「ザ・ファームー恐怖の食物連鎖ー」。。。 | 怒りくまのブログ(仮)

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気が向いた時、だらだら書いてます
一部、ネタバレもあるのでご注意を

やっと手にして鑑賞できた新作はコレ
【ザ・ファームー恐怖の食物連鎖ー】

車での旅行中にド田舎を通りがかった

LA在住のアレックとノラのカップル

運悪く?こんな場所で日が暮れはじめ

ま、B級ホラー映画のド田舎なんて

ヤバい奴しかいないのが定説ですが

ガソリンスタンドで聞いたモーテルで

二人を待ち構えていた支配人は。。。

(見るからに胡散臭いんですがw)

 

で、ここで引き返せばよかったのに?

それじゃあホラー映画にならないし

ベッドに入って眠って翌朝起きたら

ここはどこ?いったい何が起きたの?

二人は別々に檻に入れられ捕まって

「え?え?何?イミワカンナイ?」

なんて混乱するノラの前に現れたのは

(welcome!どうぶつの森へw)

 

そこでは動物の仮面を付けた老若男女

村人たち普通の生活を送っていて

ただ、ひとつだけ普通ではないのは

牛の代わりに飼育しているのは人間!
雄のアレックは肉用牛として牛舎へ
雌のノラは牛と同じよう種付けされ

他の乳牛たちがいる牛舎へと運ばれて

(精肉所へ運ばれる雄。。。)

(雌は機械で搾乳され。。。)


と、そんな村へやって来たあの支配人

どうやら"人間の肉""牛肉"として

街に卸し一儲けしてるようなんですが

いくら原価ゼロの拉致した人間でも

牛と比べとれる肉の量が違い過ぎるし

種付けした女性から搾乳できるまで

待つ時間を考えると効率悪くないか?

(正確には人肉だけどねw)

(どう見ても手足ですから。。。)

 

すると、尺を稼ぐためハプニングが!

搾乳用の雌を飼育係が殺してしまい

支配人の前に引き出された飼育係

健康な人間を無駄に殺したと怒られ

「もしかしてコイツも精肉される?」

なんて私の予想はハズレお咎めなし

よそ者は牛だけど村人は人間なのね

(生首で遊んでいると。。。)

(彼らにとってはそれが常識?)

 

で、あまり大風呂敷を広げちゃうと

収拾がつかなくなってしまうためか?

早々に締めへと向かって話が動き
逃げたアレックがノラを助けて逃走

しかし途中で罠にかかったアレック

そこに追っ手が。。。ってことで、
「ゴメン」とノラはアレックを見捨て

(お前の彼女。。。最低だな)

 

ひとり逃げたノラは牛舎に身を潜めて

そこにいた肉用牛(←人間)から
"輸送用バス"があるという話を聞き

搾乳用に捕まっていた女性を連れ

バスへと乗り込み。。。エンジンON

こんな"クソみたいなところ"から

これでおさらばできると思いきや?

(じゃあさっさと逃げるよ!)

(はーーーーい!)

(食材はスタッフが美味しく頂きました)

 

絶望的な状況のまま画面は暗転。。。

やっぱりB級ホラーの田舎は怖い?

で、エンドロールへ

たまたま寄ったモーテルで捕まって

食肉加工で精肉されて卸される

そんな恐怖の体験を描いたって本作

ストーリーは清々しいほどシンプル

無駄が無くて悪くはないのですが

当然、グロいシーンもあるけれど

それがすごく少なくて短いんですよ

なのでちょっと拍子抜けというか?

あと、仮面をつけている村人たちが

一切喋らないし表情も見えないうえ

本物の牛を扱うように人間を扱い

それがなんとも不気味で面白く。。。

"怖い"のとはなんか違う作品でした

ただ、もし自分が食肉牛だったら

乳牛だったらという視点で観たなら

違う怖さや気持ち悪さはあるかも?

なんにしても、かなりシュールな

考えさせられるホラー映画でしたよ

悪くはないけどベターな作品ですが

気になった方は機会があればぜひ!


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