域活性の形を実現している、かなりイケてる団体なのです。 
人差し指
 
 
<<<そしてこの、「シブヤ大学」との出会いが、それからの鈴木さんの人生を大きく変えることになるのであります!>>> 
 
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そんな訳で、シブヤ大学はじめました】 
 
 
コレすごい面白そう」と思って、組織の内部の方で活動しようと思って、 
2007年1月、25歳のときからシブヤ大学にボランティアで毎月行き始めました。 
 
その時はまだ「コピーのクオリティを上げたい」とも思ってたんで、 
レポートを書いたり誘導したり写真撮ったりとかっていう役割をメインに、 
毎月ボランティア活動していました。 
そういう仕事を積み重ねて行けば信頼されて内部の仕事ができるようになるかな、 
みたいな思惑もあって。 
 
で、そういう活動の中で1つ僕にとって大きな気付きが生まれた。 
 
 
******************************************* 
 
リーダーシップを張る仕事への可能性】 
 
それまでやっていた制作という職種って、 
1週間のうちに締め切りが3つとか4つとかあるんですよ。 
納期までにパソコンの前で企画考えてキャッチコピー考えて、 
1つの原稿つくるまでが1つの仕事みたいな感じになってくると、 
基本営業さんと打ち合わせをしているだけで、時間は過ぎて行くんですよ。 
 
 
けど、ボランティアが(自分の生活に)入ってくると、 
受付」とか「誘導」をしなきゃいけないじゃないですか。(笑) 
僕、結構それまで「人と話す仕事したくない」って思っていた人間だったから。
 
-ええーっ! 
 
受付するのか~!びっくり」とか「誘導するのか~!びっくり」とか、 
あとは写真を撮ってても、集合写真を撮らなきゃいけないんですよ、最後に。 
そうすると大きな声出して、「こっちが前です」とかを結構テキパキやらないと 
だるだるっとした時間になってしまう。 撮影
僕は大人数でいる時間の中でだらっとした時間がすごく嫌だったんですね。 
 
-わかります。「今、何の時間だ?」みたいな。 
 
そうそう。それがすごく嫌で。 
それを言えるかどうかでこの場がスムーズにいくんだったら 
それは自分がやるべきことなのかなって。 
で、やってみたら意外とできるということがわかって。 
 
あとは、みんなそういうシブヤ大学面白いって言ってお手伝いしてくる割には、 
意外と「空気感を一つにする」ってことがまだまだできないっていうことに気付いたときに、 
これ、自分可能性出てきたんじゃないの?」と思って。 きらきらきら~♪
 
-自分のやるべき仕事なんじゃないの、と。 
 
今まではキャッチコピーとかの制作にクリエイティブさを置いてきた自分が、 
人前で誘導するとか、ちょっと自分が先に動くことでみんなが幸せになれるっていうことに気付いたんです。 
 
******************************************* 
 
シブヤ大学」でのボランティア活動で、
人をまとめたり引っ張ったりする仕事に可能性を見出した鈴木さん。 
 
今でこそ「代表」として人をリードする役割をしていますが、 
25歳ぐらいの時まで「ものを作る」仕事の方に強い興味を持っていたのが意外です。 
 
20代で培った「クリエイティブ」な要素と、「ソーシャル」な要素、
2つがミックスされて生まれるものとは・・・! 
 
 
さて、来週はインタビューPART2! 
 
SoLaBo立ち上げから、現在に至るまでのいろいろのお話。 
人をまとめたり引っ張ったりする仕事が「自分の仕事」なんじゃないかという素朴な実感が、現実にSoLaBo立ち上げという具体的な形になってゆきます。 
 
なぜ横浜なぜ、「世代間交流」? 
気になるあなた、来週も要チェックですよ!ダッシュ
 

【追記】

Part2はこちら!