東証大幅続伸、終値は907円高 米株上昇、半導体関連に買い戻し。 | Takayukiのブログ

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【昨日まで米市場と本日日本市場】
《昨日》
NYダウ38,503㌦(△263)△0.69%
NASDAQ15,696㌦(△245)△1.59%
WTI原油先物83.58㌦(△0.22)△0.26%
・米株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸。中東の地政学リスクへの過度な警戒が和らぐなか、幅広い銘柄に押し目買いが入った。同日発表の米経済指標が米国のインフレ再加速への懸念を高めなかったことも株買いを促し、ダウ平均の上げ幅は一時300ドルを超えた。イスラエルとイランが双方の攻撃への抑制的な姿勢を見せている。先行きは依然として不透明なものの、前週まで投資家心理の重荷となっていた中東情勢に対する過度な不安感が後退している。

《本日》
日経平均¥38,460.-(△907)△2.42%
グロース市場指数¥838.-(△6.07)△0.73%
ドル/円 ¥154.94(△0.11)△0.07%
・日経平均株価は3日続伸。終値での3万8000円台回復は18日以来。中東情勢への警戒感が和らいだことや米長期金利の上昇一服で前日の米株式相場が上昇し、東京市場でも幅広い銘柄に買いが入った。半導体関連を中心にハイテクのグロース(成長)株の上昇が目立ち、日経平均は取引終了にかけ上げ幅を広げる展開だった。

【本日の経済指標】                             
07:45 NZD(NZ) 3月 貿易収支 前回-2.18億NZドル(訂正-3.15億NZドル)  予想―        結果5.88億NZドル
08:50 JPY(日) 3月 企業向けサービス価格指数 [前年同月比] 前回2.1%(訂正2.2%)  予想2.1%        結果2.3%
10:30 AUD(豪) 3月 消費者物価指数(CPI) [前年同月比] 前回3.4%  予想3.4%        結果3.5%
10:30 AUD(豪) 1-3月期 四半期消費者物価(CPI) [前期比] 前回0.6%  予想0.8%        結果1.0%
10:30 AUD(豪) 1-3月期 四半期消費者物価(CPI) [前年同期比] 前回4.1%  予想3.5%        結果3.6%
17:00 DEM(独) 4月 IFO企業景況感指数 87.8        88.8
20:00 USD(米) MBA住宅ローン申請指数 [前週比] 3.3%  ―
21:30 CAD(加) 2月 小売売上高 [前月比] -0.3%  0.1%
21:30 CAD(加) 2月 小売売上高(除自動車) [前月比] 0.5%  0.0%
21:30 USD(米) 3月 耐久財受注 [前月比] 1.4%  2.9%
21:30 USD(米) 3月 耐久財受注・輸送用機器除く [前月比] 0.5%  0.3%

【本日の材料銘柄】
▽Jマテリアル<6055.T>、24年3月期の連結業績予想を上方修正
▽鉄建建設<1815.T>、24年3月期の連結業績予想を引き上げ
▽アルコニクス<3036.T>、24年3月期の連結業績予想を下方修正
▽アイビー<4918.T>―24年3月期の単体業績予想を引き下げ
▽日プロ<9651.T>、24年5月期の連結業績予想と配当予想を上方修正
▽シマノ<7309.T>、24年12月期第2四半期累計および通期の連結利益予想を上方修正
▽PLANT<7646.T>、24年9月期第2四半期累計の単体業績予想を上方修正
▽アマノ<6436.T>、24年3月期の連結業績予想および配当予想を上方修正
▽野村マイクロ<6254.T>、24年3月期連結業績予想および配当予想を上方修正
▽ニチダイ<6467.T>、24年3月期の連結業績予想を上方修正
▽ニデック<6594.T>、25年3月期の連結業績予想は大幅な営業増益
▽オービック<4684.T>、25年3月期の連結業績は増収増益を予想、増配も計画
▽リアルゲイト<5532.T>、24年9月期第2四半期累計の単体業績は2ケタ増収増益
▽キヤノン電子<7739.T>、24年12月期第1四半期の連結業績は2ケタ増益
▽コメリ<8218.T>、25年3月期の連結業績は増収増益に増配を予想、自社株買いも
▽GENDA<9166.T>、株式分割や岐阜県のアミューズメント施設運営会社買収を発表
▽ラクオリア薬<4579.T>、ライセンス先の韓国HKイノエン社が胃酸分泌抑制剤について中東・北アフリカ地域を対象地域としてサウジアラビアの大手製薬企業とライセンス契約を締結
▽メディ一光G<3353.T>、調剤薬局を経営する京寿薬品(京都府)の株式取得に関する協議を開始
▽主な決算発表=マクアケ<4479.T>、KOA<6999.T>、キヤノンMJ<8060.T>など

【今日のNEWS】
・4:00 株式市場で信用取引の買いが積み上がっている。東京証券取引所が23日発表した19日申し込み時点の信用買い残(東京・名古屋2市場、制度信用と一般信用の合計)は4週連続で増え、買い残を売り残で割った信用倍率は7.29倍と遡れる1994年12月以降で最高だった。相場の流れに逆らう「逆張り」の個人投資家の買いが株安局面で勢いづいた。

・4:50 英国のスナク首相は23日、2030年までに国防費の国内総生産(GDP)比を2.5%に引き上げると表明した。
スナク首相は訪問先のワルシャワでポーランドのトゥスク首相のほか、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長らと会談。ストルテンベルグ氏との共同記者会見で、英国は向こう6年間で軍需品とドローン(小型無人機)の生産を増やすため750億ポンドを追加支出すると表明した。これによりNATO加盟国で2番目に国防費が多い国になるという。

・5:30 4月の円建て社債の発行額が同月として過去最高を更新した。金利先高観から投資資金は償還期間が比較的短い社債に集まっている。
ブルームバーグがまとめたデータによれば、国内外の企業による4月の円債発行額は、23日時点で2兆2000億円と前年の同時点と比べて55%増えた。同月としてはデータをさかのぼることができる1999年以降で既に最多となった。
発行総額を押し上げたのは3年債の発行額が115%急増したことだ。デュレーションリスクを負うことなく年度初めに資金を活用したい投資家のニーズが浮き彫りになった。顕著な例は米著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイの先週の起債だ。発行総額は同社の円債として2019年の初回債に次ぐ大きさとなり、このうちほぼ3分の2に当たる1690億円を3年債が占めた。

・6:05 S&Pが発表した米4月製造業PMI速報値は49.9と、3月51.9から上昇予想に反して活動の拡大と縮小の境目となる50を割り込み昨年12月来の50割れと活動の縮小を示した。同月サービス業PMI速報値は50.9と、3月51.7から改善予想に反し悪化し昨年11月来で最低となった。活動の拡大となる50はかろうじて15カ月連続で維持。同月総合PMI速報値は50.9と、3月52.1から予想以上に低下し、昨年12月来の低水準となった。やはり15カ月連続で50を上回り活動の拡大域を維持した。雇用は3.2ポイント低下し48と、2020年以来の50割れで活動縮小圏入り。

・12:00 米上院は23日、短編動画投稿アプリ「ティックトック(TikTok)」の中国の親会社である字節跳動(バイトダンス)に約9カ月以内に同アプリの米資産売却を義務付け、従わなければアプリの利用を禁止する法案を79対18の賛成多数で可決した。
法案はバイデン大統領に送付される。下院は先週、可決していた。