「MR. FLIP (1909年)」。。。 | 怒りくまのブログ(仮)

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一部、ネタバレもあるのでご注意を


今回は今では当たり前?のあのネタが

映画史上初めて使われた作品を鑑賞

 

【MR. FLIP (1909年)】

 

コメディアン"ベン・ターピン"演じる

セクハラおやじが雑貨屋を訪れると

嫌がる女性店員にしつこく絡みまくり

と、台車を持った男性店員が現れて

 

(出てけ!このセクハラおやじ!)

 

その程度では懲りないセクハラおやじ

何気にオシャレで?ネイルサロンへ

で、担当のネイリストさんに絡みだし

呆れた隣のネイリストさんが。。。

 

(おやじの椅子にハサミを立て)

 

(座ると。。。痛っ~~~!)

 

そんな痛みに耐えたセクハラおやじは

電話会社の公衆電話を利用しながら

電話交換手の女性にちょっかいを出し

すると女性は手動の発電機を回して

 

(電話を通じて電気がビリビリw)

 

しびれたくらいじゃへこたれない?

理髪店に立ち寄ったセクハラおやじは

女性理容師にまた手を出そうとして

怒った女性はシェービングフォームを

 

(おやじの顔面に塗りたくって)

 

ここまでくるとやり過ぎな感じがして

セクハラおやじが可哀そうにも見え

と、一瞬でも同情した私がバカでした

今度はバーで女性バーテンに絡んで

 

(客たちにソーダを浴びせられる!)

 

最後にカフェを訪れたセクハラおやじ

店員の女性に絡んでてまで出す始末

しつこく言い寄られムカついた女性は

カウンターの上にある"パイ"を掴み

 

(狙いを定めて。。。)

 

(顔面に。。。ベチャ!)

 

(ぶはっ!って、この表情w)

 

はい!これが後に"パイ投げ"と呼ばれ

親しまれるネタが誕生した瞬間です

ま、同じように顔にパイをぶつけたり

クリームをぶつけるような映像とか

演劇なんかはあったかもしれませんが

映画で"ネタ"として使用されたのは

この作品が初めてとされてるようです

 

で、最後も懲りないセクハラおやじ

このまま画面が暗転。。。THE END

 

主演のコメディアン"ベン・ターピン"

彼が行く先々で女性に絡んだ挙句に

手痛いしっぺ返しをくらうだけの本作

ま、やってることはシンプルですが

単純なだけに今観ても十分に笑えるし

セクハラおやじが酷い目にあう事で

なんかスッキリ?しちゃうんですよね

もちろん実際にやっちゃダメですよ

 

そして何より"パイ投げ"の原点という

歴史的?な意味もあると知り驚愕!

でも、もっと前に制作された作品中で

観たような気もするんですよねぇ

あくまでも"諸説ある"かな?(^▽^;)

 

セクハラおやじが成敗される様子を

テンポよく楽しめる4分ほどの作品

気になった方はYouTubeでぜひです!

 

バースデーケーキ