さっそくですが今回観た作品はコチラ
【Bhoot Part One - The Haunted Ship】
父が働く大型貨物船"シーバード号"に
母と共に乗船した幼い少女"ミーラ"
航海中に3歳の誕生日を迎えた彼女を
両親や船員たちが祝福するそんな中
ミーラは船倉からの声に誘われ。。。
見えない力に捕らわれ連れ去られる
不気味なオープニングから始まる本作
（空中に浮かぶミーラ！）
それから8年後。。。舞台はムンバイ
妻サプナ、幼い娘メガの写真を手に
静かに涙を流す船舶職員"プリスヴィ"
翌朝、出勤した彼は大型の貨物船が
砂浜に流れ着いたとの話を聞かされる
船員たちの姿はなく幽霊船のような
不気味なその船の名は"シーバード号"
（闇に浮かぶ巨大な船体。。。）
曳航を上司に命じられたプリスヴィ
友人のリアズと準備をするその一方で
どこの国にもバカな若者はいるもの
幽霊船で肝試し！なんてバカップルが
深夜に船に忍び込みふざけていると
黒い女性の影が静かに忍び寄り。。。
キャッキャ騒いでいるバカを瞬殺！
（騒いでんじゃねぇぞ！）
翌日、満潮の間に船を動かそうと計画
作業員たちと作業をするプリスヴィ
事前調査のためにひとり船内へと入る
朽ち果てた船内は開かない扉もあり
場違いな薄汚れている女の子の人形も
報告の通り船員らの姿は一切ないが
得体のしれない何かの気配を感じ取り
（特に何もいない？）
日も暮れ調査を切り上げたプリスヴィ
帰宅して妻子の写真を目にした彼は
事故で妻子を失った悲しい過去を回想
その時！「パパ」と呼ぶ少女の声が
更に部屋には船で見たあの"人形"も！
しかし何故かすぐに消えてしまって
全てはプリスヴィの幻覚？それとも？
（触れたという事は現実？）
翌日、リアズが燃料漏れを見つける中
船内の調査を続行するプリスヴィは
朽ち果てず真新しい状態の船室を発見
理由がわからず写真に収めてゆくと
写真に不気味な男性船員の姿が写る！
それも船員はプリスヴィの目の前で
柵を乗り越えて飛び降り自殺し。。。
（幽霊が自殺？）
その夜、撮った写真を確認したけれど
真新しい部屋の写真は何故か消えて
しかし船内で見つけたビデオテープは
なんとか映像を修復する事が出来る
映像には積み荷に隠されている麻薬と
それを撮影した"女性"の姿が。。。
シーバード号は麻薬の密輸をしてた？
（犯罪にも関わっていたのね）
心霊現象、麻薬の密輸、謎が深まる中
幻覚を目にするプリスヴィを心配し
リアズは専門家の"ジョシ教授"を紹介
独自の見解を研究するジョシ教授は
妻子の霊を見るという話を否定はせず
その頃、ゴミ拾いの男性がビーチで
バカップル女性の遺体を発見し驚愕！
（砂浜に埋まってました）
幽霊騒動だけでなく殺人まで発生して
上司は無理にでも曳航するよう指示
沖まで曳航する作業が始まった矢先に
曳航船が謎の故障！男性が海に転落
気づいたプリスヴィは海に飛び込むと
男性の近くまで泳ぎ。。。掴むが？
水中でふと船体をみると開いた穴から
（こちらを覗く少女？）
少女を見たと話すプリスヴィだったが
リアスは娘の幻覚を見ただけと呆れ
実は事故の原因はプリスヴィにあった
彼は妻子を川下りに誘ったけれども
ライフジャケットの確認を怠ったため
転覆した際に二人は命を落としたと
その罪の意識が幻覚？幽霊？を見せて
（プリスヴィを責める妻子。。。）
また妻子の姿を目にしたプリスヴィは
過去の過ちを繰り返さないためか？
あの少女を探すためシーバード号へ！
閉ざされた扉を開けその先へ進むと
ただならぬ気配が次第に強く感じられ
バカップル男性のむごたらしい死体
あの人形そして。。。襲いくる女性！
（あ、なんかきた。。。）
（念動力？周囲の物が浮かび）
（伽○子じゃねぇよ！）
無数の物がプリスヴィに飛んでくるが
間一髪！リアスが駆けつけて救出！
二人は海に飛び込みひとまず逃げ切る
家に戻ってもあの女性が見える一方
プリスヴィがビデオの続きを観てると
"ミーラ"という少女の3歳の誕生会
そして大人たちが集団自殺する様子が
（柵から同時に飛び降り。。。）
幽霊を信じるようになったリアスと
ジョシ教授の元を訪ねたプリスヴィは
ビデオに撮られた映像を確認しつつ
船内で襲ってきたあの女性はミーラで
"何か"に取り憑かれてはいるものの
彼女はまだ生きているのでは？と語り
だとすれば"助けたい"と提案。。。
（本当に生きている？）
事の元凶を探れば何か解決策があると
ジョシ博士からのアドバイスを受け
亡き娘メガとミーラの姿を重ねながら
何としても救う！と誓うプリスヴィ
と、ひとりの生存者の所在が判明する
それはあの映像を撮影していた女性
ミーラの母親でもある"ヴァンダナ"！
（教会で娘を弔い暮らすヴァンダナ）
ここで何があったか彼女が語ります
夫たち一部船員が密輸に手を染める中
酷い暴力を受けていたヴァンダナは
