雨が強くなってきました。
午前中のうちに、息子と二人でお墓まいり…。
毎週のお墓参りも、二人にとって、すっかり習慣になってしまいました。
そんなに行かなくてもいいのかな?
と思っていても、行かないと何か落ち着かない。
お墓が家から近いところにあることもあり、
妻が逝ってしまってから、毎週、二人で妻に会いに行っている。
そんなに長い時間お墓にいるわけでもない。
お線香をあげて、霊園の東屋でちょっと一服して…。
お線香に火をつけるのは、息子の仕事となりました。
ママはお墓にいる、仏壇に…いつでもそばにいる…。みんなそう言うけど、矛盾だ!
と息子は言っています。
いろんな人に、ママの話をされると、もういいよって言う顔をしてますね。
正直、みんなの言うこともわかりますが、そんなことは言われなくても、息子も私も嫌という程感じて生きている。
今までいつも一緒にいた妻はもういない。
話しかけても、返事もない。
妻を喪うという経験のない人に言われても…。
息子にしたら、母親を喪ったという事実を受け止めるために、どれほどの我慢があったことか…。
そういう意味では、家に二人でいることはとやかく言われないこともあり、いいのかもしれませんね。
ただ、反抗期の息子と過ごすのも、なかなかのストレス。
二人の様子を妻が見ていて、笑ててくれればいいんですけどね…。
外出自粛、自宅待機…。
父子家庭の我が家では、これもまた、修行の一つかもしれません。
愚痴を言いたいわけではないけれど、聞いてもらいたくもなりますね。
家に籠っていると、何となく、社会から取り残されているような感覚にもなりますね。
誰かと繋がっていたい。ネット依存?孤独感?
気心の知れた、等身大の自分でいられる瞬間が欲しくなりますね。
持ちつ持たれつ…。
話をしているだけで、ほっとできる関係…。
若い頃のように多くを求めているわけではないけれど、なかなか難しいですね。
そもそも職場と家の往復しかしていない?
これじゃあダメですね。
結局、妻に寄りかかって生きていたんだなぁ。