「スーパーディープ」。。。 | 怒りくまのブログ(仮)

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気が向いた時、だらだら書いてます
一部、ネタバレもあるのでご注意を

さっそくですが今日観た作品はコチラ

 

【スーパーディープ】

 

永久凍土を1万2000m掘削し作られた

軍の研究施設で"未知の菌"が発生!

研究者や作業員たちは地上へと退避し

軍隊も出動して現場は騒然とする中

疫学者アンナは大佐率いる部隊と共に

"サンプル"回収のため現場へ向かう

が、第一昇降機で居住区まで降りると

駐在する学者グリゴリエフが反乱!

最深部専用の第二昇降機で地下へ降り

サンプルは渡せないと籠城。。。

 

(そこまでする理由は?)

 

最深部の通路は200度を超えるため

特殊な装備を身に着けた一部の兵士が

グリゴリエフを追い最深部へ向かい

降りたままの第二昇降機を動かすため

技師のニコライが作業するそんな中

最深部に降りる階段から女性が。。。

高温の階段を装備無しで登ってきた?

そこでアンナが彼女の体を調べると

 

(たぶん手遅れ。。。)

 

どうやら未知の菌に感染している彼女

無意識でに歩いていた、酷く寒いと

症状を訴える間にも菌は成長を続けて

ブクブクと嚢胞のようなモノが出現

それが全身を飲み込み部屋全体を覆い

嚢胞が破裂したその時!ブシュ―!

と胞子を含んだ煙が勢いよく吹き出し

隔離した部屋の中は煙で包まれて

 

(吹き出す煙は胞子!)

 

アンナと現場の副責任者ピーターは

サンプルや状況からある仮説を立てる

菌は宿主の体を奪うと侵食しながら

宿主の仲間がいる場所まで移動させて

そこで胞子をまき散らし種を増やす

女性が"勝手に歩いていた"理由はそれ

そして彼女が寒さを訴えていたのは

菌が低温にさらされると死滅するから

永久凍土に封じ込められていた菌が

掘削により甦ったって事のよう。。。

 

その胞子を吸ったため保菌した少佐を

地上に連れ帰る準備を進める一方で

グリゴリエフは坑道を爆破して妨害!

何が彼をそこまでさせるのか。。。

と、そこに最深部へ降りた兵士が戻る

恐怖するひとりは何かを見たと訴え

襲われた?片腕を失ったもうひとりは

正気ではないのか?自ら命を絶って

 

(既に感染した?それとも。。。)

 

ここでニコライの修理が成功したのか

第二昇降機が最深部から戻って来る

大佐、アンナ、ピーター、ニコライは

少佐や兵士を残しひとまず最深部へ

 

そこでグリゴリエフが録音した音声で

仮説は正しかったと悟るアンナたち

それも菌は人間を宿主にする事により

寒さから身を守れると学習したとか

高い知性を持ち順応性の高い菌。。。

宇宙から飛来したか?地球のものか?

菌を信奉してるグリゴリエフは既に

200度を超える通路の最深部に潜んだ

菌の本体にその身を捧げたようで

 

ともかく再び昇降機を起動するには

グリゴリエフが持つ鍵が必要だと判明

大佐は覚悟を決めて高温の通路へ!

が、なかなか戻らず心配するアンナは

危険を顧みず自分も通路へ飛び込む

倒れていた大佐は彼女に鍵を渡し死亡

と、鍵を受け取ったアンナはそこで

 

(潜み棲む名伏しがたきものを目撃!)

 

鍵を手に戻るアンナだが問題発生!

この発見を公表し自分の手柄にすると

ピーターが裏切り二人を銃で脅して

昇降機で居住区へと戻って来た三人は

第一昇降機で地上へ。。。とそこに

兵士たちが最深部で目撃たモノが出現

触腕を供えた肉の塊のような容姿で

表面には取り込んだ人間たちの姿が!

 

(アンナを追う巨大な肉塊!)

 

(表面には人の姿が。。。)

 

(苦しみ叫ぶ者も)

 

それも消化?吸収?されるまでの間

取り込まれた人間は意識があるようで

悶え苦しみ叫ぶ声を響き渡らせつつ

ピーターを飲み込みアンナにも迫る!

なんとか逃げたアンナとニコライは

第一昇降機に乗り込み地上へ向かうが

誰かがあアンナを呼ぶ声がきこえる

それは完全に菌に侵された少佐。。。

 

(まさかここに。。。)

 

彼を地上に連れてゆけば人類が終わる

昇降機を止めようとするアンナだが

助かりたいニコライは彼女の首を絞め

争いを察した少佐はわずかに動いて

腕の骨でニコライを刺して殺害。。。

あとは昇降機を墜落させれば終わる

が、昇降機が墜落し自己破壊する前に

昇降機は地上に到着してしまう!

 

(防護服の兵士に保護され)

 

すぐに昇降機から運び出されるアンナ

と、その時!昇降機が落下。。。

-ラストシーン-

自分が菌に侵されてると分かるアンナ

手榴弾を奪って自爆しようとするが

朦朧としているところを注射を打たれ

暗転し。。。で、エンドロールへ

 

永久凍土の底に封じられていたのは

ただの致死性の高いカビかと思いきや

物体X?マタンゴ?それとも。。。

爆発的に拡散する可能性があるカビを

利用したい軍に、封じたい主人公

様々な思惑が渦巻く中で目にしたのは

無数の人間を取り込んだ謎の物体!

巨大な本体はいあ!いあ!のお仲間?

護衛の四肢を供えた肉塊もいたりと

クリーチャーだけでも見応えは十分!

それもCGではなく特撮な部分もあり

暗すぎる映像が多いのは残念でしたが

なかなか楽しませてもらえましたよ

 

ただ、カビ、動く肉塊、謎の本体と

クリーチャーが三種類登場するために

流れ?に統一感が無いんですよねぇ

ま、本体はともかく肉塊は登場させず

カビとカビに操られる犠牲者だけと

それだけでも十分だったような気が?

肉塊はインパクト絶大だったけれど

蛇足な感じも否めませんでしたからね

 

雰囲気としてはエイリアンに近いかな

隔絶された空間で謎の存在に襲われ

互いの腹の底を探り合って疑心暗鬼に

裏切り裏切られる中で生き残るため

ヒロインが奮闘する展開も似ていたり

ラストは賛否分かれそうでうすがね

 

ともかくクリーチャーとのバトルも

人間ドラマも丁寧に描き込まれた本作

大作や名作と比べたら見劣りするも

緊張感漂い手に汗握る作品でしたよ!

気になった方は観てみてはいかが?

 

ドクロ