どうなっていくんでしょうか…? | 8manのブログ

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妻を亡くして1年後、50歳となり、始めたブログ。息子も中学校を卒業し、高校生になりました。
ランクル60 、HARLEYなど仕事も遊びもしっかり楽しんで、今後の人生を歩んでいこうと思ってます。

新型コロナウイルス感染防止のための一斉休校。

私の住んでいる県では、全市町村で実施されることになりました。

 

学校に子供たちが集まることで、感染リスクが高まるのではないか…という不安は、教員も保護者も同じだったということなのでしょう。

 

これだけニュースで危険だと言っているのに、学校再開?っていう疑問は誰もが持っていた疑問だったということですね。

 

3月から引き続き4月も休校。

子供たちの学力低下が問題視されても仕方がないところです。

 

ただこの学力と言われるものが適切なのかという疑問も個人的にはもっています。

学力は、少しずつ積み重なって形成されるものなのか、きっかけがあれば、指数関数的に高まっていくものなのか…?

 

義務教育が9年間あることを考えると、

全く学習することがないということは起こりえない。必ず上級学年の学習を進める上で、必要となる知識や技能については振り返る時間があるはずなのです。

 

つまり、最終的には義務教育で学ぶべき学習内容は確実に網羅されることになる。

 

受験、テストというそもそも学習指導要領に関わらない問題点があるから、

やれ受験に不利になってしまう、休校にしない学校や地域との差が…という話になっているだけ…。

 

そもそも仮に授業をきっちりやっていたとしても、テストの平均点は6割程度。4割は理解されていないわけです。教えすぎない(休校だから教えられないわけですが…)ことで、子供たちが、主体的に学習するように仕向ける仕掛けが必要ですよね。

 

まずは、なぜ学ぶ必要があるのかということを、この機会に子供たちと話してみることが実は大切だと思います。

 

高校に入るために勉強するわけではないんです。いい大学に入るために勉強するためではないのです。人よりいい点数を取ることが学ぶことの目的ではないのです。

 

 

 

みなさんは子供たちに、なんで勉強しなければならないのって言われて、どんな答えを持っていますか?

 

 

わたしは子供たちにこんな話をすることがあります。

 

Q,どうして英語や国語を勉強しなければならないの?日本にいれば英語は使わないじゃん!

 

A,これから日本にも数多くの外国人が増えてくるはず。仕事していくと、外国人労働者が増えることも考えられるよね。世界の共通語は英語だから、英語で教えなければならないことが増えるらしいぞ。まあ、それよりも仲間となった時に会話が英語になっていたら、勉強したみんなは話がわかって、同時に笑えるのに、勉強しないとなんでみんなが笑っているかもわからずにヘラヘラと笑うしかない。そんな自分をどう思う?

 

Q,社会や理科なんて必要ないじゃん!

 

A,歴史を学ばないと、いろんな失敗を経験しないとわからない。歴史を学ぶことで、失敗する経験を減らすことができるんだよ。それより、社会を学ばないと、この世界の中で困っている人がいることに気づけない。内紛で学校に行けない子供がいること、食糧不足で飢餓に苦しんでいる人がいること、今、この瞬間にも銃で打たれて死んでいる人がいること…。知らなければ、その人たちを助けることにはできない。もしかしたら、自分が置かれている社会が異常であることに気づかずに、他を脅威と考えてしまうかもしれない。

 

理科を学ばないと、そういうことに気づいても、科学の力で解決できることに気づけない。地球温暖化や環境破壊に気づいても、何にもできないと考えてしまうかも…。原因を追求して、技術開発をして開発する。それによって、それらの問題が解決できる。

 

数学を学ばないと、構造部の安全は実際つくってみないとわからない。うまくいけばいいけど、失敗すれば構造物は崩れて、多くの人がなくなるかも…。誰も傷つかずに安心して構造物が作れ活用できるようになるためには、数学が必要でしょ?

 

 

つまり、みんなが学ばなければいけない理由は、みんなが学んでいくことで、たくさんの問題点に気づき、その解決方法を考え、実践できるようになることで、世界を救うこと、世界を平和にすることのために学んでいるんです。

 

学ぶことは、誰かと競争するためのものではないんだよね。勝った!負けた!っていう勉強は本当の勉強じゃない。

 

もしかしたら、君がそんなことをしなくてもいいのかもしれない。でも、もし、君たちがそんな大人になれたとしたら、素晴らしいことだと思いませんか?

 

君たちが、この世界を救うんだよ。

 

だから、困っている人を見つけて、見て見ぬ振りをする人になってはいけないよ。

困っている人を見て、笑っている人になってもいけない。

 

何より、学ぶことをやめてはいけない。

 

先生もまだまだだけど、この歳になっても学び続けているんです。

もしかしたら、先生が世界を変えるかもしれないだろ?

 

さて、少し勉強してみようか?

 

 

人はなぜ、学ぶ必要があるのか…子供たちを納得させる魔法の言葉があれば、我が息子ももう少し勉強してくれるんでしょうけどね。

 

どうしても息子のテストの点数が気になる凡人な私です。