「デストラップ 狼狩り」。。。 | 怒りくまのブログ(仮)

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気が向いた時、だらだら書いてます
一部、ネタバレもあるのでご注意を

さっそくですが今回鑑賞した作品はコチラです

 

【デストラップ 狼狩り】

 

人里離れた山奥で狩猟を生業として暮らす家族

夫ジョセフ、妻アン、幼い娘ルネと愛犬のトバ

しかし収入源である毛皮の需要は激減していて

昔ながらの自給自足の生活を送るには既に限界

アンはジョセフに狩猟を学ぶルネの将来を憂い

ここを離れ町に住むべきではと考え始めていた

そんな中、罠にかかった獲物を狼に横取りされ

ジョセフはアンを連れ狼を狩るため森へと入る

 

(娘に狩りの全てを教え込む父)

 

(それを楽しみながら学ぶ娘)

 

(二人を心配する母)

 

しばらくして森で狼の痕跡を見つけたジョセフ

危険を感じて万が一に備えルネを先に家に帰す

と、獲物を横取りした相手なのか?狼を発見し

ジョセフは発砲!しかし狼に逃げられて。。。

逃げた狼が落とした物を見たジョセフは驚愕!

どこから咥えてきたのか?それは人間の"腕"で

何かがおかしい?不穏な空気を感じたジョセフ

誰かが木の幹に付けた"X印"を辿ったその先で

 

(棄てられた無数の死体を発見!)

 

(誰がこんな事を。。。)

 

妻子が待つ家に戻るもジョセフは真相を語れず

翌日、大型のトラバサミや狩猟の装備を背負い

早朝から森に潜む"何か"を狩りに出たジョセフ

心配し無線連絡してきたアンに明日帰ると伝え

何かあってはと家から出ないよう念を押したが

水場で洗濯をしていた母娘の前に狼が現れる!

狼を威嚇しつつルネを先に家に入らせたアンは

姿が見えない愛犬トバを探し回るけれど。。。

 

(変わり果てた姿のトバを見つけ)

 

家に戻ったアンだが娘にトバの死を伝えられず

迷子になっているだけと言葉を濁し夜は更けて

翌朝、アンとルネは森で狼のフンを見つけるが

まだ新しいフンの中には。。。何故か"指輪"が

その意味を瞬時に理解したアンはルネと町へ!

保全局職員ダニーとルーシーに指輪を渡し説明

しかし家族が住む土地は"公有地"で管轄外だと

それも通報すれば不法占拠のため捜査されると

 

(女の子だけどねw)

 

仕方なく家に戻ったアンはルネを家に入らせて

自分は周囲を警戒するという口実で森へと入り

ルネが気がつく前にと愛犬トバの遺体を埋める

と、その時!何かの気配にアンは思わず発砲!

しかしそれは。。。まだ生まれたばかりの小鹿

小鹿の死を無駄にできないと精肉しそれを食べ

そしてジョセフと連絡が取れないまま夜が更け

深夜に声を聞いたアンは森で倒れた男性を発見

 

(怪我をしている?)

 

正体不明の相手だが見捨てるわけにはいかない

アンは男性を家に運び込んで。。。夜が明けて

"何か"に襲われて足を負傷したと話す男性ルー

きっと狼だと考えたアンはルーを家にかくまい

ルネと協力して家の周囲に狼用の罠を仕掛ける

その頃、森に放置された車両にいづいたダニー

引っかかるものを感じながらも事務所へと戻り

何日も放置された車両、狼が食べた指輪。。。

 

(そして行方不明者。。。)

 

行方不明者は狼の被害者?森へと戻ったダニー

確認のため奥へと進み。。。無数の死体を発見

が、ジョセフが仕掛けた罠にかかってしまって

翌日。。。夜明けと共に事態は大きく動きだす

戻らないダニーを探し森へと入ったルーシーは

罠にかかった彼を発見!救援を呼ぶために町へ

その頃、前日仕掛けた罠を確認して回るアンは

森の奥で何者かに殺されたジョセフを見つける

 

(そんなまさか。。。)

 

(殺した相手は狼?)

