「フォービドゥン 選ばれし者」。。。 | 怒りくまのブログ(仮)

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気が向いた時、だらだら書いてます
一部、ネタバレもあるのでご注意を

さっそくですが今回鑑賞した作品はコチラ

 

【フォービドゥン 選ばれし者】

 

北斗星域に隠された"葬天島"に眠るという

不老不死と無限の力を授ける神器"帝器"!

特殊能力を持つ様々な門派の修行者たちは

選ばれし者となり葬天島で帝器を手にして

"大帝"となるため聖域で修行に励んでいた

その中に"超高速"で動ける特殊能力を持つ

落ちこぼれの修行者"シュー・コン"の姿も

ってか、電光と共に高速で動くその能力は

早い話が"ザ・フラッシュ"のアレ(^▽^;)

 

(思いっきりパ〇リですw)

 

どんな特殊能力なのかが分かったところで

いよいよ葬天島に通じる門が開く時が来る

選ばれし者となった各門派の者たちが集い

帝器を手にするため葬天島へと向かう一方

選考を漏れたシュー・コンと接触したのは

聖域に入る前に共に暮らしてた兄弟分たち

同じ師匠の元で修行したが能力を持たない

5人の兄弟分たちに誘われたシュー・コン

開いた門に勝手に入って葬天島に密入島!

 

(誰でも入れるんだw)

 

ってか、能力者のシュー・コンはともかく

他の兄弟分たちは特に能力のない"一般人"

それが門さえ通れば入れちゃう島だなんて

"選ばれし者"になる必要性ってなんなん?

なんて思ってるところで早くも大ピンチ!

聖域で1.2を争う実力者ルー・シウと遭遇

自分が帝器を手にする邪魔をするならばと

他の門派の者たちを次々と始末してる彼は

問答無用でシュー・コンたちに襲い掛かる

 

(龍の氣を操り。。。)

 

(不死鳥の剣を持つ強者!)

 

「逃げきれたら見逃してやる」

とか言いながら逃がす気はさらさら無い?

シュー・コンたちを執拗に追い詰めてゆき

兄弟分の一人が殺されてしまったところに

ルー・シウの弟ルー・ションが割って入り

傷を負うシュー・コンたちを逃がし。。。

自分の実力を認めず見下している父と兄を

大帝となることで見返したいルー・ション

これは兄を仕留める好奇か?戦いを挑む!

 

(龍の氣を操る兄!)

 

(万古の氣を操る弟!)

 

その頃、シュー・コンは兄弟分たちが持つ

亡き師匠が託した一振りの"剣"を握る事で

北斗星域が崩壊するビジョンを目にする!

幻ではないと諭す兄弟分たちの話によると

大帝が誕生すると同時に"人類は滅亡"する

しかし能力を持たぬ者が帝器を手にすれば

北斗星域が崩壊!大帝は二度と生まれない

師匠の意思を受け継いでいる兄弟分たちは

星域を崩壊させるのが目的だと語り。。。

 

(まさかの告白に驚くシュー・コン)

 

最初からシュー・コンを利用してたのか?

様々な思惑が少しづつ判明してきた一方で

ここにいる敵は他の修行者たちだけでなく

人を石化し魂を奪う魔物も潜み棲んでいて

運悪く?シュー・コンたちも遭遇!襲われ

強固な鎧のような皮膚に覆われてる魔物に

手も足も出ずまた兄弟分に犠牲者が。。。

が、シュー・コンの能力は早く動けるだけ

するとその時!その能力と師匠の剣が呼応

 

(電光に包まれ。。。)

 

(すれ違いざまに弱点を刻む!)

 

高速で動いてる間に攻撃を一方的に当てる

普通は最初に思いつきそうなところだけど

やっと覚醒したシュー・コンは魔物を撃破

しかしその代償として二人の兄弟分を失い

と、ここで同じ修行者のユエ・シンと合流

負傷した彼は「死にたくない!」と訴えて

シュー・コンたちを案内した先には。。。

北斗星域に来た時に通った門のこちら側!

しかし何か大いなる力で門は既に閉ざされ

 

(これも全ては天の意思?)

 

逃げ場なし。。。と、更に追い打ちをかけ

聖域で有力な実力者の女性ツァイ・シンと

"四鬼"と呼ばれる四人の配下が姿を現す!

が、そこに石化の魔物の群れまで乱入して

"敵の敵は味方"?そんな論理で一時休戦?

四鬼なんて御大層な異名を名乗った連中が

登場してまだ数分も経たないのに次々脱落

魔物から逃げた一行が飛び降りたその先は

細い柱の上に鎮座してるお盆みたいな足場

 

(男塾名物みたいだw)

 

そのうえ端の方から崩れ始めて万事休す!

が、シュー・コンが能力を発動!超高速で

崩れた岩と岩を飛び歩き全員を下まで運び

命拾いしたツァイ・シンは一時休戦を承諾

しかし帝器が置いてある部屋に到着すると

四鬼が裏切りツァイ・シンをいきなり刺し

帝器も奪うが。。。それは偽物で罠が発動

四鬼は燃え上がり天井が落ちてきて。。。

と思ったところでユエ・シンが天井を支え

 

(な!ユエ・シンお前!)

