「ハエ男の逆襲」。。。 | 怒りくまのブログ(仮)

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気が向いた時、だらだら書いてます
一部、ネタバレもあるのでご注意を

GWに合わせたかのように桜の花もほころび始め


今週末には満開になる予想だとか。。。


まぁ、GWも仕事の私には関係ないけどね(  ̄っ ̄)


そんなわけで、今日紹介する作品はコレ!



  横浜【ハエ男の逆襲】横浜
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何故にいきなり「ハエ男」?それも続編の方?


なんて突っ込まれそうな感じですが。。。


原点である第1作目の『ハエ男の恐怖』


クローネンバーグ監督がリメイクした『ザ・フライ』


その続編『ザ・フライⅡ』(監督は別の方)など


たまにTVで放送されていた作品とは違い


内容までご存知の方は少ないと思い。。。


あえて“逆襲”の方をチョイスしてみました!


ってか、いうほどの中身は無いんですけどねσ(^_^;)


物質転送装置”を開発したエンジニアの主人公が


自分の体を実験台に転送実験を敢行!


ところが、実験装置にハエが紛れ込み。。。


頭がハエの“ハエ人間”と頭が人間の“人間ハエ


という変わり果てた姿になってしまう


その姿に絶望した主人公は愛する妻に懇願し


プレス機で圧搾され。。。命を絶つ


その後、妻による他殺か自殺かを捜査する刑事が


公園でクモの巣にかかり助けを呼ぶ人間ハエを発見!


その姿に恐怖した刑事はソレを潰してしまい。。。


「もし、ハエの頭を持つ人間を殺した妻が殺人犯なら


人間の頭のハエを殺した私も殺人犯になるのだろうか」


そう事を自問自答し。。。THE END


なんて前作から月日は流れ。。。本作


前作の主人公と妻の間に生まれた息子フィリップ


事件の真相を知る叔父に反対されながらも


同じくエンジニアの友人アランと共に


父の遺志を継ぎ転送装置の研究を進めていた


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 (前作で使ったセットそのままだな)


が、このアランってのがとんでもない曲者で。。。


実は指名手配されている殺人犯


更にフィリップ転送装置の研究を横取りし


一儲けしようと裏で画策していて。。。


深夜、資料を盗むため研究室に忍び込むアラン


そこへ彼を追っている刑事が現われ。。。


ここで捕まるわけにはいかないと抵抗するアラン


刑事を転送装置に押し込み。。。スイッチオン!


と、ネズミを使った転送実験中だった装置を使ったため


刑事は両手がネズミという変わり果てた姿の人間と


両手が人間のネズミとして転送されてしまう!


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(ハエ人間より安上がりな造型。。。)


すでに息の無いネズミ人間を運び出し処分し


何事もなかったように振舞うアランだったが


すべてをフィリップに知られてしまい。。。


逆ギレしたアランはハエと共にフィリップ転送装置


すると転送されたフィリップはハエ人間人間ハエに!


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 (たまらなく素敵な造型ですよね!)




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   (これはちょっと。。。かな?)


そこへタイミング悪くやってきた叔父を撃ちアランは逃走


ハエ人間となったフィリップもその場から逃げ出す


その後、ハエ人間アランを殺害し復讐を果たすと


元の姿に戻るため研究室へと向かう


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  (ハエ男が悪党相手に大暴れ!)



一方、叔父はなんとかフィリップを助けたいと


前作で事件を担当し真実を知る刑事に協力を依頼


刑事が研究室を飛び回っていた人間ハエを捕獲し


ハエ人間の帰りを待っていると。。。


そこへかなり弱った様子のハエ人間が登場


刑事が急いで装置にハエ人間人間ハエを入れると


叔父が転送装置のスイッチオン!


転送は見事に成功!フィリップもハエも元の姿に戻る


で、めでたし、めでたし。。。THE END


前作、『ハエ男の恐怖』は醜い姿に変貌した主人公と


その妻や周囲の人間の苦悩や愛など。。。


人間ドラマを中心に描いた作品なのに対し


本作のほうはもっとストレートなSFホラーというか


騙され怪物と化した主人公が復讐を果たすだけ


更にハエ人間の着ぐるみも前作の流用という事もあり


なんとなくB級臭が漂ってる作品なんですよσ(^_^;)


まぁ、あえてモノクロ映像を使い撮影することで


不気味な雰囲気を出そうと工夫していたり


ネズミ人間という新しいキャラを登場させたり


アイディアは悪くないと思うのですがねぇ


そんなわけで“続編はハズレが多い”というジンクス通りの


二匹目のドジョウ地雷作品でした!(;´Д`)ノ


もちろんオススメはしませんが。。。


『ハエ男の恐怖』から『ザ・フライⅡ』までをまとめて見て


違いやツッコミどころを探すのも面白いかもですよ