青山真吾・フジトミ法人部部長=来週のニューヨーク金先物相場は堅調に推移しそうだ。
米中貿易摩擦や英国の欧州連合(EU)離脱問題など、世界情勢の不透明感が根強いことから、
安全資産とされる金は買われやすい。
こうした状況下で、金のETF(上場投資信託)残高は増加傾向にある。
想定レンジは1オンス=1276~1298ドル。
米国では来週、2018年10~12月期の国内総生産(GDP)速報値や19年1月の雇用統計などの
主要経済指標の発表が予定されているほか、
29日から2日間の日程で連邦公開市場委員会(FOMC)が開催される。
今年からFOMC後に毎回、連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見が行われる。
パウエル議長が会見で、利上げペースの鈍化を示唆するような発言をすれば、
ドル建てのNY金にとって追い風になる可能性がある。
英国のEU離脱をめぐっては、先行き不透明感が漂う。
最終的に英議会で修正案が可決されるのか、EU側がこれを承認するのかといった難題があり、
簡単には決着がつかないとみられる。(了) [時事通信社]