「A Panicky Picnic(1909年)」。。。 | 怒りくまのブログ(仮)

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気が向いた時、だらだら書いてます
一部、ネタバレもあるのでご注意を

今日はYouTubeでコチラの作品を鑑賞

 

【A Panicky Picnic(1909年)】

 

原題は"Une excursion incohérente"

1909年制作のフランス映画

 

貴族の夫婦は従者を伴いピクニックへ

馬車に揺られて森へと向かい

そろそろお昼?木陰で一休みしようと

持ってきたお弁当を広げるが

ソーセージ、ゆで卵、ケーキの中身は

 

(ソーセージに詰まっていたのは無数の虫!)

 

(割った卵からはネズミが)

 

(ケーキからは大量のミミズが!)

 

突然の怪異に襲われて怯える貴族たち

そこに雨まで降り出してきて

馬車に乗り込んだ貴族たちはホテルへ

貴族夫婦が部屋で休んでる間

従者たちは食事の準備を始めたけれど

 

(鍋は不気味な生首に変化)

 

(暖炉からは死霊が踊り出す!)

 

そんな事が起きていると知らぬままに

食事を諦めた貴族夫婦は就寝

と、影絵で描く奇想天外な夢を見つつ

熟睡する貴族だったけれども

次第に夢は現実味を帯びた悪夢となり

 

(夢の中で悪魔に襲われる!)

 

悪魔に虐げられ続ける悪夢にうなされ

うわっ!と目が覚めた貴族は

ベッドから飛び起きホテルから出ると

ホテルの屋根には巨大トカゲ

井戸からはぬるぬるとした触手が出現

 

(まさかの怪物たちに困惑。。。)

 

(更に井戸はデカい顔に変化!)

 

パニくった貴族は右往左往走り回ると

妻や従者もつられ?駆け回り

と、次の瞬間!貴族は井戸へと転落!

従者たちが引っ張り上げると

水を飲んで溺れた貴族のお腹を押して

 

(口から水がピュ~!っと出て)

 

これで貴族は助かったのか?

めでたし、めでたし。。。THE END

 

怪異に襲われる貴族らの姿を

ユーモラスな映像と動きで描いた本作

トリック映像としては単純で

怖くないと言えば怖くない?のですが

食べ物が虫やネズミに変化し

ホテルで怪異に襲われる映像を見ると

当時の人たちは震えあがって

恐怖したのかな?と想像できますよね

 

ただ、映画としては支離滅裂

ストーリーはあるけど無いようなもの

全てのシーンが唐突なために

不思議な映像を見せられているだけ?

そんな気もしてくるんですよ

まぁ、そうした不条理な怖さってのも

無きにしも非ずなんですよね

 

ホラー映画と言ってよいかはともかく

不気味で恐ろしく少し笑える

時代をこえて楽しめる1909年の作品

"YouTube"で鑑賞できるので

気になった方は観てみては?(*^^)v

 

カチンコ