2026年1月23日のHarvard Healthに「ストレス食いを抑える方法」という記事が掲載されていました。
この記事は、ハーバード大学附属のMassachusetts General Hospitalに所属する登録栄養士のドナヒュー氏の説明をもとに書かれていました。
ドナヒュー氏は、感情的な摂食には生理的・心理的な背景があるとし、ストレス食いをやめるための具体策についても言及されていました。
つらい気持ちをやわらげるために食べ物を使う「ストレス食い」や「感情的な摂食」は、一時的には心が落ち着くように感じますが、慢性化すると健康への影響が心配になります。
私はストレスがあると甘い物をたくさん食べると自覚しているので、参考になりました。
この記事のポイントは以下の通りです。
・なぜストレスで食べたくなるのか?
1.ホルモンの影響
ストレスを感じると、副腎から「コルチゾール」というホルモンが分泌されます。このホルモンは、体にエネルギーを確保させようと働きかけます。
その結果、特に糖分の多い食品を欲しやすくなることがあります。甘いものを食べると一時的にエネルギーが補給され、ほっとした感覚が得られます。
2.過去の経験や習慣
子どものころ、つらいときにおやつを与えられていた経験はありませんか。また、周囲の大人が不安なときに食べ物に頼っていた姿を見ていなかったでしょうか。
私たちは知らず知らずのうちに、家庭や職場の「対処パターン」を学習しています。その積み重ねが、現在の習慣につながっている可能性があります。
・こんなサインはありませんか?
次のような傾向があれば、ストレス食いの可能性があります。
- 空腹ではないのに食べてしまう
- 退屈しのぎで何かを口にしている
- 食後に罪悪感を抱く
- 強いストレスの直後にすぐ食べる
- 体の活動量は変わらないのに体重が増えている
- 食べ物を頻繁に「ご褒美」にしている
心当たりがある場合は、まず「自分は今、何を感じているのか」に目を向けることが第一歩です。
・よくあるストレス食いのパターン
ストレスは、食べ方にも影響します。代表的なパターンは以下の通り。
‐ 無意識のながら食べ
テレビやスマートフォンを見ながら食べ続けてしまうタイプです。満腹感に気づきにくいのが特徴です。
‐ちょこちょこ食べ
一日中、少量ずつ食べ続けるパターンです。本人も気づきにくいことがあります。
‐夜遅くのドカ食い
日中のストレスがたまり、夜に一気に食欲が高まるケースです。
‐感情のピーク時の過食
強い怒りや悲しみを感じた瞬間に、急いで大量に食べてしまう状態です。満腹のサインを感じにくくなります。
‐逆に食事を抜く
強いストレスで食欲が落ちることもあります。その後、反動で過食に転じる場合もあります。
・気分によって欲しくなるものが違う?
ストレス食いには興味深い傾向があります。
- 落ち込んでいるとき → 甘いもの
- イライラしているとき → サクサク・パリパリした食感のもの
- 頭が疲れているとき → すぐエネルギーになる糖分
ストレス下では、野菜やタンパク質よりも、素早くエネルギーになる高カロリー食品を体が求めやすくなります。これは自然な反応でもあります。
・ストレス食いをやめるための具体策
慢性的なストレスや過食は、体重増加だけでなく、高血圧や心血管疾患などのリスクとも関連します。そこで、食べ物以外の対処法を増やすことが重要です。
1.まずは体を動かす
軽い散歩やストレッチでも十分です。運動はエンドルフィンの分泌を促し、自然に気分を和らげてくれます。
2.気をそらす工夫をする
音楽を聴く、シャワーを浴びる、友人と話すなど、短時間でできるリフレッシュ方法をいくつか持っておくと安心です。
3.睡眠を優先する
睡眠不足は食欲を高めます。疲れている日は特に、早めに休むことを意識しましょう。
4.呼吸や瞑想を取り入れる
深呼吸を3回するだけでも、心拍が落ち着きます。日記を書くことも感情整理に役立ちます。
5.専門家に相談する
自分一人で難しい場合は、カウンセリングを受けるのも一つの方法です。感情の背景を整理することで、新しい対処法が見えてくることがあります。
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