月9で始まった『ビブリア古書堂の事件手帖 』
好きですねー
(録画して見てるのでタイムラグが、ありすぎで、スミマセン)
原作を読んだことがないので、毎回作品に焦点を当てて展開していくのか、わかりませんが
初回、面白かったです。
夏目漱石の『それから』が初回の作品だったのですが
初めて読んだとき、衝撃だったのを覚えています。
名作と言われている本は、『走れメロス』のように友情を説いていたり
道徳的なものばかりだと、子ども時代には思いこんでいたので
こんな世界を知っていいの?
文学って世の中のあらゆる感情を表していいものなんだーーー
と感じたわけです。
ーーーここから先、マニアックですーーー
その後、高校の古文で
ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず『方丈記』で
すべてのものは常に同じじゃないって
大昔の人も私と同じように感じていたんだーとうれしくなり
・・・なんて思慮深い少女だったんでしょうね(笑)
そして
つれづれなるままに~『徒然草』
”暇だなぁと感じながら1日中、硯にむかって
心に浮かんでくるとりとめもないことを,なんということもなく、書いていると
自分でも妙な感じがするほど,何かにつかれたような気持ちになるなぁ”
なんて面白いこと書くんだーーー
とね
パチンと引き込まれ、短大、国文学科に入ることになりました。
鍼灸のバイブル、中国の最古の医学書である
未病(まだなっていない病気を治す)って言葉が用いられた
『黄帝内経』に至っては、
これは、皇帝が何人かの学者に日常の疑問を問う形式で、書かれています。
「黄帝が問う・・
昔の人は、百歳をこえても衰えはしないと聞いたが、なぜ今時の人は五十歳ぐらいで皆衰えてしまうのだろうか?
師の岐伯が言う・・
と、Q&A方式が紀元前から存在していたなんてーー。
面白くないですか~
昨夜、旦那さんに熱く語りましたが
少しも面白くなかったようです(笑)
まあ私も、学問として原文を読むのが好きなわけじゃなく
世界観が好きな程度ですが
いい本は、何度読んでもいいですね!
ご興味ある方、『皇帝内経』の朗読会やりたいですね。
ふだん長文を書く方ではないのに、本のことで熱く書くことになるとは・・・
最後までお付き合いありがとうございました
かれん堂~はりきゅう・まっさーじ~