親切な船員のアマールと出会い恋仲に
二人で密輸の証拠をビデオで撮影し
船から逃げだす計画を立てたが失敗！
アマールは拷問の末に命を落として
（密告者には死を）
しかしヴァンダナは妊娠が発覚して
生かされて夫は暴力を振るわなくなり
そして生まれたのが娘のミーラだと
が、ミーラの"本当に父"は夫ではなく
アマールなのは秘密にしていたよう
もしバレていたら殺されていたのか？
とにかく妊娠していたため命を繋ぎ
（ミーラのおかげで生き延びた？）
もしもミーラが生きているとすれば
夫たちが金品を隠した隠し部屋のはず
案内するというヴァンダナを連れて
プリスヴィ、リアズ、ジョシュ教授は
ミーラを救い決着をつけるため船へ
念のため？船外にヴァンダナを残して
トランシーバーで案内してもらうが
（すぐにミーラが襲い掛かり）
はぐれたリアズはここで船外に撤退
外のヴァンダナの前に姿を現したのは
幼いあの頃のままの姿をしたミーラ
導かれるようにヴァンダナは船に入り
隠し部屋の扉を開くレバーを倒して
プリスヴィとジョシ教授は隠し部屋へ
と、そこに現れたのは。。。ミーラ
（問答無用で襲い掛かる！）
ジョシ教授を吹き飛ばしたミーラは
プリスヴィにも襲い掛かるが姿を消し
そこにヴァンダナが現れたところで
プリスヴィが彼女に近づいたその時！
彼女が隠していた"秘密"を目にする
アマールを殺したのはヴァンダナ自身
（まさかの展開。。。）
夫は密輸の証拠をアマールに握られ
そのため他の船員たちと彼を捕えたが
ヴァンダナとの関係は知らなかった
しかしアマールが拷問されたその挙句
二人の関係を口にしないと限らない
そこで口封じのため殺害したんだとか
と、そこに現れたのは全ての元凶？
（怒り心頭のアマール！）
愛するヴァンダナに裏切られ殺された
その怨念が全ての始まりだったよう
彼の怒りが船員たちを自殺させ。。。
挙句にミーラに取り憑き引きとめた
するとヴァンダナは自分が残るからと
ミーラだけは解放してほしいと懇願
その気持ちが通じたのか？アマールは
（願い通りにヴァンダナを殺害！）
その隙にプリスヴィは吊し上げられた
アマールの遺体を見つけ床に落とし
漏れ溜まった燃料で燃やそうとするが
気づいたアマールに襲われてしまい
そこにまだ生きていたジョシュ教授が
気を失ったミーラを抱え戻って来て
護符を手にしてアマールに戦いを挑む
（足を折られても怯まず！）
しかし満身創痍の教授に勝ち目は無く
念動力により吹き飛ばされてしまい
再びプリスヴィに襲い掛かるアマール
が、教授の死は無駄にはならない？
時間稼ぎしてもらったおかげもあって
燃料に火をつけて。。。床が炎上！
燃えさかる炎はアマールの遺体も焼き
（いきがるアマールだが）
（遺体が燃えれば彼も燃える？）
遺体と共に燃え尽きてゆくアマール
と、プリスヴィはミーラを抱きかかえ
船底の穴から海中へと飛び込み脱出
なんとか海面に浮上し。。。無事生還
近くにはあの人形も浮かび上がって
-ラストシーン-
ミーラを引き取って育てるプリスヴィ
どこか幸せな親子のようにも見えて
（二人の人生がここから始まる）
そんなプリスヴィ宅の室内を横切る
黒い人影が映り。。。エンドロールへ
ムンバイのビーチに座礁した貨物船！
妻子を失って心を病んだ船舶職員が
友人と共に曳航の準備を進めるけれど
まるで幽霊船のような無人の船には
"何か"が潜み棲んでいて襲い掛かる！
船員たちを自殺させた怪異の正体は
呪いか？祟りか？それとも違うもの？
貨物船の積み荷に隠されていた秘密
乗船していた女性が隠していた真相と
謎が謎を呼びそれがひとつに繋がり
怖ろしい怪異の"真実"を明かしてゆく
ミステリアスなインド産のホラー！
さすがはインド映画？かなり濃い目で
歌や踊りなどは一切無いとはいえど
アクションもしっかり盛り込まれたり
様々な意味で？見せ場が満載(/ω＼)
呆れるくらいに丁寧に描く人間ドラマ
勧善懲悪？悪い人はキッチリ裁かれ
ホラーな描写は邦画に近い感じかな？
って、貞子さんや伽椰子さんっぽい
なんかそんな動きと雰囲気なんですが
もしかしたら。。。パクったかな？
ま、それだとしても怖さはバッチリ！
エンタメ感あふれる作品なんですよ
ただ、これもインド映画らしさかな？
少し長くて120分近くあるんですよ
おかげで観ていても疲れる疲れる（笑
中弛みするようなシーンも多いため
かなり長く感じちゃいました(^▽^;)
それでも無事最後まで楽しめたのは
映画として面白かったからですかね？
ちょっと複雑な設定とお話しですが
薄気味悪くてハラハラさせられる本作
気になった方はアマプラなどでぜひ
インド映画。。。やっぱ疲れますな！
ちなみに"Bhoot Part One"という事で
シリーズの1作目なんだそうですが
2作目以降は制作されなかったようです
🚢