もう少し眠ろう
もう少し眠ろう
起き行く先には何もないから
もう少し眠ろう
もう少し眠ろう
落ち行く先で何の夢をみよう
今は帰らぬ人となり
去りし時間の夢が良い
笑って泣いたひと時で
心の穴をふさぐのです
もう少し眠ろう
もう少し眠ろう
看取ることなく
その逆もなく
たった1人で還るのです
わたしはひっそり灰になり
たましいだけが木に宿る
木漏れ日だけに手をのばす
ささやかすぎる陽の光
そのあたたかさだけを頼りに
呼吸するいきものになる
その姿は今と違わず
巡り回ってループする
もう少し眠ろう
もう少し眠ろう
もう少しだけ
ほんのちいさな幸せを探して