貿易収支が3年連続赤字、輸出増で赤字幅は縮減=23年度貿易統計。収支額は5兆8919億円の赤字。 | Takayukiのブログ

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【昨日まで米市場と本日日本市場】
《昨日》
NYダウ37,798㌦(△63)△0.17%
NASDAQ15,865㌦(▼19)▼0.12%
WTI原油先物84.81㌦(▼0.55)▼0.64%
・米株式市場でダウ工業株30種平均は7営業日ぶりに反発。前日まで下げが続いた後で、主力株の一部に押し目買いが入った。もっとも、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が高インフレの継続に懸念を示し、市場では利下げが遅れるとの見方が広がり、ダウ平均の上値は重かった。

《本日》
日経平均¥37,961.-(▼509)▼1.32%
グロース市場指数¥832.-(▼14)▼1.75%
ドル/円 ¥154.62(▼0.09)▼0.06%
・日経平均株価は3日続落。米国の利下げ後ずれ観測による米長期金利の上昇から株式の相対的な割高感を警戒した売りが幅広い銘柄に出た。午後にオランダの半導体製造装置大手ASMLホールディングが発表した2024年1〜3月期決算で、売上高が市場予想を下回った。半導体製造装置の需要拡大期待が後退し、アドテストやレーザーテク、スクリンなどに売りが膨らみ、日経平均は取引終了にかけ下げ幅を広げた。

【本日の経済指標】                             
07:45 NZD(NZ) 1-3月期 四半期消費者物価(CPI) [前期比] 前回0.5%  予想0.6%  結果0.6%
07:45 NZD(NZ) 1-3月期 四半期消費者物価(CPI) [前年同期比] 前回4.7%  予想4.0%  結果4.0%
08:50 JPY(日) 3月 貿易統計(通関ベース、季調前)前回-3794億円 (訂正-3778億円)    予想2999億円 結果3665億円
08:50 JPY(日) 3月 貿易統計(通関ベース、季調済)前回-4516億円(訂正-5662億円) 予想-3025億円 結果-7015億円
15:00 GBP(英) 3月 消費者物価指数(CPI) [前月比] 前回0.6%  予想0.4%  結果0.6%
15:00 GBP(英) 3月 消費者物価指数(CPI) [前年同月比] 前回3.4%  予想3.1%  結果3.2%
15:00 GBP(英) 3月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前年同月比] 前回4.5%  予想4.1%  結果4.2%
15:00 GBP(英) 3月 小売物価指数(RPI) [前月比] 前回0.8%  予想0.4%  結果0.5%
15:00 GBP(英) 3月 小売物価指数(RPI) [前年同月比] 前回4.5%  予想4.2%  結果4.3%
16:00 TRY(トルコ) 2月 経常収支 -25.6億ドル  -40.0億ドル
17:00 ZAR(南ア) 3月 消費者物価指数(CPI) [前月比] 1.0%  0.9%
17:00 ZAR(南ア) 3月 消費者物価指数(CPI) [前年同月比] 5.6%  5.4%
18:00 ★EUR(欧) 3月 消費者物価指数(HICP、改定値) [前年同月比] 2.4%  2.4%
18:00 ★EUR(欧) 3月 消費者物価指数(HICPコア指数、改定値) [前年同月比] 2.9%  2.9%
20:00 ZAR(南ア) 2月 小売売上高 [前年同月比] -2.1%  -1.5%
20:00 USD(米) MBA住宅ローン申請指数 [前週比] 0.1%  ―
21:30 CAD(加) 2月 対カナダ証券投資額 88.8億カナダドル  ―
25:00 GBP(英) ベイリー英中銀(BOE)総裁、発言
27:00 USD(米) 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
29:00 USD(米) 2月 対米証券投資(短期債除く)361億ドル  ―
29:00 USD(米) 2月 対米証券投資 -88億ドル  ―

【本日の材料銘柄】
▽セラク<6199.T>、AND Think(愛知県名古屋市)の発行済株式の一部を取得後、同社を株式交換完全親会社とし、対象会社を株式交換完全子会社とする株式交換
▽レゾナック<4004.T>、24年12月期第2四半期累計(1-6月)と通期の連結業績予想を上方修正
▽オプティマス<9268.T>、24年3月期の連結業績予想を下方修正
▽セキュア<4264.T>、不正行為未然防止ソリューションを手がけるCIA(広島県広島市)と資本・業務提携
▽PSOL<4450.T>、コンサルティング会社のイノベーティブ・ソリューションズ(横浜市)の株式を取得し子会社化したほか、株主還元方針を変更
▽出光興産<5019.T>、富士石油<5017.T>と資本・業務提携に関する合意書を締結。出光興産が富士石油株式の21.79%(現在保有分の13.04%を含む)を取得し、持分法適用会社とする予定

