「アサイラム・バスターズ」。。。 | 怒りくまのブログ(仮)

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気が向いた時、だらだら書いてます
一部、ネタバレもあるのでご注意を

さっそくですが今日観た作品はコレ!
 叫び【アサイラム・バスターズ】叫び


ちなみに原題は「VILLMARK2」って事で
日本ではリリースされていない作品の
続編というノルウェー産のホラー
ご多分に漏れず?雰囲気と説明不足
「察しろな!」ユーロホラーで。。。

人里離れた森の奥にひっそりと佇む
結核患者を隔離治療していた廃病院
その解体前の調査にやってきたのは
リーヴェ率いる調査会社の社員たち
薄気味悪い建物にはカールという
これまた胡散臭い管理人が住んでいて


(この時点でユーロホラー感が伝わる?)


(管理人も怪しさ全開だし。。。)
そんなこんなで調査を開始する面々
と、お約束通り?背後やなんかを
少女や看護師、怪しい影が右往左往し
幽霊なのか誰かがいるのかは別として
ここに何かがいるのを遠回しに演出
。。。雰囲気だけは最高です(^o^;)


(背後を通り過ぎる看護師。。。)
と、院内にカルテや残された資料から
病院で結核ワクチンの治験が行われ
入院いていた多くの子供が犠牲となり
カールもその中のひとりだったこと
大戦中に近くの湖に戦闘機が墜落
操縦士を付近の者たちが虐殺。。。
両目をくりぬく蛮行を行ったことや
カールがその操縦士の息子だとか
廃病院には図面にない地下があるなど
大風呂敷を広げるだけ広げたところで
リーヴェらより先に迷い混んでいた
猟師の死体を見つけてオーマイガー!


(カメラに変なのが映ったりとか。。。)
更にカールが各所に設置していた
暗視カメラの映像を調べるとそこに
自分たち以外の少女や看護師。。。
怪しい男の姿が映っているのを見て
ここで初めて何かの存在を知る面々!

ついでに?廃院になった後もここで
何者かが治療を続けていたと判明し
すぐにカールの部屋へ向かうリーヴェ
彼女がそこで目にしたものは。。。
カールとベッドに横たわる謎の男性
男性を息子だと紹介したカール
自分が医師として治療していると語る

もちろん彼は医師というワケでなく
これは完全にいかれてるとリーヴェ
話を終えて部屋を出て仲間の元へ
と、カールは息子の蛮行を知り後悔?
毒薬を息子に注射しようと。。。
したところで息子がナイフで反撃!
カールは腹を刺されて苦しみ悶え
一方、リーヴェの仲間には彼女らの
作業着とマスクを奪った何者かが
容赦なく襲いかかって話は佳境に!

次々と姿を消した仲間は殺されてゆき
リーヴェシュンネの女性が二人と
男性のオーレ三人だけが残されて
病院を出て逃げようとオーレが外へ
それを止めようとシュンネを残し
リーヴェが後を追って外へと出るが
オーレは落とし穴に落ちて捕まって
ひとり残ったシュンネは看護師姿の
怪しい女性に車椅子で連れ去られて
結果的にひとりだけになったリーヴェ
皆を探すため地下へ降りるとそこには
息絶えたカールや仲間たちが。。。

するとカールの息子が現れて襲撃!
が、死んだ猟師のライフルで反撃し
息子をアッサリ撃ち殺したリーヴェ
更に奥へと進んだ彼女が見たのは
梟の目を移植される寸前で放置された
ベッドに横たわる死んだ仲間の姿!

両目をくりぬかれ父親が殺されたのと
ワクチン治験の影響かおかしくなり
夜目が見えれば父親は死ななかったと
目に対して異常な執着を持つカール
捕獲した梟の目を移植していたようで
と、その側にはまだ息があるオーレ
すぐに彼を助けようとした。。。
その時!リーヴェを襲う謎の作業着
しかしオーレが最期の力を振り絞り
ライフルで撃って謎の作業着はダウン
オーレもそのまま息絶えてしまって
恐る恐る謎の作業着のマスクを取ると
それはカール梟の目を移植された
夜目が見えるようになった梟人間
ま、この人もある意味犠牲者?( ̄_ ̄ i)


(ってか、この人どこの誰よ?)
その頃、車椅子に乗せられたまま
看護師に連れ去られたシュンネ
ハッと気がついて看護師の顔を見ると
その頭には梟のクチバシが生えていて
って、目はともかくクチバシって
何の意味がある移植なんだ?( ̄ー ̄;


(おでこにクチバシ。。。何故?)
シュンネはそんなクチバシを目にし
掴んでいきなりバキッ!とへし折る!
怒った看護師はシュンネを縛ると
車椅子ごと水没した病院の最下層に
突き落とそうと。。。したその時!
リーヴェが到着して看護師を殺すが
車椅子はドボンと水中へと沈んでゆき
結局、誰も助けられないまま。。。


(初対面の相手のおでこのクチバシを)


(掴んで折るってのも。。。ねぇ?)
ラストシーン
疲れはて倒れこんだリーヴェの前に
映像に映っていた盲目の少女が現れる
少女に肩車して外へ出たリーヴェ
導かれるように湖へとたどり着いて
と、肩車していた少女がおもむろに
長い注射器を手にし振りかぶると
リーヴェに向かって降り下ろ。。。
したところで暗転しエンドロールへ


(少女と共に廃病院を出ると。。。)


(肩車して森を彷徨い。。。)


(で、いきなりブスリ。。。)
で?結局カールや院内にいた連中は
元からの入院患者だったの?。(´д`lll)
ワクチンの治験でおかしくなった?
とにかく謎が残ったままのうえに
映像的な説明はほぼないためもあり
何が何やらサッパリだったこの作品
「今宵奴らをバスターせよ!」
なんてジャケに書かれてはいますが
そんな爽快感?はまったくなくて
「ギャー!」とか「オーマイガー!」とか
大騒ぎするわけではなく淡々として
一番の敵は漏れっぱなしの水という
もちろんお色気も一切無し(←バカ)
静かに狂人たちが忍び寄るだけでは
盛り上がりに欠けるんですよねぇ
やはりユーロホラーは肌に合わない?
そんなわけで、自分なりの解釈をして
想像して楽しむ作品が好きな方なら
それなりに観れるであろうこの作品
あまりオススメはしませんが。。。
気になった方は観てみてはいかが?

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