前のブログに書いた通り、私がバイリンガルの子育てで心がけたことの一つは、日本語補習校の宿題や勉強をする子どもの隣に私も必ず横に座り、いつでも質問に答えてあげられるようにすることでした。
前回のブログはこちら。
その他にも、子どもの日本語教育・日本語習得のため、心がけたことがいくつかあります。
ただし、これはあくまでも以下の前提があったからこそです。
1-子どもには『ビジネスでも使えるレベルの日本語を身に着けてほしい』という明確な目標があったこと。
そのため、日本語補習校、または日本語の塾の小・中の義務教育の学習過程を完了させる。
目標をどう設定するか、これは早い時期にご家族・ご夫婦・パートナー間で話しあって、お互いの認識を合わせておいた方がよいと思います。
『ビジネスでも使える日本語レベル』ということは、聞く・話すだけではなく、読む・書くもそれなりの水準が必要となるため、学習過程における親の関わり方が全く異なると思われます。
日本の小学校における学年別の新出漢字の数はだいたい以下のようです。
- 1年生:80字
- 2年生:160字
- 3年生:200字
- 4年生:202字
- 5年生:193字
- 6年生:191字
これにより、小学校の6年間で学ぶ新出漢字は、1,026字 (教科書は定期的に改訂されるので、改定時によって異なります)
中学校では、さらに約1,000字の漢字を学ぶそうです。
現地校の勉強や活動に追加して、2000字以上の漢字を学ぶのはかなり大変なことで、今振り返っても、子どもが日本語補習校に通っていた時は毎週、毎週、漢字の練習をしていたことを思い出します。
また、小1・2までは日本語補習校に在籍していても、小3,4年あたりで退学するお子さんが結構いました。
他の習い事との兼ね合いで継続が難しい、また、勉強が大変で子どもが辞めたいと言っているためなどの理由を聞きました。
経験という点では、日本語補習校に2,3年通うことは決して無駄にはならないでしょうが、小学校の途中で退学するのならば、もう少し優しいカリキュラムのところに行って、日本の文化を中心に学ぶという姿勢で続けるという方法もあります。
このように、ご家庭での考えや、お子さんの資質によって目標設定は大きく異なると思います。
2-子どもも『日本語の勉強は大変だけど、日本に行ったり、日本の漫画やアニメを見たり、日本のゲームをするのが大好き』であったこと
子どもが小さい時は『おかあさんといっしょ』や『あんぱんまん』などの幼児向け番組などを見て、その後、日本のアニメ(セーラームーンやプリキュアなど)、成長するにつれて、漫画を読むことにも興味を持ち、いろいろな漫画を読んでいました。
ゲームも日本語のゲームはあまり制限せずにOKとしていました。
その他のアメリカにあるさまざまな娯楽と比較しても、日本のアニメや漫画・ゲームを好んでいたので、子どもも日本語を学ぶ動機付けがあったと思います。
3-アメリカ人の夫が私の気持ちを尊重してくれたこと、そして、同じように子どもが日本語を習得することのメリットを感じていたこと
子どもの日本語教育は各家庭の方針や事情により大きく異なりますし、また、子どもの資質も関係するので、ここでお伝えするのはあくまでも我が家の場合であり、『同じことをした方がいいですよ』という、大それたことを言っているのではありませんので、ご理解ください。
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