あたたかい子育てをしよう!
お母さんも先生もゆったり幸せに
兵庫県明石市の自宅サロン
「ちいさなハーモニー」
どひたかこです。
以前のブログで、「だんご3兄弟わかれわかれ実験」について書きました。
その中で、ただそっと抱きしめるだけで、子どもの心や体が調うという事をお話しました。
「ハグする」「抱きしめる」というのは、
本当にエネルギーがあるんです。
そっと抱きしめると、だんごさんの傷み具合もかなり少なくなります。
これで、3週間経っているんですからね。
さて、完全にだんごを辞めた三郎さん。
40日が経ちました。
いまだ、この状態です。
カビが生える気配すらありません。
これ、「愛着障害」と似ているかも?…と思いました。
先日、友人と話をしていたのですが、
「お店に来られる親子連れが気になる…。」という話を聴かせてくれました。
パパ、ママ、4歳くらいのお子さんの三人家族。
お子さんが1歳くらいの時は、店にやってくると、
「おばちゃーん!あのね。」と話しかけてきて、とても人懐こいお子さんだったそう。
ところが、だんだん大きくなるにつれて、
子どもさんの口数が少なくなり、
今ではほとんど、「うん。」「ううん。」くらいの受け答えしかしなくなっている。
お子さんの表情がだんだんなくなってきている。
パパ、ママも表情は乏しく、子どもに対する笑顔もほとんど見られない。
今、子どもは常にゲームを持ち、
ママもほとんどスマホを見ている。
パパは、あんまり子どもに関心がなさそう。
こんな感じらしいのです。
このお子さんの話と、「だんごの三郎さん」の様子がダブりました。
人の心って、柔らかいものです。
だから、
愛されてると思うと、ほわっと温かくなる。
辛いことがあると、悲しくなて涙が出るし、
思い通りにならないと、ギャーっと怒ることもある。
楽しみなことがあると、わくわくするし、
飛び跳ねたくなるほど、うれしい時もある。
その気持ちを
「そうかそうか、うれしいな。」
「そうかそうか、腹立ってるねんな。」
「そうかそうか、悲しかったんやな。」
「めっちゃ楽しみやな。」
と受け止めてもらって、やさしく抱っこしてもらったら、
愛着(アタッチメント)を獲得することができるんですね。
※愛着とは、養育者と子どもの間に情緒的なきずなが結ばれることです。
けれど、受け止めてもらう事がなかったとしたら・・・。
自分の心の動きを出しても仕方ない…意味がない…と感じちゃいますね。
すると、
「閉じます。」
つまり、環境によって「自分を閉じた状態」になります。
自分を閉じる・・・「自閉症」のような状態になることがある、という事です。
だからこそ、
そっと抱っこする。
「そうかそうか。」と気持ちをそのまま受け止める。
という事は、本当に大事なのです。
愛着を獲得できるように関わり方を意識すると、
柔らかい心を取り戻すことができます。
「だんご3兄弟、わかれわかれ実験」の三郎さんを
今日から抱っこして「そうかそうか・・・。」と話しかけてあげようと思います。
愛着障害の状態から抜けるかもしれません。
感じる心が戻って、カビが生えるかもしれません。
お母さんが迷ったり困ったりした時に開けてみてね。お役に立つ話がいくつかありますよ。
自宅サロン「ちいさなハーモニー」は、
JR西明石駅を20分くらい海の方へ行くとあります。
最寄り駅は、山陽電鉄藤江駅、徒歩で7分くらいです。
お車で来られる場合、駐車スペースがあります。
サロンでは感染予防のため、お1人様でご利用いただくようにしています。
ご家族やご友人の場合は、お二人でご利用いただけます。
ご予約可能日以外の日時については、
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「ちいさなハーモニー」