【今日のNEWS】
・4:15 米商務省が16日発表した3月の一戸建て住宅の着工件数(季節調整済み)は年率換算で前月比12.4%減の102万2000戸だった。新築住宅の建設は深刻な中古住宅不足が下支えとなっている一方、住宅ローン金利の上昇で買い手が購入を躊躇していることが示唆された。2月の一戸建ての着工件数は116万7000戸と、前回発表の112万9000戸から上方改定された。
一方、3月の一戸建ての建設許可件数は5.7%減の97万3000戸と5カ月ぶりの低水準に落ち込んだ。全体の建築許可件数は4.3%減で145万8000戸となり、昨年7月以来の低水準となった。

・4:20 米国のオースティン国防長官は16日、中国の董軍国防相と電話会談を行い、南シナ海のほか、ウクライナや北朝鮮などの情勢について意見を交換した。米国防総省が発表した。米中国防相の対話は2022年以来初めてとなる。
米国防総省によると、オースティン長官は会談で「米中の軍事対話を継続することの重要性」を強調した。
南シナ海で国際法で保証されている公海の航行の自由を尊重することの重要性について言及したほか、ウクライナや北朝鮮を巡る情勢のほか、米政府の「一つの中国」政策についても取り上げた。

・4:50 国際通貨基金(IMF)は24年の世界経済の成長見通しを0.1ポイント上方修正し3.2%とした。同時に、中期的な悲観的な見通しを警告した。
米国経済の強さが上方修正につながった。IMFは24年の米国経済は+2.7%と、前回の+2.1%から0.6%ポイント上方修正。その他の諸国はユーロ圏+0.8%(+0.9%)、日本:+0.9%(+0.9%)、英:+0.5%(+0.6%)、中国:+4.6%(+4.6%)と前回からほぼ変わらず。同時に米国の支出や債務の膨張を警告した。パンデミック以降もバイデン政権が続けている支出が経済を押し上げているものの、債務の膨張が今後の課題となる。
アトランタ連銀の第1四半期国内総生産(GDP)成長率見通しは2.9%と、従来の2.8%から上方修正された。債務の膨張はインフレ鈍化の進展を抑制する可能性がある。他国中銀に比べて連邦準備制度理事会(FRB)の利下げを一段と遅させる可能性もある。

・5:30 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は16日、インフレの2%回帰に向けた「一段の進展の欠如」を踏まえ、FRBは予想されていたよりも長期間、高水準の金利を維持することが必要となる可能性があるという見解を示した。
パウエル議長はワシントンで行われたイベントで、「最近のデータは明らかにわれわれに自信を与えるものではなく、むしろその自信を得るには予想よりも長い時間がかかる可能性が高いことを示している」と指摘した。

・7:20 生成AIの活用が広がるなか、特定の人物の考え方や声などを再現する技術開発が進んでいます。
日立製作所のグループ会社は、生成AIを活用して特定の著名人の考え方を再現し、さまざまな相談などに回答する技術を開発しました。
一般的な生成AIは大量の知識や情報を学習し、特定の立場や考え方には偏らない汎用的な回答を行いますが、この技術では、著名人の著書などのデータに特化して学習しています。
開発した会社の矢野和男CEOは「生成AIが悩みや相談にのれる可能性があるのではないか、そういう能力はふつうの生成AIにはなかった」と話していました。
NTTは、個人の口調や声などを効率的に再現する技術を開発しました。
生成AIに、個人のプロフィールやふだん使っていることばづかいなどを学習させることでその人特有の話し方を再現しています。
さらに、数秒程度の本人の音声データがあれば、声を合成できる技術も開発しました。
アバターと呼ばれるデジタル空間の分身などで活用したいとしています。

・11:25 昨年度・2023年度の貿易統計が発表され、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は、5兆8900億円あまりの赤字となりました。貿易赤字は3年連続ですが、原油などのエネルギー価格が下落したことで、前の年度と比べて赤字幅は大きく縮小しました。
財務省の発表によりますと、昨年度1年間の貿易収支は5兆8919億円の赤字でした。
貿易赤字は3年連続ですが、過去最大だった前の年度の22兆円余りから赤字幅は73.3%縮小しました。

・12:50 国際通貨基金(IMF)は最新の世界経済見通し(WEO)で、2024年のドイツの国内総生産(GDP)成長率を0.2%、25年は1.3%と予想し、それぞれ0.3%ポイント引き下げた。
消費者信頼感が低迷していることが背景にあり、ユーロ圏全体の成長を下回る見込み。
IMFはユーロ圏の24年の成長率予想を0.8%、25年は1.5%としている。