池江璃花子選手を襲った悲劇・「全国がん登録」最新データ公表 | ☆ sweet home ☆

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池江璃花子選手を襲った悲劇 「白血病4割以上が根治」と専門家

2019.2.12 15:56週刊朝日

池江璃花子選手(c)朝日新聞社

 

2020年東京五輪が来年に迫るなか、衝撃が走った。

 競泳女子のエース、池江璃花子選手(18)が12日、自身のツイッターで白血病と

診断されたことを明らかにした。その全文は以下の通り。

<応援してくださる皆様、関係者の皆様へご報告があります。日頃から応援、

ご支援を頂きありがとうございます。この度、体調不良としてオーストラリアから

緊急帰国し検査を受けた結果、「白血病」という診断が出ました。私自身、未だ

に信じられず、混乱している状況です。ですが、しっかり治療をすれば完治する

病気でもあります。
 今後の予定としては、日本選手権の出場を断念せざるを得ません。今は少し

休養を取り、治療に専念し、1日でも早く、また、さらに強くなった池江璃花子の

姿を見せられるよう頑張っていきたいと思います。これからも温かく見守って

いただけると嬉しいです。>

 今後は少しの間休養を取り、4月の日本選手権について「出場を断念せざるを

得ません」との方針を示した。東京五輪の出場も危ぶまれることが予想される。

 15年世界選手権では中学生で日本代表入り。16年リオ五輪でも100メートル

バタフライで決勝進出を果たすなど急成長。昨年インドネシアのジャカルタで

開かれたアジア大会では、日本勢最多となる6冠で大会MVPに選出されるなど、

飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍を続けていた。来年の東京五輪でも金メダル最有力

――そんな稀代のエースを襲ったのは、生活習慣や環境とはほとんど関係なく

発症するとされる白血病だった。

 鍛えられた肉体と精神をもったスポーツ選手だか、これまでにも白血病と闘った

アスリートたちがいた。アルビレックス新潟の早川史哉選手は、入団1年目に急性

リンパ性白血病と診断された。約1年半に及んだ治療を経て、現在、完全復帰に

向けトレーニングを続けている。格闘家のアンディ・フグさんは、2000年、急性前

骨髄球性白血病を発症。35歳で亡くなっている。

 

白血病は、いわば「血液のがん」。池江選手のように若い世代で罹患する人も多いが、

15歳未満の子どもがかかる小児がんで見た場合、最も多いのがこの白血病だ。

骨髄の未熟な造血幹細胞ががん化し、無制限に増える疾患。正常な血液が作れなく

なり、貧血や発熱などの症状が現れる。だが、近年、治療技術や薬剤は格段に進歩している。

<しっかり治療をすれば完治する病気でもあります>

 池江選手がツイッターで力強くそうつづったように、かつて「不治の病」とされた白血病

は、移植技術などの進歩で、いまや「治る病気」になった。ここでは、白血病の治療に

ついて解説する。

*  *  *
 血液がんは、血液の材料になる造血幹細胞や、白血球などの血球成分が悪性化する

病気だ。さまざまな種類があるが、白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫の「3大血液がん」

が大半を占めている。

 白血病は、血液の製造工場にあたる骨髄ががん化した白血病細胞に侵される。

放射線被ばくやウイルス感染などによる発症もあるが、多くは原因がわかっていない。

正常な血液が作れなくなるため、貧血、白血球減少による発熱などの感染症状、出血

などの症状が表れる。

 発症者数は年間約1万1千人で、ほかのがんに比べると少ない。小児期や青年期に

かかるがんのトップだが、北海道大学病院血液内科教授の豊嶋崇徳医師は

「50代以降の発症も多い」と話す。

 がん化した血球成分の種類によって大きく「骨髄性」と「リンパ性」に分かれ、また

進行の速さなどにより「急性」と「慢性」に分類される。日本の成人に最も多いのは

急性骨髄性白血病、次いで慢性骨髄性白血病だ。

「かつて白血病は不治の病というイメージがありましたが、今は4割以上が根治

できるようになりました」(豊嶋医師)

