「MAKO 死の沈没船」。。。 | 怒りくまのブログ(仮)

怒りくまのブログ(仮)

気が向いた時、だらだら書いてます
一部、ネタバレもあるのでご注意を

さっそくですが今日観た作品はコチラ

 

【MAKO 死の沈没船】

 

ドキュメンタリー映画賞を受賞したが

直後に間違いだと撤回されたうえに

同じ映画監督の夫シェリフが賞を受賞

赤っ恥をかかされた映画監督のラナ

それをきっかけに夫婦の間に溝ができ

更に夫婦のプロダクションの中では

スタッフたちの人間関係が悪化。。。

 

なんて特に興味のないドラマパートを

ダラダラと30分近くも垂れ流されて

「あれ?これってサメ映画だよね?」

とか心配になってきたところで動きが

次の作品のアイディアを募るラナに

新人スタッフのガラムが提案したのは

呪われていると噂される沈没船の話

 

(エジプトの都市伝説?)

 

30年前、フェリーが沈み数百人が死亡

その死者の遺品を狙ったダイバーが

探索に向かうも多くの者が正気を失い

呪いとか負のエネルギーだと囁かれ

その調査してみては?との提案を受け

ラナは乗り気でアイディアを採用!

で、そんなデスクワークが続いたため

観ている人が飽きちゃうとマズい?

漁師たちがサメを釣る映像が挿入され

 

(抱きかかえてるしw)

 

あまりにも遅い展開にソワソワして

「エジプト映画ってこんなノリなの?」

とか観てるコッチが焦ってくる中で

調査するなら直に乗り込むのが一番!

ラナはシェリフやスタッフと現地へ

で、ダイバーのガイドを雇い船を出し

沈没船で撮影の準備をしていると?

待ち時間の長さにキレたアイツが登場

 

(いつまで待たせんだ!)

 

完全にパニック状態のスタッフたちは

巨大サメを避けそれぞれ沈没船内へ

が、なにせ30年前に沈没した骨董品?

通れる通路もあれば通れない場所も

何故かガラムが単独行動をし始めたり

糖尿病の発作を起こす者がいる一方

シェリフがドアに挟まれて流血。。。

ラナは助けを呼ぶためその場を離れて

 

(髑髏に見える明かりが結末を暗示?)

 

ボンベの酸素も残りわずかとなる中で

なんとしなきゃ?サメの隙をついて

浮上したガイドがボンベを手に入れる

一方でラナはシェリフの元へ戻るが

時既に遅し?大量出血のため息絶えて

「サメの野郎!ぶっ殺す!」

覚悟を決めたラナは水中銃を手に入れ

生き残ったスタッフたちと待ち伏せ

近寄ってきたサメに左右から銛を撃つ

 

(ぎゃ~~~!痛い!)

 

しかしサメは止まらずラナをガブリ!

と?そこでハッ!と気がついたラナ

。。。まさかの幻覚でした(^▽^;)

その頃、単独行動していたガラムは

ある船室の前にきて過去の記憶が甦る

彼女は沈没したフェリーの生存者で

幼い彼女が船室の鍵をかけたのもあり

室内にいた母は帰らぬ人となったと

 

(そんな事情があったのね。。。)

 

ここに来たのは母に会いたい一心?

映画のアイディアとして提案したのも

たぶんこの場所に潜るための手段?

いろいろ思うところはあるんだけれど

空気を読まないサメが彼女を喰らい

ガラムの心の底は永遠に闇の中。。。

 

その頃、ガイドが無事に戻ってきて

生き残った者たちは酸素の残量を確認

ところがひとり異常に多いヤツが!

どうやら早々に気絶したスタッフから

ボンベを奪って交換していたらしく

もちろんバレないように死体は処理!

 

(あ?差し入れか?)

 

怒るスタッフに押されたクズ野郎は

壁の突起物に刺さってまさかの事故死

で、ラナとガイドと一人のスタッフ

三人が沈没船から脱出を試みる映像と

腕を失いながらたったひとり生還し

今回の件を映画化して受賞するラナを

交互に映すシーンがしばらく続いて

 

(悲しい授賞式だな。。。)

 

最後にラナが"謝罪の言葉"を口にして

歯切れが悪いまま?エンドロールへ

 

沈没船のドキュメンタリーを撮るため

無許可で乗り込み撮影するクルーが

人喰いサメ"MAKO(マコ)"に襲われ

ほとんど全員が命を落としてしまう

実話ベースらしいエジプトのサメ映画

 

ってか、ジャケットやタイトルを見て

「海底47m古代マヤの死の迷宮」や

そのあたりのサメ映画っぽいのかな?

なんて勝手に想像していたのですが

序盤は登場人物の関係を淡々と描いて

まったく盛り上がる事ないまま過ぎ

かと言ってその人間関係は生かされず

中盤は沈没船に潜りサメが登場して

やっと面白くなる?のと思っていたら

今度はパニくる登場人物の姿を映し

サメなんてチラチラと時々映る程度!

 

ま、"リアルな人間ドラマ"としては

まずまずの出来栄えなんですが。。。

それはともかく全員が同じ格好だし

フルフェイスのマスクを付けてるため

誰がだれか分からなくなるんですよ

名前を呼び合ってなんとか判別可能?

 

他にも中途半端に盛り込んだ設定や

前フリ?のような部分もありましたが

それ必要?って程度のモノばかりで

95分が120分ほどに感じる作品でした

サメの活躍も少な目でガッカリする

オススメなんてできない不発サメ映画

サメの出る映画は全て鑑賞する!と

そこまでの覚悟がある方だけぜひです

 

🦈