 

と、脳裏に浮かんだのは。。。昨夜助けたルー

彼が争った相手は狼ではなくてジョセフでは?

家にはルーとルネが二人きりなのを思い出して

急ぎ戻ったアンに待ち構えたルーが襲い掛かる

想定外だ、出会いたくなかったと口にするルー

騒ぎに気づいたルネの目の前でアンは殴られて

一方でルーシーの通報を受け多くの警官が森へ

負傷したダニーは保護されて現場検証が始まり

 

(連続殺人事件の可能性も?)

 

警察が潜んでいるかもしれない犯人捜索を開始

総動員で森を捜索し犯人を追い詰めようとする

その頃、殴られて朦朧としているアンにルーは

娘を死なせたくなければ車の鍵を渡すよう迫り

ルネの姿は見えないが仕方なく鍵の場所を教え

と、自分の痕跡を証拠隠滅しようとするルーは

行き掛けの駄賃?動けないアンを襲おうとする

しかしアンは反撃。。。手にしたトラバサミを

 

(ルーの顔面に叩きつける!)

 

顔面を挟まれ悶絶するルーを棒で殴ったアンは

ルネの部屋へ入るが。。。何を見た?泣き崩れ

映像には映らないがルネが殺されたのは確実か

愛するジョセフとルネの死にアンの心が壊れる

ルーが殺しの時に聞く"ウォークマン"を奪うと

ヘッドホンを耳にかけ再生ボタンを押したアン

気絶したままのルーを"屠畜小屋"で吊し上げる

目を覚ましたルーが必死に抵抗するのを無視し

 

(ジョセフの道具を手に。。。)

 

苦しむルーの皮を生きたまま剥いでゆくアン!

もちろん手際が良いので出血は最低限のために

ルーは痛みにもがきながらも死ぬ事は許されず

アンは皮を剥ぐだけでなく次は精肉作業に移り

叫んで悶えるルー!無表情で作業を続けるアン

顔の周囲の皮に切り目を入れて。。。ベリッ!

そんな恐ろしい惨劇が中で起きている屠畜小屋

何も知らず取り囲む警官たちの前に現れたのは

 

(血まみれのアン)

 

(手には剥いだルーの顔の皮)

 

呆然自失でフラフラと歩き。。。座り込むアン

その一方で屠畜小屋の中で警官が目にしたのは

上半身の皮を全て剥がれ腕の肉をそぎ落とされ

それでもまだビクビクと動いて生きているルー

復讐は終わり画面が暗転。。。エンドロールへ

 

山岳地帯の森で狩猟しながら静かに暮らす家族

悩みや今後の心配はあるも家族がいれば。。。

しかし危険な狼を狩るため家を出た夫は戻らず

それも森には何者かが遺棄した無数の死体が!

 

エンドロールを省けば全編で90分の作品ですが

地味に不穏な空気が漂うだけでほぼ動きのない

静かで淡々とした展開と映像を75分も見せられ

「あれ?これやばいんじゃね?」

なんて嫌な予感がしたところから始まる惨劇!

残りの15分。。。特に最後の最後の見せ場は

人間を屠畜する恐ろしい描写が映像として映り

短いながらも血みどろで陰惨!痛々しくて残忍

まさかの剥いだ顔面の皮を披露するだけでなく

剥がれ削がれた方もちゃんと見せるその描写は

そこまでの展開を差し引いてもお釣りがくる?

ま、諸事情がある?各方面に気を使ってるのか

愛犬や子供の死は一切映す事はなかったけれど

なんだかワクワクと滾るものを感じましたよ!

ただ、それだけに他の75分はダルダルで長い

もうちょっとキリっと締めてほしかったですね

最後の15分に見所の全てを凝縮したこの作品

グロいのが苦手な方はやめといた方がよいかも

それでも気になるという方は見放題になったら

旧作レンタルになってから期待はせずにぜひ!

ってか、あんまり狼関係なかったかもです(笑

 

🐺