『フランス文学』で気づいた自我の衝突という「組織マネジメント論」のキモ。 | 桃太郎の慶応通信   【経済学部・68秋】泣き笑い奮闘日記!

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2014年秋入学◆時間がない中での勉強法など、みんなでシェアできるアイディアを日々つぶやきます。
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とにかく単位をとらねば・・と、なじみのある文学で
「カルメン」あたりを取り上げ
レポートをさらっと書くつもりだった。

しか~し、ここでハマってしまった~!

課題は恋愛小説なのだが
フランスは単なる男女の感情を超えた
深くて長い複雑な葛藤の歴史がある。
その文化的背景も強烈でハンパじゃない。

そこそこで切り上げ
とっととレポートを書けばいいものを
ジェンダー論、フェミニズム論はもちろん
サルトルとボーヴォワールのし烈な自我の衝突を
あぶり出した論文までネットサーフして
読みだす始末【苦笑】
もう止まらない・・!

オタクゆえ、
ハマるとどこまでも走るわが気質
もう~とことんまで行くしかないよね、と観念した【笑】。

しか~し、ここで文学の神さまと仕事の神さまが
がっちりと握手を交わしていたことに
気づく!

とある企業の組織改革が行き詰まり
危機感を感じたメンバーから助っ人として
呼びだされ、突破口を模索する役割が回ってきた。

縁があってかかわったからには
必ず結果を出す必要がある。

綿密なヒアリングを行い
カリスマリーダーが構築したその組織の中には
さまざまな種類の自我の衝突があり
それが、もつれにもつれて障害となっていることに気づいたのだ。

まず最初に、それを解凍する必要がある。
そこからソリューションの手順を提案。
トップの管理職はじめメンバーが本音を語りだし
一気に士気が上がる。
アイスブレイクの兆しだ!

もし、フランス文学にこれほどまでにハマって煩悶していなければ
このような解決策は生まれなかったに違いない・・!

人生って無駄が無いものなのだ!
必要があるから回り道をしているものなんだよね、きっと。

経営学でも、組織管理論でもなく、フランス文学が
組織改革のソリューションのきっかけを作ってくれるとは・・!
だれも想像だにしなかっただろうし
私もすごく意外だった!

リベラルアーツがすべての専門性の高い学問の素地になるというのは
こういうことだったのか・・!と実感した瞬間。

人間の感情が渦巻くビジネスの現場と
学問との間には時間的、文化的なかい離が生ずるものだ。
1+1が必ずしも2になるとは限らない。

真剣に部下や子供を育てた人なら男女問わずわかるよね?

特に、多様な価値観が交錯する、ビジネスという交通量の多い交差点では
どうやって、事故が起こらないように交通整理するかが
肝になる。

自分内部の感情のコントロールもしかり!

ところで、統計学を勉強しているうち
数学「ガロア理論」の素晴しい本を見つけてしまった!

もう、寄り道は留まる気配がない~笑。

言い訳と言われようが、後ろ指差されようが
本日の、結論は・・
「急がばまわれ・・・!」でした~【笑】!

直感を大事に、自分を信じて進もうね~~っ!



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