「パイプライン 潜むモノ」。。。 | 怒りくまのブログ(仮)

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気が向いた時、だらだら書いてます
一部、ネタバレもあるのでご注意を

さっそくですが今回観た作品はコチラ

 

【パイプライン 潜むモノ】

 

親切そうなオーナー夫婦が営んでいる

レンタルハウスを借りた若い女性が

ドラム式洗濯機の中に飲み込まれる!

何がなんだか?意味不明だけれども

血まみれの洗濯機を見たオーナー夫婦

「お義父さんが喜ぶ」

とか安堵してる様子で顔を見合わせて

 

(今回は?毎度の事なの?)

 

で、そんなヤバいレンタルハウスに

ニコール、クリスに誘われやって来た

ジャスティン、エリカ、アレクシス、

カイル、ジェナ、アホな友人たち5人

噂の"お義父さん"?マーリンに挨拶

レンタルハウスを借りて大騒ぎするが

シャワーを浴びてるエリカに異変が

 

(バスタブに飲み込まれる!)

 

この家どうやら水回りに問題がある?

じゃなくて"何か"が潜んでるのか?

呼応するように突然の停電で真っ暗に

と、ジェナが地下室に閉じ込められ

カイル、アレクシス、ジャスティンが

ドアを開けようと必死に叩いて叩き

「いや、道具使えよ」と思ってる間に

 

(ジェナに迫る黒い影!)

 

(ドロドロだけど手にも見える?)

 

ジェナの悲鳴に驚いたジャスティンも

足元に忍び寄るドロドロに捕まって

慌てて逃げ出したカイルとアレクシス

離れのマーリンに助けを求めたが?

何故かそこにいたニコールとクリスに

ガツン!殴られて意識を失い。。。

二人は拘束され。。。そして夜が明け

 

(一仕事終えて一息w)

 

するとここで真相が明らかになります

あの家に潜む何かはマーリンの"妻"

何があったか?既に人ではなくなって

近づく者を無差別に貪り喰らうとか

そこでマーリンはあの家を貸し出して

やって来た人を生贄として食べさせ

一方で妻を元に戻す方法を探してると

 

(人を喰わせるだけでしょw)

 

ちなみにニコールはマーリンの孫娘

恋人クリスと祖父に協力してるらしく

元々は冒頭の夫婦ニコールの両親が

マーリンの手伝いをしてたらしけれど

いないって事はもう既に喰われた?

と、ここでカイルとアレクシスは逃走

ニコールとクリスを縛り上げると

 

(捨て台詞を吐き。。。)

 

カイルとアレクシスは車で走り去り

そして夜がきて。。。蠢く黒い人影!

既に行動範囲は母屋から離れに達し

身動き取れず悶えるニコールとクリス

忍びよる妻だったモノの気配を感じ

頭から布団を被り身を潜めるマーリン

そこに静かにジリジリ忍び寄るのは

 

(女性にも見える人影!)

 

マーリンの部屋から人影が出てゆき

翌日、マーリンを訪ねて離れを訪れた

二人の女性が目にしたものは。。。

血まみれとなったバスタブや水回り!

女性たちは慌てて離れから逃げ出し

 

で、ここからエンドロールが始まって

流れ終わったところで追加の映像が

あの家に潜むモノを調べるアレクシス

死の共通点?何かを発見したようで

「戻るのか?」と問いかけるカイルに

 

(え?まさか続編が?)

 

なんて思わせぶりな映像でTHE END

 

レンタルハウスに友人を誘うカップル

またまたバカがハメをはずした挙句

バケモノに殺されるのかと思いきや?

レンタルハウスに潜み棲んでたのは

変わり果てた姿となったオーナーの妻

どんな姿でも愛する妻に変わりなく

集まった客を餌として与えるオーナー

それもカップルはオーナーの身内で

餌を集めるのに協力してるらしく。。。

なんてまさかのどんでん返しに驚き

暗闇からジワジワと忍び寄る影に恐怖

陰惨な殺害現場にゾッとする?本作

 

設定やシチュエーションはバッチリで

実は主人公と思っていた人物が黒幕

とかいう展開も面白っかったのですが

いかんせん、画面が暗すぎる(-_-;)

ま、暗がりで蠢く黒い影は不気味だし

雰囲気としてはいい感じなのですが

やっぱり一度くらいは姿が見えないと

焦らしに焦らし最後まで焦らしたら

せっかく盛り上げた緊張感も台無し?

チラチラ見える手のようなのもから

不定形の怪物?なんて想像できるけど

できれば全体像を見たかったですね

 

もう一つの見せ場である殺害シーンも

襲われる前と事後を映すだけのため

なにかいまひとつ物足りないんですよ

事後のシーンも死体を喰らった後で

血みどろだけどグロい死体は映らずに

そういう意味でも「う~ん?」かな

 

何が潜んでいるのか判明するシーンも

セリフだけ(立ち話)で済ませたり

冒頭の夫婦がどうなったのかも含めて

説明が圧倒的に足りない部分も多く

観る人に丸投げ?な感じも否めなくて

 

薄気味の悪い「音」がうまく使われ

よくあるホラーのように見せておいて

捻りのきいた展開に「アッ」と言う

そんな全てを演出や映像がダメにする

もったいない気もする作品でしたね

あまりオススメはできない作品ですが

興味のある方は配信などでぜひです

 

叫び