骨盤底筋からのSOS?女性が見逃しやすいサインと対策 | 在米ふじ子のリタイア生活徒然日記と備忘録

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2024年に在米歴33年、62歳になり、長年勤務していた仕事をリタイアしました。アメリカのメディアに掲載された記事などで、おもしろいと思ったものを紹介したり、昔のことを思い出したり、今のリタイア生活について書いたりしています。ぜひお付き合いくださいね。

骨盤底筋からのSOS

 

2025年4月1日のHarvard Healthに「骨盤底筋SOS」という記事が掲載されていました。

骨盤底筋は、女性の健康にとても重要な役割を持つ筋肉ですが、この筋肉が弱くなっていても、最初は気づきにくいことがあるとのことです。

 

この記事では、骨盤底筋の弱りのサインや原因、そして予防や治療について解説されていました。

 

加齢も骨盤底筋が弱くなる原因になるとのことですので、将来、深刻な問題にならないためにも、この記事を参考にしたいと思います。

 

以前「骨盤底筋エクササイズのすすめ」というブログを書いていますので、併せてごらんください。

 

 

この記事のポイントは以下の通りです。

 

・骨盤底筋とは何か

 

骨盤底筋とは、恥骨から尾骨まで広がる筋肉の集まりで、骨盤の底でハンモックのように臓器を支えています。

 

主に次の臓器を支える役割があります。

  • 膀胱
  • 尿道
  • 子宮
  • 直腸

これらの筋肉が弱くなると、尿漏れや骨盤臓器脱などのトラブルが起こる可能性があります。

研究によると、女性の約6割が人生のどこかで骨盤底筋に関連する症状を経験するとされています。

 

・骨盤底筋が弱くなる原因

 

女性は男性よりも骨盤底筋のトラブルが起こりやすいといわれています。その理由のひとつは、膣という開口部がある構造です。

 

さらに、次のような要因も影響すると考えられています。

  • 妊娠や出産(特に経膣分娩)
  • 加齢
  • 更年期
  • 慢性的な便秘
  • 慢性的な咳
  • 喫煙
  • 肥満
  • 重いものを持つ仕事
  • 家族歴
  • 結合組織の弱さ

これらの要因は、骨盤底筋を伸ばしたり、組織を弱めたりする可能性があります。

 

・骨盤底筋が弱っているサイン

 

骨盤底筋の問題は、次のような症状として現れることがあります。

 

1 尿漏れが起こる

 

咳やくしゃみ、笑ったとき、運動したときなどに尿が漏れる場合があります。
これは「腹圧性尿失禁」と呼ばれ、骨盤底筋や尿道周囲の筋肉が弱くなることで起こります。

 

2 タンポンが使いにくい

 

タンポンがうまく固定できない場合もあります。

  • 膣の中に他の臓器が押し込まれている
  • 膣が広がりすぎている

といった状態が原因になることがあります。

 

3 膀胱や直腸を空にしきれない

 

排尿や排便のあとに「まだ残っている感じ」がある場合、骨盤臓器脱が関係している可能性があります。

代表的なものには次のような状態があります。

  • 膀胱瘤(膀胱が膣側へ押し出される)
  • 直腸瘤(直腸が膣側へ押し出される)

これにより、臓器がねじれるような状態になり、排出がうまくいかなくなることがあります。

 

4 膣の中に膨らみを感じる

 

膣の中や外に膨らみを感じる場合は、骨盤臓器脱の可能性があります。

中には

  • 「何かが下がってくる感じ」
  • 「卵やボールのようなものがある感じ」

と表現する人もいます。

 

ただし、骨盤臓器脱は軽い場合、自覚症状がないことも少なくありません。婦人科検診で初めて見つかるケースもあります。

 

・骨盤底筋のトラブルを防ぐためにできること

 

すべてのリスクを避けることは難しいですが、生活習慣によってリスクを減らすことは可能です。

次のような対策が勧められています。

  • 適正体重を維持する
  • 食物繊維と水分をしっかり摂り、便秘を防ぐ
  • 慢性的な咳の原因となる病気を治療する
  • 喫煙を控える
  • 妊娠中は医師と連携して健康管理を行う

日常の習慣が、骨盤底筋への負担を減らすことにつながります。

 

・症状がある場合の治療法

 

骨盤底筋のトラブルには、いくつかの治療方法があります。

 

‐骨盤底筋トレーニング・理学療法

 

専門家の指導のもとで行う骨盤底筋トレーニングは、多くの骨盤底トラブルに対する第一選択の治療とされています。腹部や背中の筋肉も含めてトレーニングを行うことで、骨盤を支える力を高めます。

 

‐ペッサリー

 

膣の中に挿入して臓器を支える医療器具です。尿漏れの軽減や骨盤臓器脱のサポートに使用されます。

 

‐手術

 

症状が重い場合には手術が選択されることもあります。膣や周囲の組織を修復し、臓器を元の位置に近づける治療です。

 

・早めの相談が大切

 

骨盤底筋の問題は、命に関わる病気ではないことが多いものの、生活の質に大きく影響することがあります。

 

しかし、早い段階で気づけば、さまざまな治療や対策の選択肢があります。「年齢のせい」と我慢せず、気になる症状がある場合は医療機関で相談することが大切です。

 

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