何をどう書いていいのかわからないけどとりあえずブログ開いてと。。。
先日俺の音楽人生の中で1.2位を争うであろうお世話になりまくった人が亡くなりました。
いつくらいからお世話になってたのかなーと考えると正直何が最初だったのかわかりません。
けどいつの間にかとてもお世話になっておりました。
マイクロの事を好きだ好きだと言ってくれていて。
全部のバンドに言ってんのかもしれないけどそれでもやっぱりあの人の前でやるライブはモチベーションは上がるわけで。
ただ俺が本当にこの人には足向けられないなーと思い始めたのは
一旦俺が音楽から離れてそれでもギリギリなんとかやり始められたくらいからかな。
日にちや時間の制限が今以上にあったんだけどスケジュール、時間、それはあの人が考えていた1日と反していても俺がダメな時間を外してくれた。
リハ出来ない、本番もここしか出れない、そんなスケジュールでも切ってくれた。
んでその中俺がほんとに一時期体調崩しまくりで飯も食えない寝れもしないみたいな時があって。
その時にあの人の誕生日のイベントのオファーがきてね。
この状態の時に人前に出て人を祝う事なんかできるんだろうかって思ってたけど
今までの恩が山積みで利子すら返せてない俺にとってあの人の誕生日を祝うと言う事は何よりも優先するべき事で。
結果ね。
そのイベントでも救われました。
普通のライブじゃない完全に悪ふざけのライブ。
そして祝うという事。
多分今までの人生で一番病んでいたんではないかという時期にそれが出来てあの人も喜んでくれて。
病んでても人を祝えるんだなー、喜んでもらえるんだなー、俺プロだなーってわけのわからない前向きな気分になりましてね(笑)
と、こんな風にいつものくだらないやり取りの中であの人もこう言ってるくらいだしね。
んで俺の絶不調な状態もわかってくれててそれもやっぱり心配してくれて。
えらい長文のメールが来たんだよね(当時はLINEがなかったのよギリギリねギリギリw)
そこであの人の体の事も色々聞きました。
一度はなくしたような命だから
とか
いつまでできるかわかんないけど
とか
お互い100まで生きよう
とか。
それからだと思う。
あの人に絶対的な信頼をもったの。
今まで顔を合わせても話の8割はくだらない事ばかり話してたと思う。
でも最初と最後はいつも心配してんだよ。
無理はするな、スケジュールも時間もなんとかするからって。
そんな口約束を守ってくれてその後も時間の融通とかスケジュール調整はいつもしてくれてた。
俺の周りの音楽関係の知り合いではなく仲間の音楽人はベルズとレッドゾーンでほぼ構成されてます。
だからあの人からもらった縁もとても多いのです。
俺が訃報を知ったのは仲間の書き込みでした。
作業をしててなんとなく休憩にFB開いたら飛び込んできた訃報。
1秒くらい『何バカな事言ってんの?そーいうのいいからいいから」って。
でもその数秒後に作業してた手が完全に止まりました。
100まで生きるって言ったじゃん。
でも責める気持ちなんかあるわけなくてただただ動揺して作業も放棄して。
俺のおかんが倒れた時にもうきっと音楽は出来ないって言ったらなんとかするから出来る時に言えって言ってくれて
奇跡的に後遺症もなく治った時、自分のことのように喜んでくれて。
俺のおかんと同じ病気でなんてね。
そんなのありかよってもうパニックだったよ。
いやそれは今でも混乱してる。
それからバカな話ばかりしてるあの人とのLINE遡って。
バカな絡み方ばかりしてるあの人のFBの書き込み遡って。
夜中ずっとそんな事してた。
今俺がまだ音楽出来てるのはね、あなたのおかげがたくさんあるんだよ。
頭ではわかってんだよ。
今までありがとうとかご冥福をお祈りしますとかゆっくり休んで下さいねとかお世話になりましたとか
でも俺にとってそれはどれも当てはまらなくて。
だって俺はいくら休めって言っても休まないあなたを休ませるつもりなんてなかったし
これからもライブ終わったらありがとうって言うつもりだったしこれからも世話してもらうつもりだったし。
ずっと軽口叩き続けるつもりだった。
その言葉が間違いじゃない事くらいわかるんだよ。
けど俺には当てはまらないし言いたくない。
それにね、本当に本当に一つだけ心残りがあるの。
あなたにどーしても見てもらいたかったもの。
それ見せられなかった。
それはね、売れていい景色見せるとか楽させてやるとかそういう努力でどうにかするものじゃなくて
本当に少しだけ俺がまめにしてれば出来た事。
何一つ大変な努力しなくたって出来た事。
だからとてつもなく悔しいし多分一生引きずるような後悔。
いつもライブが終わって挨拶しに行くと本来なら出させてもらってる俺が先にお礼を言わなきゃならないのに
あなたはいつだって「出てくれてありがとう、マイクロやっぱいいわー」って先に言っちゃうんだ。
だから俺は毎回毎回こう言うんだよ。
だからね、今回もこう言うんだよ。
そして次にあなたの顔を見た時もこう言うつもり。
これが俺のあなたへの最大のお礼と最大の労いと最大の称賛と最大の愛情です。