 

(勝手な事を。。。)

 

その間に部屋から無事に出たシュー・コン

電光のパワーを集中しユエ・シンに放つと

彼は部屋の外まで高速移動して命は助かり

シュー・コン、兄弟分の女性シャオシャオ

ユエ・シン、生きてたツァイ・シンたちは

いよいよ帝器が封じられた部屋の前に到着

しかし閉ざされた扉を開くには生贄が必要

と、そこに現れたのは。。。ルー・ション

また助けてくれる?合流するかと思ったら

 

(は?どういう意味?)

 

扉を開くのに生贄が必要だと知ってた彼は

そのためシュー・コンたちを助けたようで

だったら前が生贄になれ?シュー・コンは

師匠の剣を握りルー・ションに戦いを挑む

が、付け焼き刃の力では太刀打ちできずに

捕まえたシュー・コンを万古の氣が殴打!

師匠の剣をシャオシャオに託して力尽きる

シュー・コンが死にそれを生贄に扉が開き

遂にルー・ションが帝器を手にしてしまう

 

(帝器は仮面?)

 

(これで世界は終わる)

 

帝器の仮面を顔に着けたルー・ションだが

様子がおかしい?もう既に彼ではなくなり

実は全て不老不死を求める初代皇帝の罠!

不老不死と不滅の力を餌に強者を誘き寄せ

仮面を着けたその者の体を奪い甦る。。。

不老不死で不滅の力を持つのは皇帝唯一人

そして完全復活に必要な魂を得るためにと

無数の石化の魔物たちを引き連れた皇帝は

聖地や無関係な人々の命を奪うため動く!

 

(皇帝復活の時。。。)

 

(人類滅亡一歩手前?)

 

とはいえ完全に復活していない今が好機!

ユエ・シンが命を捨て皇帝と魔物を抑えて

地上では修行者らが協力し聖地と街を守護

その間にツァイ・シンは自分の残った命を

シュー・コンに与えて蘇生させようとする

と、見知らぬ場所で目覚めたシュー・コン

千年前に一度誕生するという大帝と邂逅!

「皇帝を倒せるのは大帝だけ」

そしてシュー・コンは次の大帝だと告げる

 

(貴重な助言を与え。。。)

 

千年後に次の大帝となるのは自分だと知り

俄然やる気が出た?シャー・コンは覚醒!

生き返るとまずはシャオシャオを街へ運び

すぐに北斗星域に戻ると皇帝と一戦交える

先に魔物たちを高速で倒し経験値を稼ぐと

強い相手の出現に同化を勧める皇帝だけど

なにせ千年後には大帝になるシャー・コン

信用できる情報筋から聞かされた話だし?

同化する気はないと皇帝を電光と共に殴る

 

(超高速。。。)

 

(電光パ~ンチ!)

 

とはいえ人間に皇帝が倒せないのは明らか

まだ余裕を見せてる皇帝にシャー・コンは

「安心しな!千年後にぶちのめす!」

なんて話を信じない皇帝は万古の氣を発動

シャー・コンを大気圏外まで殴り飛ばす!

しかしシャー・コンも能力を最大限で使い

それも自分ではなく皇帝を加速させ。。。

光速を超えた皇帝は時空間を飛び千年後へ

そこにいたのは。。。シャー・コン大帝!

 

(いや、まだですw)

 

(問答無用?デコピン一発!)

 

(大地が揺るぎ。。。)

 

その一撃で皇帝は砕け散ると灰燼と化して

"大帝は平穏な世界を創造し人々を守る者"

そんな大帝の言葉を胸に刻むシャー・コン

千年後のその時まで今日も地球を守護する

って、なんだこの終わり方は(^▽^;)

で、エンドロールへ

 

武侠ものと中華ファンタジーとアメコミを

ギュッ!と凝縮してミキサー大帝にかけて

チンして出来上がったみたいなストーリー

それを美麗な映像満載で描いた感じの本作

主人公の使う特殊能力やその描写なんかが

完全に「ザ・フラッシュ」と同じところや

シーンによってはほぼパ〇リにも見えたり

やってくれたなwとか思っちゃうけれども

展開も早く次々と見せ場があるだけでなく

それぞれの思惑や事情を分かりやすく語り

思わせぶりに焦らしたりする演出も無くて

命がけで仲間を守る自己犠牲的な表現とか

敵が後に改心し味方になってくれたりなど

胸熱な展開があるところも嫌いじゃない?

もちろん美麗CGで描く派手なアクション

バトルシーンもしっかりと魅せてくれたり

意外や意外?そこまで悪くない作品でした

ま、とはいえあくまでもB級映画の範疇で

これはオススメ!とまでは言い切れない?

早すぎる展開は物語を薄っぺらく思わせて

ツッコミどころなんかもかなりありました

そういうところも楽しめる方であるならば

観て損は無い作品だと思います!(*^^)v

オススメはしないけどけして悪くない本作

気になった方はチェックしてみてはいかが