人生初エキストラ | Suzunari の花たちへ

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稲垣吾郎さん、新しい地図、SMAPが大好きです。

前記事でもお話ししましたが、「燕は戻ってこない」の撮影にエキストラで参加しました。
人生初エキストラです。

撮ったのは第2話と第3話のバレエ公演シーンの観客役です。オペラの公演などをする劇場で撮影しました。
やってみて驚いたのは拘束時間が結構長いこと。同じシーンを何度も何度もリハーサルして、本番はあっという間に終わる。それの繰り返しでドラマの撮影って本当に手間がかかる大変なものだと思いました。
拍手の加減や驚くリアクションなど、エキストラも演出からダメ出しされまして。どうしたら要求通りにできるのか分からなくて戸惑いましたが、最終的にはOKが出たのでほっとしました。

とても印象的だったのは、バレエの振り付けの先生がいらしていたのですが、ワンシーンのリハが終わるたびに舞台に駆け寄ってきて、振り付けを一つ一つ丁寧に直していたこと。リハのたびに最初から最後まで細かく細かく。厳しいなあと思いながら見ていました。

実際の放送では数秒でも撮影では妥協しないで完璧な映像を撮る。それがドラマのクオリティを決めるのだと、オンエアを観ながら思いました。

私が個人的に面白かったのは、座席を移動しての撮影でした。

エキストラの人数は限られているので、広い客席の中をいろいろな座席に移動して同じシーンを撮ります。すると座席によって舞台の見え方がだいぶ違うんですね(当たり前といえば当たり前ですが)。

普通に観劇する時は自分の座席からの景色しか見えないので、今回いろいろな角度から舞台を見られたのは楽しかったです。少し疲れましたが(笑)。

この日は内田有紀さんがいらして客席で撮影しましたが、本番の緊張感がすごかったです。スタッフも周りにいるエキストラも息をのんでいるような感じでした。品があって可愛らしくてテレビで見るあのままの感じでした。
 

ドラマ撮影の現場を少しですが実際に見ることができて楽しかったです。もしチャンスがあれば皆さんも参加してみてはいかがでしょうか。