 血液がんは全身病で、早期でも固形がんのように手術で切り取れないため、

抗がん剤を使った薬物治療が中心になる。

 通常、急性白血病の薬物治療は、まず強い抗がん剤を7~10日間投与して血液中

の白血病細胞を一気に殺し「寛解(骨髄中の白血病細胞が骨髄全体の5%未満まで

減った状態)」に持ち込む。正常な血球成分が回復したら、わずかに残る白血病細胞

を一網打尽にすべく、再び抗がん剤を投与する(地固め療法)。その後は弱めの

抗がん剤を1~2年投与する維持療法で、根治を目指す。

 なお抗がん剤は正常な細胞も傷つけるため、嘔吐や脱毛、発熱といった副作用は

避けられない。そこで副作用を抑えるための抗菌剤や抗ウイルス剤の投与、輸血

なども並行する。一方、慢性骨髄性白血病は、イマチニブなどの効果が高い分子

標的薬が開発され、5年生存率が95%に向上している。

(文/熊谷わこ、今田 俊)

※週刊朝日ムック「手術数でわかる いい病院2015」から。医師の所属は当時 

https://dot.asahi.com/wa/2019021200091.html

 

 

池江選手の白血病、若年層がんの1位 完治へは骨髄移植、強い副作用も

2/12(火) 19:35配信

 

かつて「不治の病」とされた白血病は研究開発が進み、治る可能性の高い病気

になりつつある。「血液のがん」といわれ、固形がんのように手術では切除できず、

抗がん剤治療が主となるが、副作用は大きい。

 国立がん研究センターなどによると、白血病の患者は年間約1万人ほどで、

10万人当たり9・6人(平成24年の推計値)。ただ20代未満の若い世代では、

がんの種別で1位(21~23年調査)となっている。

 大半の患者の発症原因は不明だ。異常な白血病細胞が無秩序に増殖するため、

これを抑えることが治療の主な目的となる。進行が早い急性の場合、入院して

抗がん剤を点滴投与する。治療の影響で生殖能力を失うことがあり、精子や卵子

の凍結保存など温存治療も検討する必要がある。

 完治へ向けて「造血幹細胞移植」がある。骨髄の中の同細胞を入れ替えるため、

抗がん剤治療より強い副作用があり、嘔吐(おうと)や脱毛など体への負担は大きい。

日本骨髄バンクによると、移植を求める患者は2930人で昨年末現在、ドナー

(提供者)登録数は約49万人。ドナー数は十分のように見えるが、同バンクの広報

担当者は「適合しない場合や、登録者が途中で辞退する人もおり、待っている患者

はいる」と説明する。

 白血病に詳しい北海道大病院血液内科の豊嶋崇徳(てしま・たかのり)教授の話。

急性白血病は若年層に多いがんの代表だ。非常に進行が早いことで知られるが、

約7~割の患者は抗がん剤治療で白血病細胞が消える『完全寛解』の状態となる。

その後も抗がん剤治療を半年から2年程度継続することで、約3~4割は根治が

可能だ。また、抗がん剤治療のほかにも、骨髄移植の選択肢もある上、新たな治療法

の開発も進んでいる。期待が大きい選手ではあるが、まずは治療に専念すべきで、

競技継続は難しいものがあると言わざるを得ない。国民は完治することを祈りながら、

治療に専念できる環境を整えることが重要だ」

最終更新:2/13(水) 7:39
産経新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190212-00000577-san-hlth

 

 

渡辺謙、吉井怜ら白血病から復帰…白血病を患った主な著名人

2/12(火) 14:55配信

 

競泳女子のエース、池江璃花子(18)=ルネサンス=が12日、自身のツイッター

を更新し、白血病を患っていることを公表した。

【写真】池江のライバルが2ショット写真でエール

 俳優の渡辺謙(59)は1989年に急性骨髄性白血病を発症。その後、再発

するが95年に2度目の復帰を果たし、現在も一線で活躍している。

渡辺謙、吉井怜ら白血病から復帰…白血病を患った主な著名人

渡辺謙

 

 女優の吉井怜は、2000年に急性骨髄性白血病を発症し、01年に骨髄移植

を受け現在至っている。

 ◆白血病を患った主な著名人

 1985年 夏目雅子さん(女優)
      89年 渡辺謙(俳優)
 2000年 吉井怜(女優)、アンディ・フグさん(格闘家)

 01年 岩下修一(プロ野球選手)
 04年 中島忠幸さん(カンニング)、市川團十郎さん(歌舞伎俳優)
 05年 本田美奈子.さん(歌手)
 09年 浅野史郎氏(宮城県知事)

