ガザの戦闘休止交渉、合意至らず終了…バイデン米大統領の警告にもイスラエルは強硬姿勢崩さず。 | Takayukiのブログ

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【昨日米市場とコメントと見通し】
《昨日》
NYダウ39,512㌦(△125)△0.32%
NASDAQ16,340㌦(▼5.39)▼0.03%
WTI原油先物78.20㌦(▼1.06)▼1.34%
・ダウ工業株30種平均は8日続伸。8日続伸は昨年12月以来。米連邦準備理事会(FRB)が年後半に利下げ転換するとの期待が根強く、主力株に買いが続いた。週間の上げ幅は837ドルと2023年12月中旬以来の大きさだった。前日発表の週間の米新規失業保険申請件数が市場予想を上回るなど、労働市場の過熱感の和らぎを示す経済指標の発表が相次いでいる。物価指標の上振れで強まっていたFRBの利下げ先送り懸念が後退し、買いが広がった。週間では主要3株価指数全てが上昇。

【今日のNewsと来週の見通し】
《今日のNews》
・米連邦準備制度理事会(FRB)は10日に公表した半期に一度の報告書で、オフィス物件に絡むローンの返済延滞が増え続けており、銀行はさらなる損失に備えていると指摘した。
  一部の商業用不動産(CRE)ローンでは、延滞率が新型コロナウイルス禍前の水準を超えて急上昇しているという。米金融当局者は「必要に応じて監督のスピードや効力、機敏性を向上させる」ことに注力していると報告書は記した。

・ビットコイン(BTC)は6.3万ドル台から6万ドル半ばまで反落した。連邦準備制度理事会(FRB)の高官が年内の利下げに懐疑的見解を示し、金利先安観を受けた買いが後退した。また、グレイスケールのビットコイン現物ETFの流出が継続しているとの報道も売り材料になったと見られる。

・新たな四半期経済予測でインフレ見通しが確認されれば、欧州中央銀行(ECB)は6月の会合で金利を引き下げる「公算が極めて大きい」と、エルダーソンECB理事が述べた。
エルダーソン氏は10日、ローマでブルームバーグに対し、6月は「四半期経済予測が出てくる会合だ。従って、われわれは予測に注目する」と発言。「もし、この予測が現時点で目にしている自信を固める内容であれば、一歩を踏み出す可能性は非常に強いと思う」と述べた。

・米国務省の高官は10日、米中が気候変動に関する2日間の二国間協議で、太陽光パネルやバッテリーの製造、鉄鋼生産、発電用石炭における中国の過剰生産能力について協議したと明かした。
国務省の高官によると、米国側は会談で、中国が安価な太陽光パネルや石炭を世界市場にあふれさせ、他国のクリーンエネルギー製造を圧迫していると伝えたという。

《来週の動きと経済指標》
・《米国》13日:4月NY連銀1年インフレ期待。14日:4月PPI、★パウエルFRB議長が講演。15日:ニューヨーク連銀製造業景気指数、★4月CPI、★4月小売売上高。16日:新規失業保険申請件数、4月住宅着工・建設許可件数、4月輸入物価指数、4月鉱工業生産・節義稼働率。17日:4月景気先行指数。
・《欧州》14日:独CPI。15日:★ユーロ圏GDP。17日:★ユーロ圏CPI。
・《英国》14日:失業保険申請件数、失業率。
・《中国》17日:小売売上、鉱工業生産
・《日本》14日:PPI。16日:★GDP、鉱工業生産。
・《その他》****

※ PMI=購買担当者景気指数 PPI= 生産者物価指数、卸売物価指数 CPI =消費者信頼感指数 IFO= 企業景況感指数

《来週の見通し》
・来週は米国の消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)の重要インフレ指標に加えてパウエルFRB議長が講演を予定しており、注目材料となる。

・また、ユーロ圏や日本もGDPやCPI,PPIが発表されるため、金融政策の行方を判断するうえで重要となる。英国では金融政策決定会合を受けて、速やかな利下げ観測が強まっているが、雇用関連指標に注目。

・米5月ミシガン大消費者信頼感指数が予想以上に悪化したが地政学的リスクや大統領選挙などへの懸念よりもインフレや失業への懸念が影響したという。高インフレに加え、パンデミック貯蓄も減少しつつあり、消費の鈍化が予想される。ただ、インフレ改善の停滞が証明されると、ドルはもみ合いとなる可能性がある。

・5月13日週の日経平均相場予想:3万7500〜3万9400円
・2024年5月の月間日経平均相場予想:3万5800〜4万0500円

・2024年の年間日経平均相場予想:2万9000〜3万7500円(2月15日予想を超えました)