「バチカン・テープ」。。。 | 怒りくまのブログ(仮)

怒りくまのブログ(仮)

気が向いた時、だらだら書いてます
一部、ネタバレもあるのでご注意を

さっそくですが今日観た作品はコレです
    ナゾの人【バチカン・テープ】ナゾの人


優しいパパと婚約者のピートや仲間らに
囲まれて幸せに暮らす女性アンジェラ
そんな彼女が何の因果か悪魔に選ばれ
取り憑かれてしまってオーマイガー!


(取り憑かれてるよ。。。)
パパとピートとタクシーに乗ると走行中
ハンドルにしがみついて事故を起こし
運び込まれた病院では夜な夜な徘徊し
保育器の赤ん坊を手にかけようと。。。
その捜査にやって来た警官を狂わせて
皆の目の前で自殺させたかと思えば


(電球を持ち出した警官。。。)


(顔面で叩き割る暴挙に!)
おかしな言動に精神病院へ入れられると
入院患者たちを狂わせて暴動を起こさせ
更に天井を崩し看護師を殺害して。。。

そんな様子にパパと病院で知り合った
ロサーノ神父が不穏な空気を感じとり
その知らせを受けたバチカンはすぐに
エクソシスト枢機卿を現地へと派遣!
パパやピート、ロサーノ神父が見守る中
手始めに聖体拝領で様子をみると。。。
アンジェラは口から三つの卵を吐き出す


(悪魔からのメッセージ?)


(なんか難しい話になってきたな。。。)
父と子と聖霊を暗示する三つの卵に
アンチキリストの復活を察した枢機卿
聖剣と十字架でアンジェラを責め立てて
結果としてアンジェラは息絶えて。。。







娘を殺したと掴みかかるパパだったが
神々しい後光が差してアンジェラ復活
その両手首には。。。血の滴る聖痕が!


(神々しいほどのその姿。。。)
驚く一同に自分は終わりの始まりだと
悪魔の王国を築くために復活したと告げ
アンジェラが両手を大きく広げると。。。
建物は激しい炎の嵐に包まれ大爆発!
吹っ飛んだパパ、ピート、枢機卿は死亡
重症を負うも生き残ったロサーノ神父
「アンチキリストの復活を世に知らせよ」
そう言い残してアンジェラは去り。。。


(炎を操り竜巻のように。。。)


(パパたちもろとも建物を爆破!)
ラストシーン
アンチキリスト復活を目撃した者として
教皇代理に呼び出されたロサーノ神父
悪魔の存在を示す証拠の映像や物が
保管されたバチカンの地下の保管所へ
そこで教皇代理に促されて目を向けた
大型モニターに映し出されていたのは
無償で多くの人々の病や傷を癒して
聖女として崇められるアンジェラの姿が!
「悪魔は神の如き奇跡で人心を惑わす」
自分たちが崇める聖女の正体も知らず
アンチキリストを崇拝する多くの人々
そしてここから悪魔の統治が始まる。。。


(数々の奇跡に崇拝され。。。)


(本当の戦いはここから始まる!)
終り方はすこし中途半端ではありますが
無理矢理にPOV作品にすることもなく

「悪魔祓い」と「アンチキリストの復活」を

丁寧に描いていて好感が持てる本作
極端にグロかったり残酷だったりもせず
地味だけど嫌な怖さがあるシーンが続き
それでいて不気味さをかもし出す映像
展開も早く無駄な人物描写は控えめで
多少説明不足な部分も多いのですが
それはそれで特に気にもならないし。。。
バランスの良い良作に思えました(o^-')b
ただ、描いているテーマがテーマだけに
キリスト教から見ての「怖さ」だけなので
万人向けの作品ではないかもですね
可も無く不可も無いけどよく出来た本作
旧作に落ちてから暇つぶしにでもぜひ!

ペタしてね