『グリーン・レクイエム』新井素子
「人間がもし光合成ができたなら、
食糧問題で悩むことも、
他の生物を殺して喰うこともないだろうに…」
森の中で出逢った緑の髪の女の子が成長して、
大学で植物学を学ぶ青年と出逢う。
彼が恋に落ちた女の子の正体は、
地球で生き延びるために、地球人の姿に変えられた
植物系の異星人だった…。
以前、新井素子作品ブームだった時があった。
もれなく彼女のSF小説にハマった。
彼女は星新一さんが見出したんだとか。
本当にそこらへんにいる人が喋っているような、
自然で親近感のある語り口。
それが多感な学生などにウケたんだろう。
「人間も自然の、地球の一部」
「人は一人一人違っても良い。
受け入れることが大切」
SFや宇宙をテーマにしながらも、
より人間を引き立たせるような作品。
作品中に数曲クラシックの
ピアノの曲名が出てくる。
それらの曲をヘッドフォンで聴きながら、
気分を盛り上げて読んでみるのも楽しい。
オススメです🎵