 11年 長島和幸(レスリング)
 14年 服部海斗さん(プロボクシング)
 16年 早川史哉(サッカー選手)

 ※肩書きは当時

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190212-00000072-sph-ent

 

 

 

itou kino @ItouKino 18 時間前

江戸川区の西小岩で育っている

311当時、彼女は10歳だった

首都圏の公立校は休みにならなかったから、

数十万人の子供が被ばくしている

まだまだ終わらない

これからも、こんなニュースが続くだろう

 

 

 

安倍首相、TOKIOと撮った記念写真が話題 「センター張ってるやん」「新メンバー感」

2018/12/29(土) 11:27配信

Instagramでの投稿。

安倍晋三首相が12月28日、総理大臣公邸でアイドルグループ・TOKIO

4人と懇談し、一緒に撮った写真をTwitterに投稿した。毎日新聞などに

よれば、自民党の月刊女性誌「りぶる」の企画で実現した懇談会だという。

東日本大震災のあと、福島県の復興支援の一環として農産物をPRする

仕事に携わってきたTOKIOのメンバーから「DASH村の思い出、福島への

熱い思い」を聞いたという安倍首相。「私も胸が熱くなりました」と綴った。

最終更新:2018/12/29(土) 11:27
ハフポスト日本版

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181229-00010000-huffpost-soci

 

DASH村村長・・・三瓶明雄さん

白血病で死去

 

 

江戸は穢土

http://my.shadowcity.jp/2019/02/post-14763.html

 

 

 

 

 

 

小児・AYA世代のがん罹患

2018年05月30日

 

小児がんは一般的に0~14歳のがんを指す。AYA世代(adolescent and young adult;思春期・若年成人)は

15歳から20歳代、30歳代を指すことが多く、ここでは15~39歳)。がんは通常、悪性の腫瘍を指すが、

小児など若年のがん統計では良性・良悪不詳の脳腫瘍を合わせて含むことがある。

ここでの罹患率は良性・良悪不詳の脳腫瘍を含む。

 

2.小児・AYA世代のがん種の内訳の変化

 

小児期からAYA世代にかけてがん種の内訳は大きく変わる。

特に女性では20歳~30歳代にかけて乳がん、子宮頸がん、

甲状腺がんが増え、その変化が大きい。

 

●罹患率が高いがん種は順に[全がんに占める割合]*

  1位 2位 3位 4位 5位
0~14歳
(小児)
白血病
[38%]
脳腫瘍
[16%]
リンパ腫
[9%]
胚細胞腫瘍・
性腺腫瘍
[8%]
神経芽腫
[7%]
15~19歳 白血病
[24%]
胚細胞腫瘍・
性腺腫瘍
[17%]
リンパ腫
[13%]
脳腫瘍
[10%]
骨腫瘍
[9%]
20~29歳 胚細胞腫瘍・
性腺腫瘍
[16%]
甲状腺がん
[12%]
白血病
[11%]
リンパ腫
[10%]
子宮頸がん
[9%]
30~39歳 女性乳がん
[22%]
子宮頸がん
[13%]
胚細胞腫瘍・
性腺腫瘍
[8%]
甲状腺がん
[8%]
大腸がん
[8%]
元データ:小児・AYA世代のがん罹患データ(エクセルのrateシートを参照)

 

https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/child_aya.html

 

 

 

「全国がん登録」最新データ公表 福島県で胃がんは3年連続で「有意に多発」していた

 明石昇二郎 2018年10月5日

 

最新の2014年「全国がん罹患モニタリング集計」データが9月15日に公表された。

このモニタリングデータは、東京電力福島第一原発事故で被曝した福島県民に、

健康面での影響がみられるかどうかを検証するためにも使われるとされている。

最新データを使い、さっそく検証してみることにした。

 

「全国がん登録」最新データ公表

『週刊金曜日』2018年3月9日号に拙稿「福島で胃がんが多発している」が掲載

されてから、半年が過ぎた。

この記事は、国の「全国がん登録」(全国がん罹患モニタリング集計)データを検証

したところ、東日本大震災とそれに伴う東京電力福島第一原発事故が発生した

2011年以降、福島県で胃がん患者が多発していることが確認されたため、その

事実を報じたものだ。

検証したのは、2008年から2013年までの年分のデータである。

単に患者数が増えているだけではなかった。統計的に有意な多発状態にあった。

当該記事ではデータの出典も明らかにした。つまり、疫学や統計学の基礎知識が

あれば、誰でも記事の真贋(しんがん)を確かめることができる。

 

