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こんな大きなほうれん草は店では売られていません。
若いほうれん草が人気があるからです、育てる側も買う側も。

ほうれん草をゆでただけで食べる人が多いからでしょうか?ちゃんとお浸しにすると若いほうれん草だと物足りなく感じるのですが。
ちゃんとしたお浸しというのは読んだ字のごとく、ゆでたほうれん草を八方だしと呼ばれる味をちゃんとつけただしに付けてから、水分を切ったものです。こうすることによって、ほうれん草の苦味がコクに変わって美味しくなるんですよ。

話は戻って、若いほうれん草の根は甘くて、そこは捨てがたいのですが、
大きく育った葉を茎の根元から切り取ります。
すると、内側の若い葉が日にちが経てば成長して、また収穫できるのです。
これを3ヶ月ぐらいのあいだに4回ぐらい収穫します。もちろん、追肥はしなければね。

店では根は使いにくい部分でもありますし、力強いほうれん草の味が欲しいのでこういった採り方をしています。
(だから、最近はちぢみほうれん草という品種が売られていたりしますが、
自家栽培のほうれん草と同じような感じの味わいですね。)
初めて、この収穫をしていた時は周りの農家さんに不思議な顔で見られていましたが、最近は同じように採っている人もいますね。

やっぱり、野菜は力強さが重要です。

イタリアンレストランPAC 堺市美原区石原496 072-320-7697
ホームページ http://www.89pac.com/ ご覧下さい
普通に売られている野菜は基本的にビニールハウスで作られたものが多いです。
「霜が降りると野菜は甘くなる」と言うのですが、
これは野菜自身が凍らないために、自分で糖度を上げて凍らないようにしているのです。
(アイスクリームが○度以下でも柔らかいのがいい例である)

だから、ビニールハウスで作られた野菜は冬野菜とは言えないですね。
また、成長をはやめるのがビニールハウスの一番の効果なので若い野菜しか出回りません。
もちろん、客側がそれを求めているからですが。

露地物の時間がかかって育てられた栄養たっぷりの季節感のある野菜を食べて欲しいし、
それこそが美味しいということをわかって欲しいですね。

イタリアンレストランPAC 堺市美原区石原496 072-320-7697
ホームページ http://www.89pac.com/ ご覧下さい
今、日本では野菜はサッとしか火を入れないのが良いとされています。茹でる時に水に溶け出す栄養成分や加熱で減少してしまう栄養成分があるからというのが理由ですね。

でも、生で食べるのは消化に悪いし、体を冷やす、何よりも量が食べれません。
厚生省が推奨する1日に食べる量である350gを生野菜だけで取ろうと思うとすごいことになります。

もちろん、生野菜がダメだなんて思っていませんし、僕自身大好きです。

何が言いたいかってことは、
好きで食べるならいいけど、体のために食べようとするのに生野菜は向いていないということです。