「底なし...」。。。 | 怒りくまのブログ(仮)

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気が向いた時、だらだら書いてます
一部、ネタバレもあるのでご注意を

さっそくですが今回鑑賞したのはコチラ

 

【底なし...】

 

同じに医療関係の仕事に従事してるけど

絶賛別居中のジョシュ、ソフィア夫婦

そこにクライアントからの依頼が入って

嫌々ながらも夫婦揃ってコロンビアへ

ボゴタで合流した共通の友人マルコスは

二人の事情をまだ聞いてないようで?

「ラ・チョレラ滝を見に行こう!」

なんて誘うけれど。。。事情を知り辞退

ま、険悪な二人と一緒に見に行っても

ぜんぜん楽しくなさそうだよね(^▽^;)

ところがソフィアは何故か乗り気で?

じゃあ二人で?ジョシュと滝へ行く事に

 

(夫婦で最後の観光?)

 

ジャングルに囲まれたラ・チョレラ滝は

コロンビアで最も高さのある滝らしく

一見の価値。。。はあるようだけれども

ジャングルを進むうちに天気が急変し

そのうえ霧が出始めてしまいもう最悪!

仕方なく滝を諦め戻ることにした二人

が、車まで戻るとそこには怪しい男性が

男はまさかの車上荒らしでもう最悪!

踏んだり蹴ったり?ついていないうえに

ジョシュが余計な正義感を振りかざし

車上荒らしが襲ってきて逃げだす二人!

と、目に入ったのは道案内の木の標識

 

(そういえば聞き覚えが?)

 

ラス・アレナスは危険極まりない土地で

地元民らも足を踏み入れることはない

そうホテルマンが言ってたのを思い出し

よし!そこに隠れよう!となるけれど

誰が悪い?ジョシュが悪い?ともめ始め

。。。さっさと逃げろよ(-_-;)

喧嘩した勢いでひとり走り出すソフィア

枝にしこたま顔面をぶつけて出血して

よろけながら。。。底なし沼にドボン!

すると慌てたソフィアは無駄にあがき

暴れれば暴れるほどに沈むのが底なし沼

と、そこにジョシュが駆けつけ。。。

 

(ソフィは必死に止めるけど?)

 

(なんでお前まで入ってんだよ)

 

(ごもっともですw)

 

ま、底なし沼と言っても"流砂"の一種?

「流砂で死んだ話は聞いた事がない」

なんてのたまい余裕を見せてるジョシュ

え?聞いたことあるよね?(゚Д゚;)

地元民たちは近づかないってのも納得?

ともかくガイドブックで読んだ知識で

なんとか脱出を試みはじめた二人だけど

そもそも簡単に動けないし出られない

と、ソフィアは流砂の中で何かに触れる

動かないから危険はない?とか考えて

二人でもがきにもがき。。。手で掴んで

ヨイショ!なんてそれを引き上げると

 

(うあ!死体だ!)

 

ちょっと前に落ちて死んだ男性のようで

死体のカバンとショットガンをGET!

「よし、気持ち悪いから沈めよう」

なんて奪うだけ奪うと死体をズブズブ

で、弾が二発だけ残ったショットガンと

ナイフやなんかを手に入れたところで

マルコスが来るはずだと励ますジョシュ

が、ソフィアは「来るはずない!」と

その噂のマルコスは胡散臭い地元の男が

ジョシュのカバンを持ってると気づく

胡散臭い男は。。。もちろん車上荒らし

やるじゃん!マルコス!(◎_◎;)

 

(有能な男マルコス!)

 

友人思いのマルコスの活躍も知らずに

絶対こない!なんて悪態をつくソフィア

するとジャングルの上空に遊覧ヘリが

慌てて声をあげるも。。。届くワケなく

ソフィアはカバンに入っていた聖書に

ライターで火をつけようとしたけれども

濡れた紙に簡単に火がつくはずなくて

すると動けないところにアリが這い寄り

ソフィアの首筋に群がって噛みつく!

追い払えるもこれぞまさに人生のどん底

と思ったら?ジョシュにヘビが近づき

どん底どころか?まさかの二番底(゚Д゚;)

 

(そこそこ大きいヘビだなw)

 

ソフィアがショットガンでヘビを撃退!

ところがその前にジョシュが噛まれて

これでホントにもう一刻の猶予もない?

一方、車上荒らしを捕まえたマルコス

知らぬ存ぜぬの車上荒らしに交換条件?

友人たちの居場所を聞き出すためにと

大切な親の形見の時計を差し出し。。。

マルコスいいヤツすぎるだろ( ̄▽ ̄;)

その頃、毒が全身に回り苦しむジョシュ

血栓が脳まで達したら一巻の終わり?

ソフィアはナイフで頸動脈を少し切る!

 

(大丈夫なのか?)

 

頸動脈から詰まってる血栓を絞り出すと

ナイフをライターで焼き傷に当て止血

で、命の危機を乗り越え愛が再燃した?

生きる希望を少しだけ取り戻した二人

カバンや上着をナイフでひも状に裂くと

足りない分はヘビを結びロープしにて

脱出しようとかむちゃな事を思いつく!

そこで周囲にヘビの巣がないか見渡し

側に巣を発見!手近な物を投げて挑発!

怒り心頭のヘビがソフィアに忍び寄り

そこをショットガンで撃つけど当たらず

ソフィアに迫り巻きつくヘビだけど?

 

(ソフィアがヘビの頭を掴み)

 

(ジョシュがナイフで刺す!)

 

夫婦の共同作業で無事にヘビをGET!

ってか、けっこう動けてるよね(^▽^;)

で、ヘビも使ってロープに仕上げると

それを投げ輪の要領で切り株に引っ掛け

ソフィアは遂に流砂から脱出に成功!

ところがジョシュは自力ではもう動けず

助けを呼ぶために歩き出したソフィア

意識が朦朧としながらもとにかく歩いて

もうダメ。。。と、そこで会ったのは

捜索隊を率い二人を助けに来たマルコス

すぐにジョシュも保護されて一安心?

搬送されたジョシュにソフィアが近づき

 

(元鞘に収まったかな?)

 

愛と勇気と友情が二人の命を繋ぎとめた

めでたし、めでたし、ハッピーエンド

 

不仲の夫婦が仕事のためにコロンビアへ

観光のためジャングルに入ったけれど

地元の犯罪者に襲われて奥地へ逃げる!

が、底なし沼(流砂)に落ちてしまい

身動き取れず夫婦喧嘩どころじゃない?

次々と襲いくる危機を必死に乗り越え

使えるものはヘビでも使うサバイバル!

 

流砂にハマるワンシチュエーションで

じっくりと見せるタイプの作品でしたが

きっかけが自業自得っぽいところとか

冒頭から感じの悪いソフィアの言動など

なんとなく同情も感情移入もできずに

淡々と?鑑賞してしまいました(^▽^;)

でも、友人マルコスの活躍には感動!

むしろ彼の方が主役で良かったような?

って、それじゃ映画になりませんよね

 

もちろん感情移入できないからといって

映画としてまるでダメってワケでなく

リアルで臨場感のある映像はいい感じで

身動き取れない状況から脱出しようと

あがく姿には緊張感が漂って手に汗握り

刻一刻と自体が悪化してゆく様子には

救いの無さもありハラハラさせられたし

人間ドラマとしても見せ場があったり

スリラーとしては十分な出来栄えでした

 

リアルすぎて地味にも見えたこの作品

"コロンビア産"の映画という事でしたが

暇つぶしにはピッタリな雰囲気なので

気になった方は配信やレンタルでぜひ!

 

台風