さて、
前回のブログの続き
②肉体精神合わせて自分だと認識しているものを内側
外の世界を外側
と見た場合、
私たちは外側の世界を、
自分とは異なるものと見なして切り離しがちです。
そして一生懸命自分の内側だけをなんとかしようとします。
自己啓発セミナーに行ってみたり、
スピリチュアルに頼ったり、
ヨガをしたり運動をしたり、
本を読んだりYouTubeを探したり
良い情報を追い求め、なんちゃらジプシーになる人もいます。
自分の内側に変化をもたらすものには敏感で、
でも外側で起きる出来事には鈍感。
戦争も地震も他人事・・・
世界に疎い。
もしくは
世界はおかしい！
こういう人はおかしい！
何やってんだ！
と、やたらと攻撃的になる人もいます。
私もそうだったので責めているわけではありません。
でもそれをやっている限りは
どこかで必ず行き詰ってしまう。
限界突破はできないのです。
なぜなら、
私たちが外側の世界だと思っている世界もまた
私達自身であるから。
だからこそ、
世界の中の私
と言う感覚が必要です。
不思議なことに、
自分の内側が充実してくると
外側との境界線がうすくなります。
敵ではなくなるのですね。
そうやって、
私は私。
世界も私。
となる方法もあります。
でも、
外側も自分なのだからと
外側に目を向けていった方が
世界に機能する自分として
私は私。
世界も私。
と言う状態に
早くたどり着けるような気がします。
外に目を向けだすと
ただ同じ場に居合わせただけの人に
無神経ではいられなくなります。
些細なことで声をかけ
気遣い、あいさつし、労わる。
そして同じように返ってきて、
ここちよく
外側と内側が循環する。
世界は優しくて美しい
それは
尊さを感じ、感謝でいる状態。
尊く尊く
古からDNAの中に引き継がれてきた感覚。
今ここにいる自分に
今ここにある世界に
感謝する
もし、
内観をしているのにまだ足りない
と思う方がいましたら、
外に意識を向けてみてください。
政治に興味を持ってもいい。
何かに奉仕をするのもいい。
もっとも早く効果を実感できるのは、
見知らぬ人に声をかけてみること。
「寒いですね」
「大丈夫ですか？」
「このかばん素敵ですね」
そんな風に声をかけてみると、
内側のエネルギーが動き出すのを感じられます。
