『お前たちも大きくなるほどに大丈夫の人にならなくちゃね』
ジイタンだよ 
ジイタンさっきね、大阪府の橋下知事とNHK側とが物議をかもしたときのテレビをね、ネットで再生して見てみたよ。
フッとね、なんだか見たことあったようなシーンだなって思ったら、ジイタンも若いとき、何かの集まりで彼のようなやりとりを周りの人たちとやったことあるのを想い思い出したよ。もちろんジイタンの個性と彼の個性とは違うから、取った言動も自ずと違うけど、雰囲気は似ていたね。
そんなことを想い出しながら彼を見ているとね、ジイタンも若かったな、若気の至りだったなって気恥ずかしい思いで、ちょっとヒヤヒヤしながら見ていた。
彼ももう少し大人になれば、若くて幼い“あのころ”を想い出して、気恥ずかしい思いをするときが来るんだろうね。
でもまあ今はあれでいいんだろう。これからはどんどん各界で、若い人たちが台頭してこなくちゃね。古い老害たちに舵取りを任せていたんじゃだめだからね。時代の流れも読めずに、事なかれ主義やってるうちにどんどん下降線をたどるような老害たちに任せていたんじゃダメだから。![]()
ただ一つね、遅刻したことを「こちらの責任じゃない」って言ったのはよくないね。これはよくない。
公務だろうが何だろうが、自分には一点の責任もないなどということはないものだし、また仮にそうだとしても、私の責任ではないと開き直るようでは幼稚のそしりを受けて当然だよね。 おそらく“私が悪い”と言ってしまうとこちらが負けになるという、弁護士特有の計算が自然に働いてああ言ったんだろうね。でもそれじゃまだまだ未熟な弁護士だね。いや、未熟な人間だね。
私がすべて悪いんです、と言うのも下心が見え見えだけど、私は悪くないと開き直る態度は、みんなから信頼される“大丈夫”の人とは程遠い“小人”の器だよ。お前たちも大きくなるほどに大丈夫の人にならなくちゃね。