胃がんは3年連続で「有意に多発」

最新の2014年「全国がん罹患モニタリング集計」データが、国立がん研究センター

のホームページ上で公開されたのは、9月15日(土)のことである。

日本のがん罹患率は、5歳ごとの年齢階級別に集計されており、人口10万人当たり

何人発症しているかという「人数」で表わされる。

まずは、2013年の段階ですでに多発が確認されていた「胃がん」について、改めて

検証することにした。全国の「胃がん年齢階級別罹患率」と福島県の同罹患率を比較

してみたのが、次の【表1】だ。

男女ともにさまざまな年齢層で全国平均を上回っている年齢階級が散見される。

 

次に、全国と同じ割合で福島県でも胃がんが発生していると仮定して、実際の罹患数

と比較してみる検証を行なってみた。疫学(えきがく)の手法で、「標準化罹患率比」

(標準化発生率比ともいう。略称は「SIR」)を計算する方法だ。全国平均を100として、

それより高ければ全国平均以上、低ければ全国平均以下を意味する。

福島県の胃がんについて、2008年から2014年までのSIRを計算してみた結果は、

次の【表2】のとおり。

2011年を境に、男女とも全国平均を大きく超えてしまっている。ちなみに国立がん

研究センターでは、SIRが110を超えると「がん発症率が高い県」と捉えているようだ。

そこで、このSIRの「95%信頼区間」を求めてみた。いよいよ疫学の専門領域に突入

するわけだが、一般向けに分かりやすく言えば、それぞれのSIRの上限(正確には

「推定値の上限」)と下限(同「推定値の下限」)を計算して出し、下限が100を超えて

いれば、単に増加しているだけではなく、「統計的に有意な多発」(=確率的に「偶然」

とは考えにくい多発)であることを意味する。

その結果は次の【表3】のとおり。福島県では、2012年と2013年に引き続き、

2014年も胃がんが男女ともに「有意に多発」していた。3年連続の「多発」である。

 

悪性リンパ腫と白血病は「小康状態」

続いて、「悪性リンパ腫」と「白血病」を検証する。

福島県の悪性リンパ腫について、2008年から2014年までのSIRを計算して

みた結果は次の【表4】のとおり。

 

SIRが110を超えている2013年男性の「95%信頼区間」を求めたところ、下限は

97・3であり、100を超えていないため「有意に多発」しているとは言えなかった。

また、男女ともに増加傾向にあった罹患数にしても、2014年の男性は減少、

女性は横ばいである。

同様に白血病に関しても、SIRを示す【表5】。

白血病の罹患数は2011年以降、男女ともに右肩上がりで増えていたが、2014年

になって減少に転じている。SIRも100を超えていない。

以上のように、悪性リンパ腫と白血病は増加が収まり、小康状態だった。

一方、多発していたのは次の4種類のがんである。

「甲状腺がん」

「前立腺がん」

「胆のう・胆管がん」

「卵巣がん」

 

甲状腺がんは男性で「有意に多発」

2013年までの時点で、SIRが100を超えている年があるがんには、ここまで検証

してきた胃がん、悪性リンパ腫、白血病に加え、甲状腺がん(男女)、直腸がん(男)、

多発性骨髄腫(男)、前立腺がん(男)、胆のう・胆管がん(男女)、卵巣がん(女)があった。

若年層における多発が懸念されている「甲状腺がん」だが、SIRとその「95%信頼

区間」を求めた結果が次の【表6】である。

 

 

罹患数が増加し続けた結果、2014年の男性でついに「有意に多発」するに至っていた。

女性にしても、SIRは年々上昇している。参考までに、全国の「甲状腺がん年齢階級

別罹患率」と福島県の同罹患率を比較し。たものも【表7】として示しておく。

東京電力福島第一原発事故後、福島県が県内全ての子ども約38万人を対象に実施

している甲状腺検査を受けていない年代にも、甲状腺がんが増えてきているのがわかる。

「前立腺がん」は、2012年の男性で「有意に多発」している。翌2013年に減少に転じ、

多発状態はいったん解消されたものの、2014年には再び罹患数が増えており、

今後の推移を注意深く見守る必要がある【表8】。

 

