《グレートデン里親募集中》クララとあかきいのルーツを探る！

©Björn Doppke

(画像引用元:http://www.dog-training-center.de/)

ビックリせえへん？

あかときいとちゃうねんで。

ドイツにいるハルツァーフクス(Harzer Fuchs)っていう純血種やねんて。

(こちらは、あかときい)

昨晩、「あかときいにソックリな犬種がドイツにいます！」というコメントを頂いた。
以前から当ブログを応援してくださり、ONE LOVE ウォークでお目にかかったり、ブログで紹介した切ないパン屋さんに行ってくださった方が、現在ドイツで暮らされていて、あかときいにソックリな純血種を見つけたとおっしゃるのだ。

(画像引用元：http://www.harzfuchs.de/)

このハルツァーフクス。

古いジャーマンシェパードと言われる犬種で、古くから牧畜犬として人間と寄り添って生きてきた、まさにコンパニオンアニマル。知れば知るほどあかときいに容姿も性質も性格もソックリ。

(ルーチェ/母犬もよく似てるやん)

アンダーコートが深いこと、体重も24－28kgがスタンダードなこと、運動量が多いこと、一生を通して身体的かつ精神的な活動が必要不可欠であること、どれをとってもあかきいにソックリ。普段から、あかときいをトレーニングする上で「難しいなあ。あかときいは、いったい何の血が入っているんかなあ」と悩んでいることも、あかときいがハルツァーフクスだと思えばとてもよく理解ができる。

(わこ/妹犬はミニチュアハルツァーフクスやん)

ドイツの製薬会社で働いていた私にとって、ドイツはとても縁のある国。
その国で、あかときいによく似た犬達がいるなんて、おかしいかもしれんけどめっちゃ感動。

(ジャーマンシェパードやベルジアンシェパードタービュレンも同じ系統らしい)

残念なことに、現在ハルツァーフクスは絶滅危惧種として、レッドリストに掲載されているそう。
でも、たとえハルツァーフクスが絶滅したとしても、ハルツァーフクスと接した人達は絶対に彼らのことを忘れへんと思う。あかは天然やから割とマイペースやけど、きいは「なんでそんなに気を遣うの？」と胸が苦しくなるほど、毎日自分の仕事を見つけて敢行する。どんなに社会性のない無作法な預かりっ子でも、根気よく厳しく優しく面倒を見る姿に、私は日に何度も感動している。きっと、ハルツァーフクスと接した人達も、そんな想いを抱き続けるに違いない。