〔米欧石油市況・詳報〕WTI、1%高=ベネズエラ情勢不安―在庫増が重し(24日) | 人生の水先案内人

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【ニューヨーク・ロイター時事】2

 

4日の米欧石油市場の原油先物相場は、米国産標準油種WTIが反発し、約1%上昇した。

 

米国がベネズエラに制裁発動を示唆したことが相場を押し上げたが、米国のガソリン在庫が過去最高を記録し、

 

原油在庫も市場予想に反して大幅に積み上がったことが上値を抑えた。  

 

WTIの中心限月の清算値は、0.51ドル(0.97%)高の1バレル=53.13ドル。

 

英国産標準油種北海ブレントは、0.05ドル安の61.09ドルだった。  

 

ベネズエラの政治や経済の混乱が一段と深まる中、

 

米国はベネズエラの原油輸出に制裁を発動する可能性を示した。

 

この供給減少リスクが先物相場の支援材料になった。  

 

リッターブッシュ・アンド・アソシエーツ(米シカゴ)のジム・リッターブッシュ社長はリポートで「外交関係の不全が、

 

ベネズエラ産原油に米国が制裁を発動する可能性を高めると解釈された。

 

その通りになれば米製油業者が高いコストで代替調達を強いられる公算が大きくなり、WTI相場は上昇する」と分析した。  

 

既にイランが米国の制裁で打撃を受けている中で、ベネズエラの輸出が減少すれば、供給は一段と引き締まりかねない。

 

世界有数の大手資源商社、グレンコアとマーキュリー・エナジー・グループは、

 

ベネズエラとイランの供給をめぐる不安感が要因で、

 

この先数カ月は原油相場の変動性が高まると予想している。  

 

先物相場の重しとなったのは米エネルギー情報局(EIA)が発表した国内原油在庫。

 

市場予想(4万2000バレル減)に反して前週比800万バレル増加。ガソリン在庫は8週連続で増加し

 

過去最高の2億5970万バレルに膨らんだ。

 

過去4週間の需要は、前年同期から0.1%減少した。

 

(了) [時事通信社]