昨今、いわゆる「直売所」が話題となっている。
knケさんのご指摘を引くまでもなく、大いなる販売力を見せつけている。
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例えば今日伺った大手量販各社あわせて数十店舗にてpack花を委taku販売している会社さん@首都圏の、
このお彼岸の店舗別売上実績トップは地元の「直売所@会社の近所」であるという事実。
この会社は仕入れはアジア最大の卸売市場で行いながら、直売所にも出しているとのこと。
この直売所では、生産者からの持ち込みと、非生産者からの持ち込みで取引条件を違えていて、
非生産者の持ち込みの場合は量販とほぼ同率のマージンを取られるとのこと。
即ち、サプライヤーとしての取引条件は量販店でも直売所でも同じ。商圏も商品も販売単価も同じ。
更に言うと、単純な来客数では量販店の方が圧倒的に多い。それなのに。
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パック社長いわく、「直売所には本当に買おうという気がある人が集まっているようだ。」
この「直売所」の経営主体がどこなのか、聞くのを忘れたが、資産効率、費用対効果、どれを取っても
非常に効率的、名だたる量販店よりも(トータルの規模はともかく)経営的に良い状態と言えよう。
今、「直売所」はブームであり、消費者の心を捉えている。販売力のあるチャネルである。
生産者の皆さんに取っては更に、市場以外への出荷を大手を振って行えるという、大義名分もある。
ぜひ、直売所での販売を積極的にされるべきと思うし、そうした直売所が近くにない場合は、
仲間と協力したり、行政に働きかけて、直売所を設けるべきでしょう。
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直売所をブームにしている心理は、「メリットデメリット」ではない「危機感」「安心感」「ぬくもり」。
土の色、段ボールに手書き、日に焼けた顔、全てが商品価値の一部となり、全部となる。
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この「直売所」チャネルは、既存の流通チャネルに比べると、そうは言っても限定的な規模だが、
サプライヤーに「価値の第二軸」を与えることとなる。これがブームが去っても歴史に残る、
唯一無二のインパクトである。
これまでは「卸売市場」という一つの枠の中に、地域性であったり、市場ごとの特色を見出していたが、
根本的に問題となるところは同じで、「価格が正当なのかどうか、わからない」。
ここに「非・卸売市場」という対立軸を明確に加えることで、少なくとも価格の妥当性が検証できるし、
それに伴ってサプライヤーとしての交渉力も高まるはずである。
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私が当プロパガンダにて当初から問題提起している、「同一価値」に対する価格の「非同一性」、
この業界の最大のボトルネックが、解消される可能性を持つエポックである。
本当は、弊社の立場でそうしたことの実現もしたかったのだが、直売所には勝てない。
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勝てないけれども、それは当然、負けを意味するのではなく、「次の時代」にワープさせてもらった感覚。
タナボタ。
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何れにしても、価格の正当性をお客様にきちんと説明できるようでなければ、発展性はない。
現在のトレンドは発展に向けての良いトレンドであることは間違いない。
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ここのくだりは余談ですが、
ツイッター上で老舗花屋の大御所風の方が、卸売市場の大型化、及び機械式セリの普及が、
若いセリ人、若い買参人が花を評価する「審美眼」を育てない元凶だとおっしゃっていたが、
私からすると「So what?」である。
大御所を気取るのであれば、若い者を批判するのではなく、若い者を育てられなかった自らの世代を責め、
これからでも遅くはない、悔い改め具体的に行動べきである。
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一例だが、大手量販店は、「セール」と称し、オリエンタル百合を100円台で売りたがる。
一方、卸売の段階で1本1000円で取引されようとしているオリエンタル百合もある。
需要側と供給側、すなわち、作り手と使い手の、千差万別のニーズを交通整理し、マッチングする、
勝ち残る流通業者はそうしたマインドを持ち合わせた少数のところだろう。