【シカゴ時事】
来週のシカゴ商品取引所(CBOT)の大豆先物相場は、月末に予定される米中閣僚級の貿易協議や南米の天候懸念を背景に、底堅く推移しそうだ。
週明け21日は、キング牧師生誕記念日で休場となる。
米中両国は30、31の両日、ワシントンで閣僚級の貿易協議を行う予定。中国の劉鶴副首相が訪米し、ムニューシン財務長官やライトハイザー通商代表部(USTR)代表らとの協議に臨む。
閣僚級協議を控え、中国による米大豆の輸入拡大など相場の支援材料となる観測が広がることも想定される。
一方、ブラジルでは乾燥した地域での降雨が期待外れだったことから、高温・乾燥天候への懸念が再燃。
アルゼンチン北部では大雨で作付けできなかった地域もあり、南米産の減産予測が目先、相場を下支えするとみられる。
こうした中、米政府機関の一部閉鎖が長期化し、需給報告や週間輸出成約高など穀物関連の統計発表が中止されている。
市場関係者はここ数週間、手掛かり材料を欠いた状態で取引を行っており、正確な需給動向を確認できない「手探り状態」(アナリスト)が続いている。
ロイター通信によると、米油実加工業者協会(NOPA)が15日発表した2018年12月の大豆圧砕高は1億7175万9000ブッシェル。
市場予想平均(1億7001万6000ブッシェル)を上回り、同月の圧砕高としては過去最高だった。
18日の清算値は次の通り。
トウモロコシ3月物=前週末比3.50セント高の381.75セント、
大豆3月物=6.50セント高の916.75セント、
小麦3月物=1.75セント安の517.75セント(了) [時事通信社]