「ゴルゴダの謎を追え!」。。。 | 怒りくまのブログ(仮)

怒りくまのブログ(仮)

気が向いた時、だらだら書いてます
一部、ネタバレもあるのでご注意を

今日はワゴンセールでGETしたコチラを鑑賞

【ゴルゴダの謎を追え!】

 

イスラエルの遺跡で"棺"を発見した教授

「これはバチカンがひっくり返る大発見!」

なんて浮かれていたら。。。

裏切った仲間とバチカンからの刺客が

教授を遺跡に閉じ込めて爆薬でドカン!

これで全ては闇から闇に葬った

と思ったら?爆薬の量を間違えたのか

瀕死の状態ながらも教授は生きていたようで

。。。どんだけポンコツな刺客だよ(-_-;)
 

(イスラエルで大活躍のマーチ!)

 

何がなんだか?瀕死の教授はイスラエルから

故郷ドイツのミュンヘンへと運ばれ

天才外科医(自称)グロピウスにより

肝移植の手術を受けるも。。。命を落とす

その知らせを受けた娘のフェリツィア

グロピウスと面会し説明を受けるが。。。

教授がキリストの兄弟の研究をしてたらしく

「きっと原理主義者に殺されたのよ!」

だとか初対面のグロピウス相手に盛り上がり
 

(初対面なのに顔が近いよw)

 

そこに教授の助手が現れて事情を説明。。。

する間もなく原理主義者たちに殺され

教授が遺したポンコツ車で逃げる二人

一方、教授の遺体を検死していた刑事は

移植された肝臓から毒物を検出

助手殺害の疑いもあるとグロウピスを追う!

その頃、バチカンでは神父のコシガが

黒幕っぽい司教と何やら相談しているようで
 

(そんな理由で容疑者にされるんだw)

(教授のファイルを巡り暗躍。。。)

 

父親の死の謎を追うフェリツィア

容疑者となってしまったグロウピス
行き掛かりで?協力することになった二人は

教授の研究室があるローマに向かい

が、そこはバチカンのお膝元(爆)

待ってました!と原理主義者たちに襲われて

フェリツィアを捕まえたコシガは

教授の秘密ファイルのありかを聞き出すよう
部下にその場を任せ自分は教会へ
 

(いや、気づけよコシガさんw)

 

駆けつけたグロウピスがフェリツィアを救出!
教授の残したメッセージを解読し
今度は遺跡があるエルサレムへと飛び

エルサレムで教授の協力者ユスフと合流
もちろん原理主義者たち神父や刑事も

二人を追ってエルサレムへ。。。

って、なんなんだこの珍道中は?( ̄▽ ̄;)
逃亡者状態の三人はサイドカーで

教授が"謎の棺"を発見した遺跡へと急ぐ!

(チラリと見えるふとももがセクシー!)


遺跡に辿りついた三人発見された棺と対面!
しかしその中はものけの空で。。。

「これは。。。蓋に秘密があるわ!」

とかいきなり推理を始めたフェリツィア

で、ゴミのように捨て置かれた棺の蓋には

 

"ヨシュア、ヨセフの息子、ヤコブの兄弟"

 

ここまで教授が発見したお墓というのは

イエス(ヨシュア)の兄弟ヤコブの墓

マリアが子供を二人産んでいた根拠となり

聖書の記述は間違えている証拠になる

だから原理主義者にも狙われていた。。。

なんて思っていたフェリツィアたちだが

実はここはヤコブの兄弟のお墓

つまりイエス(ヨシュア)のお墓でさぁ大変!

昇天したイエスが棺に入っていたら

そりゃあバチカンもひっくり返るよね(^▽^;)

そこへ現れた原理主義者たち

 

(だから執拗に追ってきていたのね。。。)


問答無用でユスフが撃たれてしまって

フェリツィアとグロウピスも地底湖に沈められ

が、なんとか縄をほどき逃げた二人は

原理主義者たちが去ってから遺跡の外へ
撃たれたユスフはグロウピスが

弾丸を摘出し。。。天才外科医ですから(笑)

そんなユスフを家族の元へと送った二人

どこかに"イエスのDNA"があれば

教授の発見を証明できると。。。トリノへ!

(トリノの聖骸布ですなw)


埋葬布が展示された礼拝堂へと到着した二人

そこには黒幕かもしれない司教がいて

少し話そうと。。。ここで真相が判明します

教授は埋葬布の一部を手に入れ

DNA鑑定で棺の骨はイエスの物と断定!

その全てを収めたファイルがあるらしく

司教がコシガに命じ探させていたのは"ソレ"!

とはいえ殺してまで奪おうとはしていない

自分は原理主義者ではないしもちろん。。。

 

(え?じゃあ黒幕じゃないの?その顔で?)

 

なんて言ってるところへコシガたちが乱入!
はい、全ての黒幕はコシガでした

過激な原理主義者一派を束ねる彼が

司教に協力する名目で暗躍していたそうです

フェリツィアとグロウピス、司教も捕まり

原理主義者が集う古い教会へと拉致されて

十字架に磔にされ火あぶりに。。。

と、その時!刑事率いる武装警察が乱入!

武器が松明では原理主義者に勝ち目はなく


(ここまでは良かったが。。。)

(武装しとけばよかった。。。ガク)


コシガは撃たれて命を落とし他の連中は逮捕

なんだか分かんないけどいつの間にか

グロウピスの容疑もはれていたようで?

。。。なんだよそのご都合主義は(◎_◎;)

で、さてこれで全て解決!帰ろう。。。

と、教授のポンコツ車に乗り込んだグロウピス

何度乗ってもシートの下に何かあって

座りにくいんだよと。。。ガサゴソしてみると

出てきたのはずっと探してたファイル
 

(はい、私もそう思いますw)

 

骨折り損のくたびれ儲け?(゚Д゚;)

とにかくフェリツィアとグロウピスがチューして

めでたし、めでたし、エンドロールへ

 

イエスに関する謎を収めたファイルを巡って

命を狙われつつ各地を飛び回る!

そして最後は。。。灯台下暗し?

開いた口が塞がらないラストで締める本作

"なんとかジョーンズ"みたいなジャケと邦題に

凄い冒険アクションを期待して観たら

宗教的なテーマや謎は丁寧に描かれていて

展開も早くアクションもそこそこ。。。

だけど謎解き要素が致命的に薄っぺらい

なんとも惜しいドイツ産の作品でした

ってか、思ったより盛り上がっていたのに

最後のオチがあれでは。。。ねぇ?(/ω\)

そこまで鑑賞してきた私としても唖然

ま、何故かミニのドレスで動き回る主人公に

ちょっとだけ癒されましたけどね(笑

そんなワケで500円分は楽しめたこの作品

レンタルで見かけた方は暇つぶしにでもぜひ

 

十字架