「未知への飛行」。。。 | 怒りくまのブログ(仮)

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気が向いた時、だらだら書いてます
一部、ネタバレもあるのでご注意を

さっそくですが今日観た作品はコレ
          飛行機【未知への飛行】飛行機


 
レンタル店で見かけ懐かしくなり
つい借りてきた1964年公開の本作
大統領からの重大な命令以外は
全ての判断をコンピュータに任せる
米軍最新のシステムが運用されて
空軍部隊もそれに従い任務を遂行


(交戦は大統領命令のみ。。。)


(UFO!って、未確認飛行物体の事ね)
"人間と違い一切の間違いはない"
そう言ってコンピュータを信用し。。。
が、謎の異常によって誤作動
北極圏を飛行する6機の爆撃機に
モスクワへの核攻撃が命じられる

一度でも命令が出ればそれ以降は
敵の妨害を考慮して何も信じず
粛々と遂行するよう訓練された兵士は
空爆に疑問を持つ事はなく。。。


(誤報とは知らずにモスクワへ。。。)
全面戦争の可能性もあるとなり
大統領はシェルターへと非難しつつ
総司令本部や国防省と連絡を取り
最悪の事態を回避するためにと
自国の爆撃機の撃墜を命じて。。。


(味方に味方の撃墜を命じ。。。)
が、作戦は失敗し大統領はここで
ホットラインでモスクワに事情を説明
遺憾ながらと自国の爆撃機編隊を
撃墜してほしいと依頼するが。。。
アメリカの技術がすごすぎて失敗


(素直に認めすぎでしょw)
お互いに戦争は回避したいはずと
隠し事は無しで頼むという大統領に
モスクワ側は実はコンピュータ
米軍に攻撃の意思ありと警報発令
対抗処置として妨害電波を発し。。。
で、米軍のコンピュータが誤作動
今回の事件に発展したって話のよう

こうなるともう国防省も指令本部も
何か手はないかと喧々諤々。。。
しまいにはこれを機に奇襲をかけ
共産主義者を皆殺しにしようとか
とんでもないことを言い出す者や
これは全て敵国の策略に違いない
反撃に出るべきとのたまう者も。。。


(先手必勝を推す者や。。。)


(敵の策略だと騒ぐ者も。。。)

モスクワも同じような状況と知り
ここで大統領は大統領命令として
全ての米軍の情報を開示して
両国間で協力するようにと指示!
反対する者もいるが力を合わせ


(今朝まで敵だった国と協力。。。)
しかし全ては失敗し万策が尽き
と、大統領はとんでもない案を出す
モスクワへの核攻撃は不可避
数多くの犠牲者を出すことになる
その痛みを自身や我が国にもと
ちょうど大統領夫人も滞在中の
ニューヨークへの核攻撃を命じる


(常軌を逸した命令。。。)
そして、多くの爆撃機が撃墜され
最後に残った1機がモスクワへ
パイロットたちは自らの命をとして
任務を遂行するため核を投下!
それを確認した大統領の命令で
ニューヨークにも核が投下され。。。


(考えさせられるラスト。。。)
何気ない日常を送るニューヨークの人々
その映像が真っ白に変わり。。。
エンドロールへ

あらためて観るとツッコミどころや
驚くシーンも多々ありますが
全てを機械に任せる社会への警告
政治家と国防に関わる人々の違い
戦争やそれに関する思想や考え
何が正解で何が失敗なのか。。。
とにかくいろいろと考えさせられる
重いテーマを描いていたこの作品
その絶望的な状況とはうらはらに?
意外と淡々と描かれているのは
リアルと言えばリアルにも思え。。。
って、私のブログらしくない?( ̄▽ ̄;)
たまにはこうした作品も紹介して
ブログの品位を保たないとですよね
なんて考えで載せている時点で
バカ丸出しなのがバレてますか?
とはいえ気になった方にはぜひ
一度は診て頂きたい作品でしたよ

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