"Contact" Theatrical Trailer (1997)
Contact (1997) Launch Scene
Contact Space Travel (HD)
Contact Scene
CONTACT (1997) Explained
【解説】コンタクト(1997)は何が傑作なのか 何を伝えたかったのか?
【ネタバレ有】【Contact】【宇宙】【インターステラー】
2023/01/27
楽器のたてごとの星座。
夏の空の高いところでもっとも明るく輝いている星が
「こと座」のベガである。日本ではベガは七夕のおり
ひめ星として有名だ。ベガのわきに平行四辺形のよう
に並んでいる4つの星とあわせて「こと座」になる。
「こと座」のベガ、「わし座」のアルタイル、
という。
七&四=11
三&三=6
私たちからベガまでの距離は25光年、アルタイルまでは17光年です
(1光年とは光が1年かかって届く距離のことで、約9兆5千億km)。
そして、二つの星の間のじっさいの距離は15光年になります。
すなわち、宇宙でいちばん速い光(秒速30万km)でさえも15年も
かかる距離ですから、一晩のうちに二つの星が近づいて会うわけ
にはいきません。
伝説のお話は美しいのですが、7月7日の夜、七夕の星たちをずっと
見ていても、残念ながら二つの星が会うことはありません。
なお伝説では、7月7日が雨の時にはカササギが天の川にその
つばさで橋をかけて織女を渡します。この橋は、現在の星座では
はくちょう座の羽のところです。
また、ベガとアルタイル、はくちょう座の1等星デネブの作る
三角形を夏の大三角とよびます。
天体名 | 大きさ | 距離 | 距離(光速基準) | 備考 |
---|---|---|---|---|
地球 | 1万3000km | --- | --- | 周囲は4万km |
月 | 3500km | 38万km | 1.3光秒 | --- |
太陽 | 140万km | 1億5000万km | 8光分 | --- |
おりひめ星 | 800万km | 240兆km | 25光年 | 周囲に塵でできた円盤が広がっている |
---|---|---|---|---|
ひこ星 | 500万km | 150兆km | 16光年 | 織り姫星との距離は17光年 |
8&2&4&5&1&5=14&11=25・・・2&5=7
2&5&1&6=14(7 7)(11×7)
名前の由来はアラビア語
多くの星と同様に、ベガの名前もアラビア語に由来しています。
シリル・グラッセ著「イスラム新百科事典」によると、ベガは
アラビア語の「wāqi’」という単語の音訳のようです。 これは、
17世紀半ばにエジプトの天文学者Muḥammad al-Akhṣāṣī al-
Muwaqqitが出版した星のカタログ「Al Achsasi al Mouakket」
に記載されている、「落ちてくる鷲」を意味する「an-nasr
al-wāqi’」という言葉に由来しています。
明るい星、ベガに関する7つの事実 | Heading (headinghometodinner.org)
こと座のベガからでその電波信号が2から101までの
素数であることに気づきます。
2&1&1=4(2 2)(11×2)
公開 | 1997年7月11日 1997年9月13日 |
---|---|
上映時間 | 153分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
1&9&9&7&7&1&1=35
1&9&9&7&9&1&3=39
35&39=74・・・7&4=11
“深くて楽しい”エンターテインメント
『コンタクト』は天文学者でSF作家でもあるカール・セーガン
の原作を、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1980年)
や『フォレスト・ガンプ/一期一会』(1994年)で知られる
ロバート・ゼメキスが監督した、1997年製作の異色SF映画だ。
地球外生命体がいたら、どう人間と“接触”するか?を科学と
宗教で考えるSF映画『コンタクト』 オスカー俳優ジョディ
・フォスター×マシュー・マコノヒー共演© BANGER!!!
地球外知的生命体(いわゆる宇宙人)との接近遭遇を描いた
映画といえば、何と言ってもスピルバーグの『未知との遭遇』
(1977年)やメルヘンタッチの『E.T.』(1982年)だろう。
しかしセーガンは専門家だけあって、そういった良くも悪くも
ウソっぽい宇宙人像とは一線を画し、もし宇宙に知的生命体が
存在するとしたら、どうやって人間とコンタクトをとるだろうか?
を科学的に考えた。つまり、限りなく真実味のあるフィクション
として再現してみせたのが『コンタクト』なのである。
とはいえ、難しいところは一つもない。さすが数多くのSF小説
や科学書を通じて、一般の人にもわかりやすく科学を解説した
セーガン博士である。そのうえ監督が『フォレスト・ガンプ』
のように哲学的なテーマを笑える娯楽映画にしてしまう名人
ゼメキスだけあって、誰にでも楽しめるエンターテインメント
に仕上がっている。
天文学者がキャッチした“謎の電波”は宇宙人からのコンタクト?
地球から太陽系へ、銀河系から遙か宇宙の彼方へと引いていった
カメラが、ついにはエリーの瞳の中から出て来るという、空間の
スケールを魔法のように変えてみせたオープニングが素晴らしい。
さて、本当に宇宙には人間の他に知的生命体がいるのだろうか。
『コンタクト』の中に次のような答がある。“もし我々だけなら、
空間がもったいない”
(If it’s just us, it seems like an awful waste of space.)。
残念ながらカール・セーガンは映画の公開を待たずに亡くなったが
(本人の出演場面も用意されていたが間に合わなかった)、博士も
映画の出来にはきっと満足しただろう。
文:齋藤敦子
『コンタクト』はCS映画専門チャンネル ムービープラス
「特集:SF映画傑作選」で2024年2月放送
古代ギリシャのピタゴラスは、宇宙を指すのに「kosmos コスモス」
という語を用いた最初の哲学者だと言われている。この背景を説明
すると、古代ギリシャでは「コスモス」という言葉は、調和がとれて
いたり秩序がある状態を表現する言葉であり、庭園・社会の法・人
の心などが調和がとれている状態を「kata kosmon(コスモスに
合致している)」と表現した。同学派の人々は、数を信仰しており、
存在者のすべてがハルモニアやシンメトリアといった数的で美的な
秩序を根源としていると考えゆえに、この世界はコスモスなのだ、
と考えてそう呼んだ。このように見なすことにより同学派の人々は、
一見すると不規則な点も多い天文現象の背後にひそむ数的な秩序を
説明することを追及することになった。その延長上にプロラオスや
エウドクソスらによる宇宙論がある。
唐においては、景教(ネストリウス派キリスト教)・マニ教とあわせて
三夷教、その寺を三夷寺と呼び、国際都市長安を中心に多くの信者
を有した。西北部に居住するトルコ族の国ウイグル(回鶻、現在の
新疆ウイグル自治区)では、マニ教とともにゾロアスター教も広く
信仰された。
吐火羅・舎衛などのペルシア人が古代日本にも訪れており、なんらか
の形での伝来が考えられている。松本清張は古代史ミステリーの代表
的長編『火の路』でゾロアスター教が日本に来ていたのではないかと
いう仮説を取り入れている。イラン学者伊藤義教は、来朝ペルシア人
行われる達陀の行法は、ゾロアスター教の影響を受けているのでは
ないかとする説を提出している[67]。