・ななめ読み中だが、何か所か興味をそそる記述があった。

 

・1)「汗血馬」:漢の武帝がやっとのことで入手した天下の名馬。アーカル・テッケの先祖ではないかとされている。(pp.106-108)。何でも現代では、トルクメンで競馬につかっている馬だそうだ。https://ameblo.jp/89rid-4/entry-11551249920.html?frm=theme に一度書いていた。アハル・テケ種。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8F%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%B1 

に詳細。

 

・(2)「パンとサーカス」:(pp.126-130)。この本では、「サーカス」は曲芸のことではなく、ラテン語のキルクス(楕円形のコース)の事で、戦車競技の走路であるとするhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%B3%E3%81%A8%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%82%B9 にローマ時代の位置づけが書いてある。

 

・(3)ダ・ヴィンチが17年もかけた「入魂」の騎馬像が粘土製の原型の段階で、侵入したフランス軍に破壊された・・のを500年後の1999年にミラノに完成したブロンズ像があるそうだ・・。見てみたいな・・。まあ、コロナが終息したら?!→名古屋にある??まあミラノにあるのとは写真では見かけはずいぶん違うが・・・。名古屋にある方が、完成度高そうだけど同じもの??

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%84%E3%82%A1%E9%A8%8E%E9%A6%AC%E5%83%8F

 

著者は、古代ローマ史研究家で、馬(競馬も)大好きらしい。この「馬の世界史」はJRA賞馬事文化賞を受賞している。