「胆のう・胆管がん」は、2010年、2013年、2014年の男性と、2009年、2014年の

女性で「有意に多発」していることが確認された【表9】。このがんは、2011年以前にも

福島県で「有意に多発」しているのが特徴だ。だが、近年はSIRが110を超え続け、

2014年に至っては男女揃って「有意に多発」している。特に注意を払う必要があるがん、

と言えるだろう。

「卵巣がん」は、2013年、2014年の女性で「有意に多発」している【表10】。

明らかな増加傾向にあり、罹患数もあと少しで200を超えてしまいそうな勢いだ。

こうした状況を、福島県保健福祉部・地域医療課ではどう捉えているのか。

コメントを求めたところ、同課の菅野(かんの)俊彦(としひこ)課長は、

「コメントはお断りさせていただきます」

とのことだった。

 

「福島県のがん」は増え続けている

米国のCDC(疾病管理予防センター)では、2001年9月の世界貿易センター事件

(同時多発テロ事件)を受け、がんの最短潜伏期間に関するレポート

『Minimum Latency & Types or Categories of Cancer』(改訂: 2013年5月1日。

以下「CDCレポート」)を公表している。

これに掲載されている「がんの種類別最短潜伏期間」を短い順に示すと、

【白血病、悪性リンパ腫】0・4年(146日)

【小児がん(小児甲状腺がんを含む)】1年

【大人の甲状腺がん】2・5年

【肺がんを含むすべての固形がん】4年

などとなっている。

 

CDCレポートに従えば、胃がんの最短潜伏期間は「4年」である。そうであるならば、

福島第一原発事故発生の翌年から多発し始めた胃がんの原因が「原発事故」で

あるとは考えづらいことになる。それとも、CDCレポートの知見を覆すような事態が、

現在の福島県で進行しているのか。その真相はいまだ不明のままである。

前立腺がん、胆のう・胆管がん、卵巣がんはいずれも「固形がん」に分類されるもの

で、これらの最短潜伏期間も「4年」である。最短潜伏期間を過ぎた2015年以降の

データが、原発事故による被曝と発症との因果関係を推定する重要なカギとなりそうだ。

男性の甲状腺がんは、「2・5年」の最短潜伏期間を過ぎた2014年の段階で

「有意に多発」するに至っていた。前述したとおり、女性のSIRも年々上昇している。

最短潜伏期間」の次にやってくるのは「平均潜伏期間」の山であり、原発事故による

被曝が関与しているのだとすれば、男性に続き女性でも2015年以降、「有意に多発」

している恐れがある。

最後にもう一つ、気になるデータを紹介しておく。全国の「全がん年齢階級別罹患率」

と福島県の同罹患率を比較したもの【表11】と、そのSIR【表12】である。

これは、すべての部位のがんを合計し、罹患率を弾き出したものだ。

見ると、2011年以降は罹患数もSIRも右肩上がりで増え続けている

となれば、今後もがん登録データの検証を続けていくほかあるまい。

【注】
SIRで多発が確認された福島県の胃がんや甲状腺がんだが、2014年版の

「全国がん罹患モニタリング集計」に掲載された都道府県ごとの年齢調整

罹患率では、福島県は特段目立った数値になっていない。
SIRは「標準化間接法」という計算方法であり、一方の年齢調整罹患率は

「標準化直接法」という計算方法で弾き出す。つまり計算方法が異なるわけだが、

なぜそうなるのか、理由は判明していない。
理由が判明し次第、このサイトで改めて報告することにするが、参考までに、

福島と全国の「胃がん」年齢調整罹患率を比較してみたところ、福島は年々

増加している一方で、全国は減少傾向にあるようだ。

2008年は男女ともに全国を下回っていたのが、2012年以降は逆転して

全国を上回っている【表13】。
福島と全国の「甲状腺がん」年齢調整罹患率の比較でも、2008年は男女

ともに全国を下回っていたのが、2012年にほぼ並び、以降は追い抜いて

男女とも全国を上回っている【表14】。

 

https://level7online.jp/2018/%E3%80%8C%E5%85%A8%E5%9B%BD%E3%81%8C%E3%82%93%E7%99%BB%E9%8C%B2%E3%80%8D%E6%9C%80%E6%96%B0%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E5%85%AC%E8%A1%A8%e3%80%80%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E7%9C%8C%E3%81%A7%E8%83%83%E3%81%8C/