小橋啓・住友商事グローバルリサーチシニアアナリスト=シカゴ穀物市場は、
月末開催の米中閣僚級協議の行方を見守ることになる。
足元では、協議の進展期待を背景に、シカゴ大豆が900セント台をしっかり維持している。
ブラジルの生産高が予想した水準に到達せず、下方修正されていることも下支え要因になっている。
また、2019年の米農家の作付け予測では、
大豆からトウモロコシにシフトするとの見通しが出ており、これも強気の要因になる。
とはいえ、米中協議の内容を確認するまでは大きく相場が動くことはないだろう。
期近3月きりで900~930セントで推移するとみる。
一方、コーンは、独自材料に乏しく、大豆ほど地合いはしっかりしていない。
作付面積の増加予測を受け、供給が増える可能性が出てきた。
足踏み状態が続くとみられ、
期近3月きりは、370~390セントのレンジを予想する。(了) [時事通信社]