聞きたい声
届けたいもの
流星群

雨のち曇りの時々晴れの
変哲もない日曜日

少しは強くならなきゃなぁと
下手な裏声、思い出の歌。



道路、街路樹、赤と白。

街灯、車、向かい風。

季節外れの蝉の音と、学生たちの話し声。

1人になった帰り道。

左手が少しあたたかい。






もう少し眠ろう

もう少し眠ろう

起き行く先には何もないから


もう少し眠ろう

もう少し眠ろう

落ち行く先で何の夢をみよう


今は帰らぬ人となり
去りし時間の夢が良い
笑って泣いたひと時で
心の穴をふさぐのです


もう少し眠ろう

もう少し眠ろう

看取ることなく
その逆もなく
たった1人で還るのです
わたしはひっそり灰になり
たましいだけが木に宿る

木漏れ日だけに手をのばす
ささやかすぎる陽の光
そのあたたかさだけを頼りに
呼吸するいきものになる

その姿は今と違わず
巡り回ってループする



もう少し眠ろう

もう少し眠ろう


もう少しだけ

ほんのちいさな幸せを探して