「アタリ:ゲームオーバー」。。。 | 怒りくまのブログ(仮)

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気が向いた時、だらだら書いてます
一部、ネタバレもあるのでご注意を

「アタリ」がゲームハードを開発中とか
一部をザワつかせるニュースが流れ
私もワクワクしていたのですが。。。
そんなこんなで今日紹介するのはコレ
【アタリ:ゲームオーバー】


若い方やTVゲームをなされない方は
いまいちピンとこないかもしれませんが
「アタリ」といえば一世を風靡した
アメリカのゲームメーカーなんですよ!
そしてそのアタリが世に送り出した
史上最低と呼ばれるクソゲーが「E.T.」




(真ん中の緑色のがE.T.ですw)
はい、あの映画をゲーム化した商品で
あまりにもつまらないからと売れ残って
凄い数が砂漠に投棄され埋められた
なんて都市伝説があったりするほど!

で、その都市伝説が本当なのかを
探して掘ってみようってバカな企画に
ベンチャー企業から急速に成長し
社会現象まで引き起こした「アタリ」
どうして突然崩壊し倒産したか真相を
創業者や当時の開発者など関係者
様々な人々の証言を交えて描くという
真面目なドキュメンタリーなんですよ!

ま、真面目な部分はともかくとして
本作の監督を務めたのはザック・ペン
一部「Xmen」シリーズの脚本だとか
「アベンジャーズ」の原案で有名ですが
ネッシー探しにネス湖で大捜索したり
都市伝説の真相を解明とかしようとか
そっち系?でも実は有名な方なので
徳川埋蔵金発掘みたいなこの企画を
思いついたのも納得ですよね?(;´Д`)ノ


(いろんな意味で凄い方です。。。)
そんなわけでドキュメンタリーなので
ああだこうだと当時の経営や方針など
インタビューを交えつつ話は進んでゆき
会社を取り巻く環境や経営などの変化
それにより無理なゲーム開発が求められ
5週間で製作することになったのが
今回の主役?でもあるゲーム「E.T.」
ってか、普通に考えてもそんな期間で
ゲームなんて作れないだろうに(´□`。)

もちろん出来たゲームは酷いクソゲー
そんな酷いゲームが売れるはずもなく
売れ残った大量のソフトを砂漠に埋めた
そんな噂が広がりアタリが潰れたのも
「E.T.があまりにも売れなかったから」
とかいう話になって拡散したとかで。。。
でも、
実際のところアタリが崩壊したのは
経営方針などが原因という事なんだとか
大量の在庫を抱えつつも更にゲームや
ハードの開発や販売が突き進められ
経営難で会社が傾きゲームオーバー?

で、そんなアタリの真相話を交えつつも
当時の関係者からの証言を集め。。。
遂に埋めたであろうという場所を特定!
さすがはアメリカ大量の重機を投入して
掘りも掘ったり深さ9メートル!ヘ(゚∀゚*)ノ
「残念ながら今回は。。。」
なんて日本の徳川埋蔵金特番とは違い
本当に未開封のゲームがザックザク!
現場に集まったファンや当時の関係者も
やんややんやと大盛り上がりで。。。


(さすがはアメリカ。。。規模が違う)


(そして本当に埋ってたー!)






(現地に集まったファンも大喜び!)
都市伝説の真相がまたひとつ明かされ
なんだか嬉しくもあり少し寂しくもあり?
ラストは関係者たちやゲーム開発者が
アタリの栄枯盛衰はいったい何だったか
ゲーム「E.T.」は本当にクソゲーなのか
それぞれの言葉で総括を語る映像が。。。
「もっと酷いクソゲーはいくらでもある」
そう語る言葉にはゲーム愛を感じました




(問題発言多発ですw)
最後の最後、片付けられ保管されてゆく
掘り出されたゲームソフトを映しつつ
今回掘り出されたのは「E.T.」だけでなく
当時人気だったゲームも大量に見つかり
「売れ残ったから埋め立てられた」
という噂は間違いではないかということで
ワクワクするような想像をさせつつ。。。
真相解明はまだ始まったばかりだ!
で、エンドロールが流れました




(まだ伝説は終っていない?)
ドキュメンタリーなのでゲラゲラ笑ったり
ツッコミどころなんてのはありませんが
いろいろと考えさせられる部分も多く。。。
E.T.よりも酷いゲームは数多くあるのに
今でも史上最低とか呼ばれるのって
「最低映画はナニ?」と聞かれた人が
エドウッドの作品を挙げるのと似ている
もっと酷いものはあるのにそれを挙げる
そんなのになんだか似てる気がしたり
それだけ愛されているのですかね?
ま、いろいろありますけどね!(爆)
そんなわけで「徳川埋蔵金」のノリで
ゲーム界の裏側まで見れちゃう本作品
興味のある方は暇つぶしにでもぜひ!

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