あたたかい子育てをしよう!
お母さんも先生もゆったり幸せに
兵庫県明石市の自宅サロン
「ちいさなハーモニー」
どひたかこです。
心の穴がうまると、自然と動き出すことができるようになってくるんです。
不登校もそう。
水が入ってないコップに美味しいカルピスを入れても、
喉がガラガラするだけで、
「からだにピース カルピス」
とは、ならないのと同じで、
心を潤す水が入っていないのに、
いくら「学校は楽しいよ。」とか「友だちも待っているよ。」とか言っても、
「からだにピース」じゃないですよね。
だから、どんな潤いをうめる必要があるのか、
じっくり考える必要があります。
お子さんの成育歴。
小さい時からの様子。(遊び方とか好きなこと、好きな場所などいろいろ)
家族構成。
兄妹が生まれた時の年齢。
幼稚園、保育所での様子。
入学してからの様子。
それぞれの時の両親や祖父母の関わり方・・・など。
でもね、一番言いたいのは、
「不登校になった時は、チャンスなんだ。」ってことです。
自分の心の足りない部分をわかってくれるタイミングか来たからこそ、
そういう行動になっているという事なのだと思うのです。
私がず―――っと前に担任した女の子、Aさん。
おとなしい人で何か困ることがあると、固まってしまうという事があったのですが、
それも学年が上がると軽減されてきました。
だから、もう適応できて、大丈夫じゃないか…と思われていたんです。
けれど、高学年になって2学期、教室に入れなくなりました。
もともと大きな音や強い光に敏感だったようで、
それが気になって入れないんだと聴きました。
だから、そのしんどさを軽くするために、出来ることは対処しました。
でも、入れないんです。
お母さんといろいろ話してると分かってきたことがありました。
妹がかなりの癇癪もちで、泣きわめくとお母さんやおばあちゃんの手が弟にとられてしまう事。
Aさんはおとなしいから、一人で遊ぶことが多いこと。
実はこれまでの学年でも、後半になると家を出にくいことが結構あったこと。
お父さんが単身赴任をされていたけれど、お仕事を変えるタイミングで家におられるようになったこと。
きっと、Aさんは妹のことも大切。お父さんお母さんのことも大好き。
おばあちゃんのことも大好き。
だから、知らない間に自分は我慢していたのではないかな?と感じました。
それで、ご両親とAさんだけの交換日記を提案しました。
ただ、「学校に行けるといいね。」のようなことは一切書かないで、
今日、お父さんはこんなことをしたよ、とか
今日のご飯の○○がおいしかったな、とか、
何でもない話を書いてくださいねとお願いしました。
そして、たまには、妹さん抜きでお父さんとお出かけもいいですね、と伝えました。
それからAさんは、少しずつ教室で過ごせるようになりました。
すると、気になっていた音に対しても
気になり度合いが低くなりました。
不登校など、お子さんのしんどそうな姿の裏には、
何か足りなくなっているものがあるかもしれません。
「からだにピース」になるように、
焦らずに観察したり、思い起こしたりしてみてくださいね。
一緒に思い起こすお手伝いもします。
お母さんが迷ったり困ったりした時に開けてみてね。お役に立つ話がいくつかありますよ。
「ちいさなハーモニー」
自宅サロン「ちいさなハーモニー」は、JR西明石駅を13分ほど海の方へ行くとあります。
サロンでは感染予防のため、お1人様でご利用いただくようにしています。
ご家族やご友人の場合は、お二人でご利用いただけます。
ご予約可能日以外の日時については、
公式LINEやお問い合わせフォームでお問い合わせください。